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Apr 30, 2012

PALS


 
PALS = pediatric advanced life support子供の救急疾患(心停止とか、状態の悪い不整脈、ショック、呼吸障害など)の対処方法みたいな。

受けてきました。
お休みをもらってまで受けに行きました、はい。
というのもBLS(basic life support。倒れた人にする胸骨圧迫とかAEDの使い方の講習。一般の人も受けられるのでぜひ!)の期限が切れると受けれなくなるけど、もうBLSを受ける体力は残ってないと思ったから(笑)

うーん。
心停止とか、状態が悪い子とかを診た時に焦らないようにはなるのかな、とは思います。
焦って頭真っ白な時でも、みんなが知ってて、やることが決まってれば動けるから。
薬の量とか挿管チューブの太さとかも、表にまとまってて使いやすいとは思うし。
ACLSの心停止とか、BLSとか、NCPRとかと同じ。
最悪の所まで行った時のことは、やれることも決まってるし、勉強しておけば動ける。
それはまぁ、いいんじゃないかな。


でも、それ以外の部分の、実際に頻度が高そうなことに関しては、明日の診療にいきなり役立つ訳じゃないと思いました。
多分、病気のことを知っていないと結局使えないんだと思うんだよね。
だから、結局のところ、自分である程度診療出来るようになっていないと生きてこない気がするんです。
つまりは、今の私にはPALSのシナリオをやる分には問題ないんだけど、実際の臨床現場では使えない。

前に、上の先生が「 PALSを知ってる研修医が、けいれんの子にいきなり挿管しようとした時に、問題を感じた」「心疾患があって貧血って分かっているのに生食ばっかり入れる人が増えた」って言ってたけど。
上手く言えないけど、先生が言いたかったことは分かる気がしました。
学生の時はPALS学んでも面白いな、難しいな、だけでこんなこと思わなかったけど。
本当の臨床では、ぱっと見て得られる情報も多くてそこでの判断が入るし、いろんなことが同時進行していくし、患者さんの状態も刻々と変わるし、アルゴリズムに乗れないことも沢山あるから。
だから、シナリオをやった時になんか違和感があった。

考え方はいいと思うんですけどね。重大なことを見逃さないようにはなると思うし。
(まぁ、他のJATECとかものでも同じだけどね)
ABCDEで評価していくという視点は大事だと思うから。
同時に、症状や病態から考えて行く視点も大事だと思うし、時系列で動く視点も必要だと思う。


そいえば。
やっぱり、小児科医にとっては、いろんなこういうのの中では、NCPR(新生児蘇生法)が一番使う気がする。
BLSも体系立ってて使いやすいんだけど、使う頻度から言ったら絶対NCPR。
だって、生まれる赤ちゃんの10人に1人は軽度なものを含めた蘇生が必要になるんだから。
PALSはとてもじゃないけどインストラクター取ろうとは思わないけど、NCPRは取ってもいいかなって思う。
今年は日程的にも無理だし、来年少しは慣れた頃かな。

いやーそれにしても。
久々の講習会。勉強会以上に疲れますな(笑)

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