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Apr 15, 2008

医学生、医師として

勉強方法、考え方、発想は今までと変えないといけません。
そんなメッセージを含んだ授業がありました。

先生が伝えたかったことの何分の1とかしか受け取れてないだろうけど、それでも思うことはありました。

1。
まず、文章を読んで絵を描きました。
教会があります。玄関の左には噴水があり、前には川がながれています。丸木橋がかかっていて、上流には風車があります。(以降略)

すると、当然人によって違うのもそうですが、風車なのに水車を描く人、噴水を向かって左に描く人右に描く人、丸木橋なのに、立派な橋を描く人。いろーんな人がいました。
思い込み、勝手な判断や決めつけ。私たちがどれだけしているのかがよく分かりました。

当然医療現場でも起こりますよね。
患者さんがイメージしていることと私たちの中のイメージが違うかですよね。


2。
症例にしたがってみんなで考える。

何歳の女性(男性)、今朝体が動かないことに気付き救急来院。(以下略)
などと書かれた紙が配られ、グループみんなで考えます。

まずは、現病歴やアレルギーなどのAMPLE(以前の日記参照)を聞くのですが、適確に聞かないと欲しい内容の答えは返ってきません。

くも膜下出血を疑って、頭痛の有無を。
外傷性を疑い、最近事故にあったり頭を打っていないか。
どのように発症したのか、何時頃なのか。
などなど、沢山あります。

症状を診たときに、この病気が疑わしい、と一つ考えるのはダメです。
どれだけの鑑別疾患(これから除外していかなくてはいけない考えられる疾患。)をあげられるかが大事です。
そして、それを除外する為には何の検査をするのか。

グループで考えて質問したら先生から答えが返ってきますし、検査をオーダーしたら結果を見せてくれます。
そうやって進めていきます。

患者さんにも説明しなくてはいけません。
何を説明したらいいのか。
患者さんは何の情報が欲しいと思うのか。

また、実際の症例を使うので、本当の患者さんのデータです。本当の患者さんの結果です。
患者さんの決断にも驚かされました。
考えれば出てきて当たり前の選択肢だったのに、全然考えていなかったです。
私の価値判断で考えていたのです。


普段いかに偏った考え方をしているのか、いかに勝手に考えたり判断したりしている部分が大きいのかを実感しました。

Apr 14, 2008

血圧と心臓

今日は血圧測定と心臓の診察をしました。

<血圧測定>
自動で測るやつもあるじゃーん、と思わなくもないですが、ちゃんと測ります。

マンシェット(太いベルトみたいなの)を腕に巻いて、しゃこしゃこ空気を入れて測ります。
最初は普通に血液が流れますが、圧力をかけていくと血流がとだえます。
この間が血圧を測るポイントです。

聴診器で血管の音を聞いていると…
普通に流れているときは音はしません。スムーズだから。
全く流れなくても音はしません。流れてないから。
少し流れるっていう時、血液が血管に当たるからトコトコと音がします。

つまり、血圧を測っているときに何をしているのかと言うと。
�しゃこしゃこと圧をかけて血流を無くす
�徐々に圧を下げてくると、どこかで血流が再開して音が聞こえる
(収縮期血圧。最高血圧。)
�さらに下げると圧迫が取れて音が聞こえなくなる
(拡張期血圧。最低血圧。)


なんですねー。
これが慣れないと意外と難しい。
要練習です(>_<)

ちなみに、これを聴診法と言います。
触診法っていうのもあって、手首で脈を取りながらやると脈が消えるので最高血圧が測れます。

<心臓の診察>
そもそも聴診器には膜が張ってある『膜型』という面と、張ってない『ベル型』という面があります。
高い音を聞きたいか、低い音が聞きたいかで使い分けます。

また、診察は何の診察でも基本的な流れは同じです。
視診、触診、打診、聴診


さて、心臓ですが、見ると外からでも拍動しているのが分かる部分があります。
真ん中より左側の胸のとこです。
心臓が当たっているから見えるんです。
心尖拍動って言います。
触ってもよく分かります。

聴診では聞く場所は大きく4区分。
説明難しいから省略します(笑)
トット、トット、って聞こえたら正常。
音が増えていたり、弱くなっていたら異常。


ちなみに、この実習では裸な上半身が必要です。
グループの男の子みんなに服を脱いでもらって練習します。
医学教育では男の子の体を借りる場面が多いです。
ありがたや。

Apr 11, 2008

女性のキャリア

今日はイブニングセミナーのテーマが「女性のキャリア」というものでした。
女の人が医者として働いていくことについて。
結婚だって子育てだってあるし、ということも含めて。

とっても参考になって、かなり面白かったです。
先輩の女医さん2人のお話を聞いて、質問とかもしたり。


やっぱり女性がずっと医師として働いていくのは大変みたいですね。
特に、結婚とか出産とかしたりすると、大変なことは沢山あるみたいです。
でも、だからといって躊躇ったり、諦めたりしないで、やりたいことをやっていこうと思います。
なんて、私が言うと、「いや、はやたまは好きなことしてそうだから大丈夫だよ(笑)」なんて言われたりするけど。

でも、やっぱり頑張ろうって思う。
やりたい科に進んで、就職したい病院に就職して。
やっぱり結婚・子育ても出来たらいいなぁ。
仕事以外にだってやりたいことはいっぱいあるし、やりたいことは全部挑戦しよーって思う。それは当然学生時代も。
ま、今も毎日楽しくてしかたないですけどね(笑)

Apr 10, 2008

清潔操作

文字通り、きれいにすることです(笑)
例えば、手術をするとか、傷口を縫うとか、採血をするとか、なんでも。
医療行為はきちんときれいな状態で行わなければ患者さんを感染させてしまったり、逆に医療者が感染してしまったりするので、とっても大事です。

ちなみに、
滅菌=特殊な機械を用いて、「全ての」微生物を死滅させること。=無菌状態
消毒=消毒薬を用いて、「人体に有害な病原体の」量を減らし、害が無い程度にすること。≠無菌状態

人体は無菌状態にはなりえません。
そもそも、滅菌は高温で何分もであったり、有害なガスを用いるので人間には使えません。
消毒はいくらやっても菌を無くすことは無理です。
そもそも、人体には常在菌がいるので、皮膚の上は細菌だらけですし。


さて、今日やったことですが。

1.手洗い、standard precaution

手洗いは、きちんと手洗いが出来るかの確認です。
紫外線を当てると光る色素が入ったもので手を洗い(擦り付ける感じ?)、手の全体についていることを確認。
そして、手洗いをして、どこが残っているのかを確認し、今後手洗いをするときには気をつけましょうね、というもの。
私の場合は右手の小指の付け根の関節周りが残りやすいことが分かりました。

また、手のアルコール消毒の仕方も学びました。
1回量がけっこう多くて、こぼれそうでした(笑)


standard precautionとは、感染防御をすることです。自分を守ること、他の患者さんにうつさないこと、などが目的、、だったはず、確か。
キャップ、ゴーグル、マスク、ガウン、グローブ、が一応言われていますが、日常的に使われているのはマスクとガウン(エプロン)、グローブのような印象でした。

マスクは最近花粉症でよく使われているようなものの、医療版。
ワイヤーできちんと鼻のところを密着させ、プリーツを広げて使います(花粉症の人もぜひ参考に!意外と出来ない人も多いですよ!)
外したらもう二度と使いません。ある一定時間で変えましょう。

ガウン(エプロン)は腕まで覆う割烹着のようなものと、エプロンとがあります。
私の大学病院では、どんなに偉い先生でもみんな一緒でピンクのかわいいエプロンです(笑)

グローブはゴム手袋で、実験などでも付けるようなものです。
採血などの時でも付けるのが最近の基本だそうです。
今日はグローブをつけて採血の準備と片付けを学びました。
病院では針刺し事故を防止する為に捨て方も、ごみの分類も規定されています。
・鋭利な医療廃棄物      黄色いプラスチックのゴミ箱
・医療廃棄物          オレンジ色のゴミ箱(これの廃棄は1箱1万円?とかのお金がかかるらしです)
・プラスチックごみ(医療)   緑色のふくろ
・紙おむつ            黄色のふくろ
・一般可燃ごみ         赤い普通のゴミ箱
・一般不燃ごみ         青い普通のゴミ箱


2.手術時手洗い

手術室はより厳しくきれいにしなくてはなりません。ドラマとかでもよく見る、あの手洗いです。
石鹸で洗い、ブラシで爪周りを洗い、イソジンで手洗い×2回、アルコール消毒
というもので、けっこう時間もかかります。

手洗いも肘の上までですし、細かーく満遍なく、本当にきれーにします。
指先が一番きれいで、そこから遠のくにつれて不潔になる、という発想です。
例えば、洗い流す時も片手ずつでもう片方の手でこすってはいけません。
指先は常に上に向けておきます(水が腕・肘から指先に向かってたれたら汚いから)
よく見るドラマのあのポーズです。


3.手術着ガウンの着用

手術時手洗いが終わればいよいよ手術着の着用です。
これもまぁ、すごい。

絶対にきれいを保たなくてはならないため、細かいことが沢山あります。
そもそも、一人では着れません。看護婦さんに手伝ってもらわなくては無理なようになっています。
外側(患者さん側)のところは本当に一切触りません。

その途中で手袋もはめます。
これも、外側は清潔なので、素手ではつかめません。
いくら手洗い消毒しても人体は無菌状態にならないからです。

今日の一番大変だったのはこの滅菌手袋の着用でした。
ゴムではめるの大変だからついつい触ってしまうのですよ。。。


4.傷の縫合

今日は外来での縫合のレベルのものです。
手洗い→滅菌手袋をはめる→傷口の消毒をする→傷を縫う→片付け

なのですが、これはけっこう面白かったです☆
人工皮膚に入っている傷を、本物の針と糸・器具を使って縫いました。
ここでも清潔と不潔はきっちり分けています。

例えば、傷口の消毒はかならず中から外へ向かってです。
これは、外側の菌を傷口に運ばない為です。

よく手術や縫合で傷口以外を覆う布をかけていると思いますが、これには複数の意味がありますが、1つの意味合いは、きれいにするということです。
人体は無菌状態にはなりませんから、皮膚は菌が沢山です。
だから、滅菌されている清潔な布で関係ない所を覆うことで清潔にするんですね。


さて。
今日は本当に医学生らしい一日でした。
おかげで指が疲労困憊です(笑)

Apr 8, 2008

医療面接

今日寒いですよねー、軽く凍りそうです(泣)

さて、今日も総論です。
今日1番面白かったのは医療面接です。
医学部以外の人にはなんじゃそりゃ、って感じかもしれません。


医療面接とは。
端的に言えば患者さんとのコミュニケーションです。
人として当たり前といえば当たり前なこと。
そして、診断に必要なことを聞きます。


患者さんから必要な情報を聞き、かつきちんとした態度で。
後者はいいとしても、前者が難しかったです。
まだどんな情報が必要かが分かっていない、というのもありますが、何を聞けばいいのか分からないですもん。

前者の注意点は当たり前なことばっかりです。
・身だしなみは相手を受け入れるという自己表現。
・質問形式はOpenQuestion(自由に答えられる形式。今日はどうしましたか、とか。)を基本にする。
・共感的態度にしなさい。
・変な癖(ペンをカチカチするとか、貧乏ゆすりとか)は止めなさい。
とかとかとかとか。

流れとしては、
自己紹介や患者さんの確認、(世間話)
どうしたのかを聞き
現病歴(いつからですか、どんな感じですか、何かしましたか、などなどなどなど)
既往歴(今までの病気や手術など)
家族歴(家族に同じような病気の人はいますか?とか)
患者さんの背景(飲酒、喫煙、アレルギー、薬、などは当然ながら、場合によっては生活の変化なども)
などを聞きます。
最後には自分でまとめを言い、ということですね、と確認。


確か、こうな気が。何か抜けてるかもですが。。
必要なことを聞くのは難しかったです。
本物の模擬患者さん(訓練されている模擬患者さんっていう方々がいるんです)、患者さんの前に出たら緊張するだろうし、ますます難しいのだろうなぁ、と思います。
頑張ろーっと☆

Apr 7, 2008

学校再開

春休みが終わりました。
いよいよ5年が始動です。

今日は説明ばっかりでした。面白くなーい。
1番ためになったのは、医療システムに入るためのカードの支給(?)と、登録でした(笑)


うちの大学病院でも電子カルテが使われています。
症状から処置から検査から処方から、なんだって電子カルテ。
もちろん、高度の個人情報なので、誰でも見れるという訳にはいきません。
その医療システムに入るためのカードと指紋の登録を今日しました。

何がビックリって、指紋認証はマウスでやるんですよ。
だから、登録するのは右手の親指です。

普通そうなのでしょうか?
普段ローテクな生活している私はかなりビックリしました。


でも、いよいよ5年なんだなぁ、っていう実感はわきましたo(>_<)o
楽しみだなぁ♪

Apr 3, 2008

産婦人科見学

教授に気に入られてしまい、『病棟すごくキレイにしたから見においでよー』ということで友達と後輩と三人で見に行ってきました。

確かに、すっごくキレイにかわいくなってました。

<外来>
壁やドア、天井がかわいく素敵に模様替えされてました。
確かに、産婦人科って恥ずかしいし、不安とか恐怖心持って行くから、これはいいことじゃないかなって思います。
癒しのスペシャリスト(?)を入れたというだけあって、かなりホッとする空間でした。
私も今、整形外科で病院通いを続けている(経過観察とかではなくて、診断・治療のために)から、何となく分かる気がします。
私みたいに、命に差し障らないってことが分かってても不安とか恐怖ってありますからね。


<病棟>
まだ改革は途中とのこと。
それでも、垣間見れました。

例えば、LDR室とか。
ここは、陣痛が始まってから入る部屋で、普通のホテルみたいな感じを最終的には目指すみたいです。
ここで出産、その後回復1日までを過ごせるそう。
今までの無機質で冷たいな陣痛室、分娩室とは大違いで、びっくりしました。

また、不妊症の患者さんの検査室への入口と分娩室や陣痛室の入口は完全に分けるように改装してました。
当たり前といえばそうだけど、そういえば前は隣同士でした。
でも、それをまるっきり反対側に分けてました。

新生児室にはちょうど新生児の赤ちゃんがいて、すごくかわいかったです*>_<*
改めて、赤ちゃん・子供の医療に関わりたいと思いました。

それにしても。
確かに、小児科・産科に興味はあるけども。
先生の勧誘もすごかったです(笑)
でも、CCLで病棟を回るのが楽しみになってきました(^−^)v