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Dec 16, 2009

医師になるには

医学部だ、というとよく聞かれます。
何科が専攻なの?何科のお医者さんになるの?と。


多分、他の学部だとそういう発想になるのだと思いますが、医学部は大変残念ながら、"専攻"や"選択"という発想が無い学部です。

学生の間は、全員が全科目を勉強します。
選択授業、というのは無いに等しいです。
(同じ薬理学実習の中で、こっちの薬の実習をするか、あっちの薬の実習をするか、程度の選択ならありえますが)


なので、たとえ私が将来何科志望であっても、全科目を勉強し、試験され、国家試験も全ての科目について課されます。
内科(循環器、呼吸器、腎臓、血液、その他沢山)、外科(消化器外科、肝胆膵外科、その他沢山)、産婦人科、小児科、救急、麻酔、マイナー科(皮膚科、耳鼻科、眼科、放射線科、その他たくさん)。

まぁ、当たり前と言えば当たり前ですよね。
全部を勉強しないと、1科目だけ勉強してたって理解できませんし。
さらに言えば、例えばお腹が痛くて消化器科にかかってる間に、心臓や脳など消化器以外の理由で倒れたりした時に、『専門じゃないので。。。』とか言って何もできない医者なんて嫌すぎますもんね。


ちなみに、授業やテストに関しては全科目ですが、クリニカルクラークシップ(臨床実習、Bed Side Learningなど学校によって呼び方は様々)に関しては、学校ごとに違います。
うちの大学で言えば、救急・小児・産婦人科は全員必修、内科・外科の中からいくつか選んで実習、好きな科を選ぶ月もある。という感じです。


なので。
国家試験を受ける際も、苦手だろうが嫌いだろうが、将来進む予定がなかろうが。
全科目を勉強しなくてはならないのです。
頑張ろう。

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