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Jul 7, 2009

場合分け

ERに来る人たちはいろんな方法があります。

まずは救急車。
1次救急、2次救急、3次救急、と重症度によっていろいろある訳です。
3次以上ではHOT Lineという電話がなります。

また、現場に先生が呼ばれる場合もあり、ドクターカー要請、となります。

救急隊のヘリで患者さんが搬送されてくる場合もあります。
(うちの大学は区内の便利な場所にある為、ドクターヘリは持っていません。)

軽症な患者さんが自分でタクシーなどで来る場合もあり、walk inと呼ばれています。


基本的に、HOT lineやドクターカー、ヘリ搬送の場合は緊急事態です。
よくドラマなどで大惨事があった場合に1つの病院に患者さんが集中していることがありますが、現実にはそれはありません。
というよりも、やってはいけません。
重症な患者さんをいくつもの病院に分けて搬送した方が、いい医療を受けられるからです。
だから、現実では分散して運びます。
運ぶ順番もトリアージして決めます。(ドラマでよく黒だ赤だ黄色だ緑だ、ってやってるやつ。)


大惨事などでなく、通常の状態でも、ERに重症な患者さんが既にいて、医師の手が開かない・場所がない場合は、救急車の受け入れは基本的に不可になります。
どうしても受け入れ先がなかったら頑張るんだと思うけど。



ちなみに。
救急車は本当に緊急の場合だけ呼んでください。
歩けるなら、タクシーで来てください。

救急車を呼んでいるのに、病院を指定している、というバカな電話がERにかかってきていたけど。
そんなことはありえないはずなんです。タクシー使ってください。

救急車は数限りあります。
自分の親の心臓が止まって意識がない、ってなった時に救急車を要請したら、なんとなく頭が痛いから病院に行こうかと思って、という自分で歩ける元気な人の所に呼ばれていて今はいないので時間がかかります、とかだったら嫌でしょ??

誰も電話でそうは言いませんが、でも、救急車を呼んでから到着までの時間が延びているというのはそういうことです。

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