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Mar 24, 2011

現実

私は今まで現実を知らずに過ごしていました。
おめでたいというか、世間知らずというか、
でも、今日、現実を知って、涙が止まらなかった。

後一週間後には、一年目研修医ではいられなくなる。
一年が早くも終わる。
二年目になる焦りも沢山。
というわけで、仕事が終わった後に今までのサマリーやらを整理してたんです。

私は今までじぶんでお看取りをしたのはERでの脳死のお看取りのみです。
その時のショックは以前書いたかと思います。

危ない、危ない、と言われながら(いかんせん、回ったのが血液内科、呼吸器内科、老年病内科)
危ない感じの患者さんも無事に退院になったり、次の研修医に引き継いだりしてたんです。
退院した患者さんの場合、後は外来主治医にお任せですし、引き継いだ患者さんの場合、1週間ちょっとはフォローしますが、その後は中々難しいです。

サマリーをみてて気付いたんです。
亡くなってる方が沢山いる。
この、短い間に、亡くなってる形がたくさんのいる。
思い入れのある、たくさんの患者さんが、その後に再入院して亡くなってたり、引き継いだ後に病院で頑張ってて、でもダメだったりしてました。
死亡退院の最期の様子などをカルテで読んで、涙が溢れてきた。

みんな、それぞれの人生を生き抜いて亡くなっていく。
家族もそれを受け止めていく。

医者の仕事の半分は、元気になってもらい、元気に過ごしたもらうお手伝い。
もう半分は安らかな最後を迎えられる、誰にも後悔を残さないお手伝いじゃないかな、って思ったんです。

今の私はまだまだ足りない。(当たり前なんだけどね)
成長したことも沢山ある、って思えることを糧に、来年からも少しずつ成長してこう、って思います。

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