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Sep 11, 2012

IC

ご家族に重要なお話をする際は、ご両親揃って、が基本です。
そして、医療者側も複数立ち会います。
医師二人と看護師、とか。

看護師はもちろんのこと、ご家族にとって一番近い位置にいる医師は、本来は一番厳しいお話はしません。
お話を聞いた後に、ご家族に寄り添って、フォローをする役割があるから。
 

今私が担当している、とある厳しい患者さん。
上の先生と一緒に担当していたのですが、その後上の先生は異動。
今はほぼ私一人でフォローしている状態でした。
1-2ヶ月に1回、現状と今後方針に関してのお話ををする際は部長の先生を引っ張りだして来てお話をしてもらったりしてきました。

徐々に厳しくなってきていて、どうしても辛くなってしまったり、どうしていいか分からなかったりが増えて来てしまって。
厳しい話も小出しにしながらママに伝えて来ていて。
でも、この先の事を考えると一人は無理、というのは目に見えていて。
先輩のI先生が一緒に担当してくれることになりました。

すごく安心している私がいる。
当たり前かもしれないけど、まだまだですね、私(笑)
それでも、ずっと担当してきている担当医であることは変わりなくて。
今後の方針を決めたりするのを、先輩に任せっきりにするのではなくて、ちゃんと自分で責任を持って決めていきたい。

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