Pages

Apr 6, 2010

違和感

今日、現在血液内科を回っている学生さんと研修医1年目にルート確保を教える会(?)が催されました。
先生となるのは、5・6年目の先生&2年目の先生。

1年目が5・6年目の先生の腕を借りて練習。
学生は2年目の先生に教わりながら腕を借りて練習。
その後、私も学生さんにルートを確保されました。

個人的には、先生方に"上手だねぇ、センスあるよ"と褒められてなんだか嬉しかったです(笑)
そういえば、看護師さんに採血に付き添っていただいた(まだ免許が届かないので、一人で行ってはダメなのです)際にも、"先生、今はまだ慣れてないだろうけど、多分上手になると思うよ。センスある。"って言われたんです♪


まぁ、それはおいておくとして。
今日、私が感じた違和感はその後です。

今日の勤務を終えて(ちなみに、今日は早くて9時頃♪)、研修医ロッカーに戻った際に廊下で1年目4人で鉢合わせたんです。私以外は他大学出身者。

で、その採血跡何?って話になった訳です。
今日、学生さんも交えて、ルートの練習をさせてもらったの、という説明をしたところ。

"なんで患者さんで練習しないの?"という発言が。
3人とも、そうだよね!と盛り上がってましたが、私はそれにものすごく違和感なんです。

患者さんで練習、っておかしくないですか?
練習した上で患者さんでは(確実に)成功させるつもりでやらないとダメですよね?
お互いに練習して、上手になっておかないと、または、手順を確実にしておかないと、ダメですよね?

私は学生の時に、当時ついていた研修医の先生に教えてもらいながら、先生の腕を借りて練習をしました。その上で、患者さんにやらせてもらったことも何回もあります。

だから、私は今度逆に、学生さんに腕を貸すことに抵抗は全くありません。1年目の同僚であっても同じです。
私で散々練習をして、失敗をして。その後で患者さんできちんと取れるなら、それがいいと思うんです。
だから、喜んで腕を差し出します。

これって、おかしいのかな?
他の医大では違うのかな?
私の感覚、間違ってないと思うんだけど。。。


ちなみに、自分が患者さんとして採血や献血の際には刺されるところを全く見られない私ですが、病棟での採血・ルートの練習の際には平気みたいです。
学生のころも、そういえば腕を貸す際には大丈夫だったのに、自分の検査で同級生に取られた際はダメでした。
人間って不思議ですね。

No comments: