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Oct 18, 2013

留学セミナー?

そういえば。
先週末に、留学セミナー的なものに行って来ました。
学生時代に短期留学(3ヶ月ほどアメリカに)に行かせてもらっていたので、その経験を買われて、ということでした。

学生時代の留学について。
医師になってからの臨床留学について。
医師になってからの研究留学について。

いろんな視点のお話がありました。
いろんな先生や学生とお話も出来ました。


私は、どうしたいのだろう。
学生の頃、アメリカに臨床留学したいと考えていました。
でも、実際に学生で行った時に、私はこの国には合わない、と思い直しました。

私、そんなに強くない。あの競争競争の社会で、ビジネスライクな医療をして、毎日ベストパフォーマンスをしていくことは私には出来ない。あの生活は耐えられない。
そう思ったからです。

ただ、留学したいというのが残っていない訳ではないです。
先端の医療に触れるということ、幅広い視野を獲得すること、そして何より、教育方法を学んでくること、という目的の為に行けるものならば、数年という単位で行ければとはおもいます。
ただ、出来ればアメリカではなく、とは思っていますが。


今日の話を聞いてみて。
改めて自分の人生を考えてみました。

実は、つい先日、自分の人生において何を優先にしていきたいのか、どうなりたいのか、を書き出したんです。 だーーーっと箇条書きで書き出して、その中で優先順位を付けて、具体的なイメージをつけて。

その中での臨床留学の位置づけはかなり低いものでした。
得られる物と失うもののバランスを考えると、行くべきタイミングではない、と確信出来たから。
今日の話を聞いて、ますますそう思いました。


でも、その少し先に。
私の人生において適切なタイミングに。
少しの間行けたらいいな。
あこがれの某Children's Hospitalに。
改めてそう思いました。

Oct 17, 2013

いかに入院させないか

先輩が言っていました。
「昔は、『いかに入院させるか』に心を砕いたけど、最近は、『いかに入院させないか』に心を砕くようになった」
「病院は入院するところではなく、帰るところだ」

なるほどなぁ、と思いました。
どうしても入院が必要な子はいます。
だけど、大半の子は入院はいりません。
(ついでに言うと、大半の子は救急外来にかかる必要はありません。)

お母さんたちの心配を適切に解消しておいてあげると、救急外来にも来ないし、入院ということにもならない。

具合が悪い子はともかく、お家で安静にしているのが一番な子たちが夜中に連れてこられていると、やっぱりかわいそうだと思うから。
これはこうだから大丈夫なんだ。
こうなったら心配だから連れて行かないといけないんだ。
ということをお母さんたちが分かっていれば違うと思うのです。

とはいっても。
まだまだ難しいなぁ。

Oct 14, 2013

母乳育児

医師のための母乳育児支援セミナー

母乳育児指導。簡単なようで難しい。
特に、私は自分で子育てをしたことがないから、自分での実感がないから難しい。

だから。
せめて、知識だけは入れておかないと、と思いまして。
2年目の時から毎年勉強に行かせてもらっているセミナーです。

お母さんたちの不安な気持ちの聞き方から、実際の指導法から、母乳育児に関する知識まで。二日間で幅広く講義してもらえて実技もあったりして、今の私には必要な情報盛りだくさんなセミナーです。

今回で3回目の参加になりました。
最初の年は、まだ小児科の外来をしたこともなかった。
そこから2年、だいぶ成長しました。

セミナーの内容の理解も前よりもよいし、自分の外来や病棟での体験があるから、吸収出来る事が増えたような気がします。


母乳育児。
日本人は多くのお母さんが母乳で育てたいと思っている国です。
赤ちゃんにとっては母乳を飲めることは大切なことです。
だけど、あまりに誤解や思い込みが多いのだな、ということも痛感しました。

例えば。
薬を内服するから母乳をあげられない、とか。
母乳だと大きくならない、とか。
母乳をいつまでもあげてると甘ったれのわがままになる、とか。

違うんだよ!って声を大にして叫びたい。

外来では、お母さんたちの希望に合わせて、母乳や人工乳のことなどを考えて行きます。どうするのが赤ちゃんとお母さんにとって一番幸せなのか。
セミナーに出て、またちょっと、育児支援外来(と呼んでいいのか分からないけど、私の外来は育児に不安があるお母さんたちが沢山来てくれているんですよね。まだ専門が有る訳ではない(循環器とか神経とか内分泌とか)けど、NICU経験もあるからちょうどよいのでしょうか?)を頑張ろうって思えました。

Oct 13, 2013

お医者さん

人生初。
「お医者さんか看護師さんはいらっしゃいませんか?」
に遭遇した。

一応医者だし、一応救急に首突っ込んでたし、行ってみた。
案の定、看護師さんですか?と。
医者だというと驚かれて、場所が開けられた。
でも、ぱっと見で医者と思われるよりは遥かに良い。


20台後半から30台前半の男性。
主訴 意識障害、反応がない。

身なりは問題ないが、ズボンに一部嘔吐痕的なシミあり。
(乾いてたし、乗ってからは吐いていないという周囲の証言あり)
座席に座ったまま反応なし。
呼吸は安定、循環も両側橈骨で左右差なく不整なく脈触知、末梢温。
大声で肩を叩くと開眼あるが傾眠。見当識障害あり、従命令は一応可能。
E3V5M6 GCS14点。

応答、従命、自発運動の様子からは、明らかな脳神経症状や四肢運動障害なし。
アルコール臭がして、見当識あやしい。

肩を叩き起こして話を聞いてみると、昨日たくさん飲んで吐いた。
帰りのチケットを手配してもらったのだ、と。

歩かせたら歩行はまあ安定していたし、30分状態は変わらず、悪化はせずむしろマシになっていたし。酩酊という診断にしました。もちろん、回復しなければ病院へ、と言添えて。


「 お医者さんか看護師さんいませんか?」って、ドラマ以外でもあるんですねぇ。
そして、私の名前や連絡先を確認されるとは思わなかった。

大丈夫だと思うけど、これ、誤診でも罪には問われないよね?
私が後味悪いだけだよね?