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Aug 26, 2011

鎮静

小児科医の大事な仕事の一つです。
過不足なく鎮静をすること。
鎮静とは、端的に言うと、寝かせることです。

いろんな検査において、3-4歳以上くらいでは以前書いたプレパレーションなどを用いることで、寝かせなくても検査の協力を得られることが多いですが、それ以下の子供たち、または検査の種類によっては無理です。

そこで必要となるのが、お薬を使って寝かせる=鎮静です。
飲み薬なり、点滴薬なり。

もちろん、過剰な鎮静では呼吸抑制が起こることもあるので、厳重に様子を観察しながら、必要最小限の量を入れていきます。
検査が終わった後も、意識がハッキリするまではきちんと見て行く必要があります。

呼吸抑制が起こらないように、でも検査の間はずっと寝てて安全に検査が出来るように。
小児科医の大事な仕事です。

新生児を回っている時は、哺乳時間を調節して眠くした上で必要であればシロップの薬を用いてMRI検査などをしました。
内分泌に移ってからは、だいたいがプレパレーションによって協力を得られる子たちばっかりだったので、鎮静を見たことはありませんでした。

今週は水曜日と今日と2回ほど鎮静の現場に遭遇しました。
たまたま、今から他科の患者さんの鎮静に行くんだよ、という先生に遭遇したりしたので。
そう、他の科(眼科、耳鼻科、形成、ERなどなど)でも鎮静が必要となると小児科にコンサルテーションが来ます。

小児の点滴・採血が出来ること、小児の診察が出来ること、小児を鎮静できること、小児の病気を診断して、小児の薬を使えること、他の科でもそうだけど、小児科も沢山の特殊スキル(?)が必要なんだなぁと改めて実感しました。

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