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Dec 3, 2012

新生児仮死

っていう言葉はあまり使わないことになりつつあるらしいですが。
一言で言ってしまえば、生まれた時に非常に非常に具合の悪い子たちです。

今日も、胎児モニターで具合が悪い!っていう子がいて緊急帝王切開で出生しました。

私、今のNICUに行ってから沢山の子を診させてもらう事が出来ています。
でも、最近まであまり当たっていなかったのが、薬剤投与や胸骨圧迫を出生直後に必要とする蘇生や新生児仮死の子たち。
夏休み前に蘇生を必要とする子たち数名に立て続けに立ち会わせてもらいました。
次回出来るかは別として、雰囲気は掴めました。
でも、恐らくは自分一人だったらものすごくパニック状態に陥ると思います。

そして。
夏休みから戻って来て夏休みボケも解消して来た本日。
新生児仮死の子が生まれ、担当することになりました。

頭に血液が行かなかった時間がある子や頭にダメージがある子だと頭が浮腫んでしまいます(脳浮腫)。
脳の代謝を抑えて脳細胞のダメージを減らす為に行われるのが脳低温療法という頭部を冷やす治療です。

そうしていると、肺の血圧が上がって(肺高血圧)、肺に血液が行かない状況に陥ってしまう子もいて、 そういう子には吸入NO(一酸化窒素)療法ということをします。
NOによって、肺の血管が広がり、肺が広がって、肺の血圧が下がるんです。


私が担当することになった子は、所見がしっかりある子で、脳低温療法、吸入NO、そして大量の点滴類に囲まれた状態です。
NOを吸っている子を担当したことはありますが、脳低温療法は初めて。
教科書を読みながら、先生に頼りながら。私が出来る事を少しずつやっていくという状態だけど、沢山勉強になっています。自分でいろいろやってみないことには、やっぱり身にはつかないから。
そして。元気になることを祈って。

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