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Jan 4, 2011

救急車同乗

学生の頃、救急車同乗実習なるものがありました。
そういえば。

だけど、医者になってからの同乗は少し意味合いが違います。
他の病院に転院となる患者さんについていくんです。

確かに、重症だったらそれは大事なことなのですが。
今日同乗していった患者さんは全くもって乗っていく必要のないような状態の患者さん。
うちの病院で診ている必要のないくらいの状態の患者さんで、かかりつけの病院に転院になることになったのですが、ご家族の猛反対にあいまして、お互い妥協した点として、医者が付いていく、ということになったんです。

で。
私が乗っていくことになったのですが。
私、ものすごーーく車酔いするんですね。
救急車に乗って、患者さん診ながら、って非常に非常に気持ちが悪いんですね。

必死に我慢して送り届けて引き継ぎをした後。
病院の前で乗ってきた医者というのは放り出されます。
救急車は帰りは乗せてくれませんから。

でもね、でもね。
気持ち悪い状態な私は、タクシー拾う気にもならず。
駅が目の前だったから、そのまま電車に乗ったんです。

えぇ。
ERのスクラブの上から白衣きた状態で。

周りの視線は意外ときになりませんでしたが(多分、頭がおかしい人だと思われて、みんな見ないようにしていたと思われます。笑)、寒かった。。。
へろへろになりながら自分の病院に戻ったはやたまでした。
もう嫌だ。

4 comments:

Anonymous said...
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Anonymous said...
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Anonymous said...

初めて拝見させていただきました.
5年目の医師です.
こんなに頑張っている先生もいるんだと感銘をうけました。私も日々努力したいと思います.

神経所見の取り方についてネットをみていてたどり着きました.2009年の脳梗塞の診断についてのページでした.医師になってもう5年もたつのに,日々勉強不足を感じます.SとOが完璧にとれる医師にむけて私も頑張ります.

ありがとうございました.

はやたま said...

> 5年目の先輩Drさま

コメントありがとうございます。
ぶーぶー文句も言いつつ、私なりには成長しようと日々悪戦苦闘しております。

先生のコメントでまた頑張ろう、っていう力をいただけました。
ありがとうございます。