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Oct 31, 2007

国立感染症研究所

感染研@早稲田に行ってきました。
そこの中の、昆虫医科学教室、というところの先生方に私たちの研究のやり方などなどのアドバイスをいただき、予備実験を行う為の蚊の子供をもらってくる為です。

さすが専門家だけあり、話が難しくてついていくのが大変だったところもチラホラ。
とはいえ、研究のめぼしが一気についた感じがして、とてもすっきりです。
いやぁ、すばらしいです。

感染研には今後4,5ヶ月お世話になりそうな感じがあります。

それにしても、蚊(親も子も)を飼っているお部屋をみせてもらいましたが、決して気持ちいいものではないです。
イメージとしては、TOKIOの蚊取りのCMみたいな感じです。
蚊がたくさん飼われています。
子供たちは水槽で飼われていました。


やっぱり虫は嫌いです。
早いところ遺伝子だけにならないものかしら。
とはいえ、蚊を取ってくるのも大事なお仕事ですからね。
ダイビングばかりではなく、研究材料の採取(サンプリング)も頑張ります。

Oct 29, 2007

心電図の会

今日も心電図の勉強会に行ってきました。
先週よりはマシ、、かなぁ?
そう信じたいです。

やっぱり難しくって、先生の誘導に頼るところが多かったです。
質問の意味をつかみかねた時は隣の先輩の顔を見つめちゃったし(笑)
でも、ちゃんとなんとか、病名まで辿り着けました♪

『○○な気がするので、××だと思います』という言い方ばかりの私。

先輩のように、『○○のがあるので、××です』とテキパキと言えるようになりたいです。
憧れちゃいます*>_<*

Oct 26, 2007

ゲノム情報検索

この半年の私の実験対象は
「ソロモン諸島にいるハマダラカであるAnopheles farauti」

そして、彼らの遺伝子はほとんど分かっていません。
アフリカにいる親戚のAnopheles gambiaeは分かっているのですが、
なんせアフリカとソロモン(オーストラリアの東の島)では離れていますので、
あっちこっち違うんですよね。

私たちの目的は、farautiのVGSCという遺伝子を同定することでPCR法(遺伝子を増やして、検査をできる状態にする方法)をできるようにすることで、ソロモンやあの辺の地域の蚊が薬剤耐性なのかどうかを簡単に調べられるようにする、ということです。
VGSC遺伝子に変異があると、殺虫剤に耐性になります。
つまりは、殺虫剤が効かなくなります。


今日は、他のハマダラカ(Anopheles)のVGSC遺伝子が分かっていないのかを調べつくしました。

医学情報、論文などが一度に検索できるWebSiteがあるので、それを使います。
それが、意外と使い方が複雑で難しい。
いや、検索だからひっかかりはするのですが、自分が欲しいものをドンピシャで出すのがけっこう大変なんですよねぇ。
早くうまく使いこなせるようになりたいです。


アフリカにいるfunestusという種類は分かっていました。
ほかにも、微妙に分かっているものもありましたが、アジア周辺、オセアニア周辺は分かっていないようです。

さーて、どうしましょうね?
月曜日に先生ともう一度話し合いをして、方針を固めていくことになりそうです。

Oct 24, 2007

国府台牧場

今日は初めてフリセメらしいことをしました。
フィールドワークデイです。

懐かしの国府台牧場に行き、蚊の幼虫を捕まえてきました。
ソロモンの蚊でやる前に予備実験を日本でやって、練習するためです。

協同研究者のシノさんと共に、うっわー; とか言いながら確保。
今は研究室の冷蔵庫で眠っててもらっています。


虫の類は小学校の頃から嫌いで勉強を避けに避けてきた私には見分ける事はできません。
いざ取りに行っても、蚊の幼虫がどんなのか全く知らないし。。
どう生きてるのかも知らないし、どう見つけるのかも知らないし。
一人では途中で鬱になってたかもしれません。

シノさんと協同研究、という形になって良かったです。
蚊以外にも、今日は目の前にいきなり黄色っぽい大きな虫が飛んでて、蜂かと思って思わず叫んだら、それはアブだから刺さないから大丈夫、と教わりました。

へぇ。
でもやっぱり虫は気持ち悪いし嫌いです。

早く遺伝子を扱うだけの状態になりたいです。

Oct 23, 2007

フリセメ

さて。
フリセメが始まって早3週間ちょっと。
私の進捗状況をお知らせします。

1週目 10月1日~
初日、ムーンライトながらが地震の影響で止まったため、大幅遅刻。
が、あまりやることもなく、すぐ解散。
火曜日には学校に行って、論文を調べるということになるも、風邪でダウン。
結局この週はずっと風邪でダウン

2週目 10月9日~
火曜日に学校に登校。
研究テーマを決定する。
木曜日からは学祭のためのお休み期間であることを教授に伝えたところ、
わが研究室は5人ともお休みがもらえることに。

3週目 10月15日~
火曜日までが学祭の為のお休み。
でも、私ともう1人は火曜ー木曜の日程でダイビングのライセンスを取りに。
そのため、この週は登校したのは金曜日Only。
研究テーマの方針が決定。

4週目 10月22日~
昨日も今日も登校して、先生と旅のことを打ち合わせ。
一応、こんな実験をしたいと思っています、ということは伝えた。


以上(笑)
すごくやっている人はすごくやっているみたいなんですが、
私はいたって楽チンというかなんというか(笑)
その分、勉強したりバイトしたり遊んだりして有意義な半年にしたいなぁ、とは思います。
教授も、やりたいことをやりなさい、って言ってくれてるし。

というわけで、1ヶ月が終わるのを前に一応現状報告でした。
実験が始まったりしたらまた違うのでしょうね。

Oct 22, 2007

心電図勉強会

私のいる研究室は至って自由です。
そのため、自分で何かしないとまずいかなぁ、という気になります。

先輩が心電図の勉強会があるよ、と教えてくれたので、行ってみました。

M5(5年生)がメインで、5,6人と循環器内科の先生でやっているものでした。
いやぁ、難しいです。
でも、面白いです。

去年、初めて循環器の勉強をしていて、心電図の意味が分かったときにはすごく感動しました。
その感動をもう一度味わうためにも。
将来のためにも。
心電図を読めるようになりたいものです。

ちなみに、この下の画像の心電図が今回私が当たったものです。


たぶん、知らない人にはちんぷんかんぷんだと思います。
左側の6つが、肢誘導といって、腕や足につけた電極から心臓の活動をみているもの。
右側の6つが、胸部誘導といって、胸につけた電極から心臓の活動をみているもの。

この12誘導の心電図を見て、どこが異常なのかを指摘し(所見を取る)、だからこういう状態が考えられるので、このような病気を疑って(鑑別疾患)検査をします、ということが言えれば合格。

今の私には、異常な所見を取る(所見を取る=ここがこう異常です、という指摘をする)ことも覚束ない状態です。

でも、やらないよりはやった方が成長はあるはず。
そう信じて頑張ってみることにしました。

そのうち、先輩みたいにきちんと心電図を読めるようになりたいです。

Oct 10, 2007

進級確定

今日で全ての試験結果が出揃いました。
4年の試験は無事全て合格し、進級が確定しました♪

これで全科目の勉強が終わったことになるんですよねぇ。
そんな感じが全然しません(キッパリ)

ちなみに、これで3月を死守しました。
再試がないので、1ヶ月フルに春休みですv

後は、病棟実習に出る前に来年受けるCBTの試験に受かるように、実習を有意義なものに出来るように、自分で勉強していかなくちゃなぁ。

Oct 9, 2007

周りの状況

他の研究室に行った人達の話を聞いて焦りました。
1週間でこんなに違ったら、半年後にどうなってるの?!
そんな気がしました。

みんなは、病院で回診に出たり、実験をもう組み立ててたり。
一方で私は1週間寝込んだ為、今日からスタートな訳ですが。

何にもしてないし。
病院とか行く研究室でもなければ、研究を頑張る訳でもなく。
自分で好きに頑張れって感じだから。
研究室自体は緩い所なの。
勉強、やっぱり自分で計画立てて頑張るべきですね。

そんなことを思いました。
あんまりにもぼーっとしてて、ぼけそうです(笑)

Oct 3, 2007

文献検索

火曜から金曜まで、後期に研究を行うテーマについての調べ物をすることになりました。

私の場合、『ハマダラカの殺虫剤抵抗性について』です(笑)
将来進みたいとか、興味があるとか、そんな訳では全くないけど(笑)


ところが、昨日の昼くらいからひどい頭痛と吐き気、めまいでダウン。
保健室へ行くも今日は健康診断だからダメ、と。。。
仕方なく、定期・鍵・携帯だけをにぎりしめて、真っ青になりつつ家に帰って来て薬飲んで寝てるも悪化。

めまい&吐き気がひどかった。。
トイレとベッドの往復を続けること数時間。
よくやくおさまってきましたが。

今朝、多少の気持ち悪さのまま学校へ行くも、昼前には立つのがやっと、という位悪化。
早退してきました。

原因が分からないから嫌です。
とにかく研究室の先生や同級生、バイト先にとっても迷惑をかけてて、申し訳なさいっぱいです。

来週までに治したいです。

同じ研究室の同級生に、このタイミング(フリセメ最初の週。文献検索するだけの週。)で良かったじゃん、と言われたのがせめてもの救いです。

あー、自分の体調管理をもっとうまくなりたいものです。
とりあえず気持ち悪っ。

Oct 1, 2007

フリセメ スタート☆

我が大学の4年生の後期は研究をする期間です。
私は「国際環境寄生虫教室」を選びました。
大嫌いな虫たちの研究です。

でも、私は寄生虫ではなく、蚊の遺伝子を扱うという話になっているので、まぁいいです。

だって、ここを選べば海外旅行行けるしー♪
後期を有意義に使えるしー♪

というわけで選んだので(笑)


初日の今日は、教授が中国(?)に出張中なので、助教授に教えてもらうはず。
が。
連絡ミスらしく、どうしよう、やること知らない。と。


で。
ねずみの血液で塗沫標本を作る練習をして、旅行(研究の為のソロモン諸島+遊びのパプアニューギニア)の詳細をつめる、ということをしてきました。


<塗沫標本とは>
プレパラートに血液を薄ーく塗りつけることで、赤血球や白血球を観察しやすくする、というもの。
普通にプレパラートに塗りつけただけでは、赤血球がくっついていたり重なっていたりするので、それを1つ1つバラバラにした標本をきれいに作れることが目標。


ねずみさんの尻尾の先を少し切って血を頂くのです。
尻尾の先とは言え、失敗したくないと思ってやりました。

2回やったのですが、1回は血が少し多すぎてうまく引けませんでした。
2回目の方はそれよりはマシでしたが、どうしてもガタガタという線が入ってしまうので、実際の標本で行うときはもう少し上手になりたいですね。


それでも、3時過ぎにはもう自宅にいるという初日。
教授が帰ってきたら忙しくなるのでしょうか??