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Feb 17, 2011

透析

皆様、「透析」ってイメージつきます??

透析は、慢性腎臓病末期(や急性腎障害)で働いてくれない腎臓の代わりに行うものです。
腎臓は体の中の老廃物を出したり、電解質のバランスを調節しているのです。
だから、腎臓がダメになると血液の中には老廃物が溜まり、電解質のバランスが崩れるのです。
だから、それを代わりに人工的に行って血液をきれいにするのが透析です。

透析、って言うのは実は2種類あります。
血液透析と腹膜透析。


血液透析っていうのは、俗に言う透析、っていうものです。
週に3回、1回4時間ほど行います。
そのうちまた書きますが、長くやっていくには「シャント」が必要になります。

血管に針を2本さして、血液を引いてきて機械を通します。
それで老廃物を出したり電解質のバランスを調節したりします。
仕組みはまぁ簡単に言えば、血液と透析液を半透膜で隔てて隣り合わせることで、その間で電解質や老廃物のやり取りがなされて、血液がきれいになる、と。


腹膜透析っていうのは、自分のお腹の中で透析を行うというものです。
主に夜間寝ている間に、”腹腔”に透析液を入れて透析を行います。
お腹の中だけど、腸管などの臓器の外側の空間に液体を入れます。
そして、”腹膜”という腹腔を囲んでいる膜を通して透析液と血液が接することで、その間で物質のやり取りがなされて、血液がきれいになります。


まぁ、いずれにせよ、食事の制限などもありますし時間も制限されますし、大変なことは大変なんですけどね。

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