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Jul 28, 2013

先天代謝異常セミナー

というセミナーに出席して来ました。
難しかったーーー><

糖、脂肪、タンパク質などのエネルギーを上手く使えない疾患たち。
(あとは、その他の疾患もちょっとあったけど)
エネルギーが上手く使えないから、当然ながらいろんな病態を引き起こします。
いくつかの疾患は、新生児の時のマススクリーニングで検査されるようになりました。

でも、当然それ以外にも沢山の疾患がある訳で。
その可能性を考えないと、検査も出さないから、診断も付かない。
だから、小児科医/新生児医をするためには、どうしたって避けては通れない疾患たち。

なんだけど。
だからこそ、勉強に行ったんだけど。
だけど、難しかったーーー!!!

うーん。
勉強をするとっかかりは出来たかな。
自分で勉強をした上であと何回か行かないと理解できないだろうなぁ。
というか、それでも理解は出来ないかもしれない。
だけど、せめて、正しいタイミングで正しく疑えないといけないからなぁ。

Jul 21, 2013

NCPR

NCPR=新生児蘇生法

インストラクターを先日取得しまして、本日初めてインストラクターとして人に教えました。
沢山の先輩方と一緒だったので心強かった、はずが。
一緒のブースだった超先輩には、任せたからね!僕は少しだけ口を出す以外は何もしないからね、と言われ。。
完全にオロオロでした。。。

なんとかなった、と信じたいです。
初めてとは思えないよ、大丈夫、と言われたから何とかなったのだと思う。多分。

でも、やっぱり最初の流れのところで思わずBLS流になりそうになったり。
次々にシナリオをやっていくなかで、薬物治療が入ってるシナリオがすっ飛んでいたり。
あれ?でも、先輩と一緒に選んだから大丈夫だったはずなんだけどな。

ただ、みんながちゃんと躊躇わずに呼吸補助に入れて、必要なら胸骨圧迫が出来る。
30秒毎にちゃんと評価をできる、ということだけは出来るようになったんじゃないかな。

そして。半日しゃべり通しだったため、喉がカラカラ(笑)

人に教えるのはやっぱり難しいです。
自分がしっかりと分かっていないと、人には教えられないです。
それは、蘇生に限らず、何でもそうなんだけど。
(だから、普段の診療のことも、とにかく勉強だって思ってるんですけど。)
 
でも、こうでもしていかないと、蘇生だけでも忘れないでいないと、来年から困っちゃうから。 少しでも、先輩がたに近づきたいから。 少しでも、赤ちゃんの初期蘇生を出来る人を増やしたいから。

受講したい方がいれば、随時行います☆
出張もありらしいので、場所は問いません。
コメント or メールでご連絡ください。

Jul 15, 2013

学会

初の学会発表終了☆

去年からの、小児科地方会、医療セミナー、埼玉医学会に引き続き、本日初。
初学会、初ポスター。

しかし。
正確な統計処理が間に合わず。
発表後に、統計処理を某先生に習いに行くという、間に合わなさっぷり。
先生に、発表はもう終わってるから急がないです、って伝えたらビックリされたけど(笑)
後日nを増やしてから統計処理をします。あはは。

良かったのは、ちゃんと原稿なしでしゃべれたこと。
ダメだったのは、上記の統計処理と、スライド・ポスターの作り方からプレゼンのところ。(って、主立ったところほとんどだよね。。)

ネタからプレゼンまで、ありがたいことに、まだまだ上の先生におんぶに抱っこ。
そのうち、もうちょっと自分でもネタを生み出せるようになりたいな。
もう少しマシなプレゼンを作って、ちゃんとプレゼン出来るようになりたいな。

そして。
来月は某ミーティングで旅日記を、再来月は小児科地方会でケースレポートの発表。
旅日記はまだしも、ケースレポートは実は初めて(今まで、実験をしましたとか、統計を取りました、とかばっかり)なのです。頑張ろう。

Jul 8, 2013

回復!

長かった。
丸4日お休みをして、解熱しました。
目は軽ーく赤いけど、目やにも出ないし、昨日当直から復帰です。
主要症状がなくなってから2日。経ったことにしよう(笑)

なんだか忙しい当直でしたが、回復できたことが嬉しかった。
朝になって、先輩方や看護師さんなどに1週間ぶりに会ったら、みんな口々に「大丈夫?」って目を覗き込むんですよね。
そりゃそうか。

そうとう疲れていたのですよね。
大人にもなって、小児科医にもなって、アデノウイルスにかかるなんて。
でも、ほぼ全面的に回復できました☆

Jul 2, 2013

登校禁止

仕事柄、子供たちに、「しばらく学校とか幼稚園はお休みね」と告げることは多々あります。
水痘、インフルエンザ、などなど。

仕事だし、しかたないね、と思ってるので、いとも簡単に告げます。
が、まさか自分が言われようとは。明日から登校ならぬ、出勤禁止と言われました。
研修医始まって早々に、全く違う理由ですが、1ヶ月の出勤禁止となったことがありましたが。

当時と違って、今は外来もしていて、それなりの患者さんを診させてもらっているので、困りました。
必死に電話をかけまくり、謝罪をして外来日の変更をお願いをして。
変更が出来なかったお子さんは、お母さん宛に手紙を書いて外来の受付に託し、別の先生にお願いをして。(予防接種とか、他科併診とかでスケジュールが大事な子は変更できないから)

今回は原因が、アデノウイルスさんの結膜炎+発熱、と分かっているので、数日で復帰可能だと思います。
目は充血を通り越し、出血?みたいな状態になっていて、発熱・頭痛・倦怠感が著明。

そういえば、先週後半から、やたら涙がポロポロ出てた。
そういえば、週末からだるくてだるくて、出勤した時間以外は14時間くらい寝て過ごしていた。
そういえば、昨日の朝は なんでこんなに冷房が効いてるんだろう、って思って寒くてしかたがなかった。
そういえば、昨日の午後から頭痛がしていて、若干のふらつき・立ちくらみがあった。

でも、知らぬが仏。
昨日の当直中は、そんな状態ではありましたが、まさか体調が悪いだなんて思わず、気持ちの問題だと心から信じていたので、一睡も出来なかった当直でしたが乗り切れちゃいました(笑)
病は気から、というかなんというか。


そして、申し訳ないことに、他の先生方にご迷惑をかけながらお休みをしているのに、私自身は家で暇をしているという。。。
書かなければいけない抄録やら、作らなくていけないスライドやら、その辺りをサクサク終わらせる期間にします。

当直。。。

人は、自分自身で怖い思いをしながら成長をします。
とは、昨年の上司の先生が言っていた言葉です。

確かに、去年も初めて当直で自分一人で具合の悪い子を蘇生する事になった時から、度胸もついたし、成長したと思う。

そして。
今年は本日初めて、文字通り一睡も出来ずに当直をしました。
いえ、他の先生と比べたら大変ではないと思うのですが、タイミングが良くなかった。


夜中3時。
腸重積のお子さんの整復をしている最中に、その間に来院して待合室で待っていた風邪の子がけいれんをしてしまい呼ばれる、という事態に。

幸い、腸重積のお子さんの整復はほぼ終わっていて、後は看護師さんにお願いしても大丈夫なくらいだったとはいえ。

造影室から診察室へ走って戻って。
直ぐにラインをとって抗けいれん薬を投与し始めて。
次の薬で止まらなかったら、夜中だけど誰か先輩に電話をしよう、そう思った矢先、30分経過した時点で止まりました。

止まってからも上気道狭窄(抗けいれん薬の影響もあり、舌と喉の所が狭くなってしまって、息を吸うのが苦しい)になってしまい、経鼻エアウェイ(鼻から喉の空気の通り道まで入れるチューブ。舌を避けて空気を届けられる)を挿入するという事態になりましたが。。
でも、やはり去年NICUで1年やってきているからというのもあるのでしょうか。呼吸管理の段になれば、迷いや恐怖は無かったです。 (けいれんの時は、止まらなかったらどうしよう、いつ電話しよう、とか思ったけど)


腸重積の子を初めて一人で診て、初めて一人で整復して。
けいれんの子を初めて一人で診て、初めて一人で止めて。
(しかも、体調が悪かったという悪条件で)
少し度胸と自信はついたかな。