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Aug 12, 2010

generalに診るということ、生活習慣病を診るということ

generalに診るとは、臓器別に診るのではなくて、患者さん全部を診るといことです。
糖尿病は内分泌代謝内科、お腹のことは消化器内科、ではなく、丸々見るということ。
まぁ、専門家の意見を聞いたり、専門的な検査をしてもらったりはしますけど。

私はgeneralに診ることはとても好きです。
小児の何をしたいの?sub-specialityは?って聞かれると困るほど。
町医者、と言ってはなんなんですが、そういう感じでgeneralに見たいんです。
心臓だけ、とか、血液だけ、とかじゃなくて。

だから、そういう意味では老年病内科は面白いです。
generalな内科なんです。

うちの大学で言うと、膠原病ほど怖くもないし、厳しくもないし、専門的でもないけど、でも、まったりなpetit膠原病みたいな感じです。
自分で全部考えてみる、やれるところまでは全部やってみる、って感じです。

この部分は楽しい♪


一方で私の興味の範疇にいまいち入ってこないのが、生活習慣病。
大事なことは分かるんです。
診たくないわけじゃないんです。

でも、糖尿病の教育入院(要するに、食事食べ過ぎ、塩取りすぎ、運動しない、と好き勝手をやっているからあまりに糖尿病が悪化して、それを是正する為に入院するような感じ。)を20回もやっている方で、何をやっても、何を言っても聞かない人とか。

申し訳ないのですが、ホント、はぁ。。。って感じです。
まぁ、どうやったら変わってもらえるかを考えるのも医者の仕事ですし、工夫をして少しでも変わってくれたら嬉しいんですけどね。

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