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Apr 16, 2010

1つ嫌なことがあれば、1ついいことがある。 いいこと編

さて。
前回は今日凹んだ話をしましたが。
その後、午後に嬉しいこともあったんです。

午後に患者さんたちのところを再び回っている時のことです。
とある患者さん(入院が長い方)に言われました。

"先生、2年目?"

どういう意味だろう?
と思って、"いえ、私まだ1年目ですよ。なんでですか?"って聞いたら。

"いや、上手だから2年目かと思った"

って。
何がかと思ったら、なんでも、私の採血は上手なんだそうです。痛くないんだとか。
1月担当してた研修医とか、2月3月を担当してた研修医の人は痛かったのだそうで、"1年目の終わりの人だったのにね、先生の方が上手だよ。何が違うんだろう。センス?"って。

そういえば、別の患者さんにも今週最初の頃に、先生は注射の類が上手だから大丈夫よ、って言われました。

なんか、すごく嬉しかったです。
まだまだ日々自己嫌悪の日々のなか、褒められることなんてないなか、本当に嬉しかったです。
私でも、いいこと、1つくらいあるじゃん、って。


さらに。
その後、ライン(点滴の管)を採るのが難しいので有名な患者さんのラインを採ることになったのですが、それもちゃんと採れました。

前回入院時は、2年目の研修医が担当していて、3回やってもラインが採れず、S先生(私の上の先生)に泣きついたそうです。
上手なS先生でも難しいのだそうで、その患者さんでラインが採れたら合格だ、と言ってもらいました。

嬉しかったです。
学生の頃から、採血だったりラインだったり、出来ることはやらせてもらっていたことは無駄にならなかった、と思いました。
学生の頃はやりたい、と言えば、採りやすい患者さんでやらせてもらえたりしますから。
でも、研修医はえり好みできずに、採りにくい患者さんでも採らなくてはいけませんから。


凹むことがあっても、めげずに生きていこうと思います。

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