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Feb 6, 2009

心臓カテーテル

今日は心臓カテーテル検査でした。
久しぶりに(循環器内科以来)カテーテル室に入りました。

症例:2ヶ月 男児
#1. complete AVSD
#2. PH
#3. PFO/ASD(II)
#4. trisomy 21

さて。
カテーテル検査は大人では起きたまま、カテーテルを入れる場所だけ麻酔をして行います。
術中は動かないでもらい、術後は刺した部分を圧迫して、しばらく安静です。
小児では、動かないということが無理ですから、麻酔をかけて寝ててもらいながらやります。

今日やったことは、大腿静脈(脚の付け根を通っている太い静脈)からカテーテルを入れ、
①心臓や大血管(肺静脈、肺動脈、上大静脈、下大静脈)などの圧を測る
②あちらこちらの血を少しサンプリングし、SpO2やPO2を測る
③酸素を投与し(酸素負荷)、その前後での違いを見る


普通は右心系(心臓から肺へ血液を送る)と左心系(心臓から体の各部位へ血液を送る)では、左心系の圧が高いです。体の方が血液を送るのに沢山力が必要だからです。
ところが、肺高血圧(PH)がある人では、右心系の圧が高いんです。
この子もそうでした。
肺高血圧が進行すると、肺のダメージもありますし、心不全も出てきたりするので、早くに治したい訳です。

酸素の前後では、酸素投与後に肺血管抵抗がきちんと下がっていて、酸素に反応するということから、opeをして、心臓の奇形を治してあげれば肺高血圧が治るということになります。
その為の検査だった訳です。

大丈夫でした。
ちゃんとオペの適応がありました。
よかった。まだ間に合うんだ。



さて。
カテ、実は学生にとってはかなーり大変な一大事なんです。
カテの前に患者さんについてのまとめのパワポを作って、カテカンファに臨みます。
まぁ、質問攻めというかなんと言うか。
私はそんなにデキる学生ではないので、たじたじ。
軽くいじめだよぉ。。などと思いながら必死でした;;

そして、カテ本番では、その場で計算をすることを求められます。
今日からエクセルの細かい計算のフォーマットを作ったそうなので、そのうちこの計算も無くなるのかな。私の上の先生はエクセルに計算させてました。学生は勉強のために(&今日はフォーマットが合っているかの確認の為)電卓で必死に計算します。
検査をしながら、値がどんどん出てくるので、それを使って計算し、先生に問われた際にすぐに答える、という。。

ちゃんとエクセルと同じ値が出たので、本当にほっとしました(>_<)
でも、落ち着いて考える時間があれば、カテーテル検査は勉強になります。

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