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Dec 28, 2007

VGSCの配列決定☆

Anopheles farautiというハマダラカの一種のVGSC(voltage gated sodium channel)という遺伝子の配列を決定できました♪
これは世界初なので、これで論文が1つ書けるそうです♪

もう、これでフリセメ終わりでいいじゃん!って一瞬思いましたけど、実は私たちの当初の研究目的はさらにその先。
遺伝子配列を決定して、更にそれを用いて先の研究をするんですよ。。

という訳で、そちらでもし新しい事実が発見された場合は、それでも論文がかけるそう。
だけど、そっちは新しい事実(というか、探しているのは遺伝子変異だから、その変異があれば新事実。)がある可能性があまり高くない。。

まぁ、1つ論文が書けるなら、それでとりあえず我満足なり♪

Dec 25, 2007

医者になっていく

こうやって医者になっていくんだ。
そう思ったら鳥肌が立ちました。


今日、5年生としゃべる機会があったんです。
やってることがすごかった。

朝は7時前から学校にいて。
受け持ち入院患者さんの状態確認から始まって。
もちろん、SOAPでカルテというか記録も取ってるし。
サマリーも書くし、予診もする。
自分で最初に患者さんを見たりしてる訳ですよね。
上の先生方にプレゼンもしてて。

自分が来年それをやっているのかと思うと、怖い一方で楽しみでもある。
来年から、一歩一歩理想の医師像に近づいていければ。そう思う。
病気を人としてみる(?)とよく言われるけど。
それが保育園バイトを通じて少しだけ分かった気がしたんだよね。
だから。楽しみでもあるけど、患者さんの前に出る怖さもある。
でも、やっぱり楽しみかもなぁ。

Dec 19, 2007

人生初

左手で電気泳動をしました☆

右手ではピペットマンを全く押せないので論外としても。
左手は利き手ではないので、11月に初めてやろうとしたときはウェル(DNAを入れる穴。とっても小さいです。)にピペットの先をつきさしてしまったり、ピペットマンを最後まで押せなかったり、押そうと頑張ると手先が恐ろしく狂ったり。。

以来、泳動をしたことがありません。
だから、毎回人にやってもらっていたのですが、もちろん、実験をする上では毎日必要なくらい必要なことです。
泳動をしてもらってるのを端から見学状態。申し訳ないです。分かってます。でも、やってもらってました。

でも。
フリセメ始まってからピペットマンとか全部左手で使ってたから、多少は器用になったし、さらに、毎日ピアノをひくようにして。
左手の指を器用に動かす筋肉も多少つきました♪

そして、ついにこの日が来ました。
どうしても私が電気泳動をしなくてはならないというこの日。
ただ、初めてなのに、今日使ったゲルはとてつもなく脆いもので、少し手先がぶれると壊れてしまうんです。

ウェルを崩してしまったり、入れた液が上手く入らなくて溢れてしまったり。
だけど、なんとかDNAを入れて、電気泳動して。

ちゃんと出来てました*>_<*
出来た、って分かった瞬間、すごく嬉しくて、ホッとして。


少しずつ左手の細かい筋肉が発達してきたようで、右手と同じ様に使えるようになってきました。
後はやっぱり文字だよね。これは大きな課題のようです。
フリセメになってからは文字を書くということをあまりしない生活なので、この程度の筆記なら痛みを感じない前なので右手でやってしまいますけども。
来年からはそうはいかないから。やっぱり左手使ったほうがいいよね。

Dec 18, 2007

rutine

実験のやり方が決まり、同じ作業を全てのsampleに対して行う=rutine

って、その状態までもっていくのが大変な訳ですが。
とりあえず、Anopheles farautiと思われるものに対しての実験手法が固まりつつあります。

というのも、昨日の夜8時に帰宅した段階で結果が出ていたsequenceでは短くしか読めていなかったんですが、今朝行ってみて残りを見てみたら!!
ちゃんと長く読めてたんですよー♪♪♪


なので、今回sequenceできたfarautiに関しては、みたい遺伝子の配列が決定できました!!!
多分、世界初なのでPubMedとかのサイトに登録できるのではないかと♪
そしたら今後は「Anopheles farautiでVGSCの遺伝子」と検索すれば私たちの名前が出るかも?!すごくない?!

って、これが本来の目的ではないので、おまけですし、どうなるか分かりませんけどね(笑)


まぁ、Anopheles farautiに関してはひとまずはrutineまで持っていけたもよう。
もし途中でやっぱりうまくいかなさそう、ということになれば、もう少し考え直しますが。

そして、やっぱり冬休みはなさそうなんですが、どうしましょう;;;

Dec 17, 2007

シークエンス

シークエンスとは、簡単に言えば、DNAの配列を読むということです。
AとかTとかGとかCとか。
あれです。

どうやるのかというと。
1.primerという、DNAにくっつく20塩基くらいのものをくっつける。
2.それを伸ばしていく。ただし、途中で止まってしまうようなものを入れておく。
3.すると、ランダムに止まったものが出来てくる
4.それを長さの順に読むことでACTGが決定されていく


DNAには「エクソン」という部分と「イントロン」という部分があります。
エクソン =遺伝情報として、機能を持つ部分のこと
イントロン=機能を持たないので、実際にDNAが遺伝情報として機能するときは、省かれてしまうところ

当たり前といえば当たり前だけど、イントロンは保存性が低いです(=種だったり個体だったりであんまり同じじゃないということ)。
だから、DNAを読むときには障害となります。



今回読みたい配列は1400塩基対。
大体1回で読める量は何百かがいいところです。
だから、左側からと右側からと読まないといけないみたいです。

イメージとしてはこんな感じかなぁ?という予想で実験スタート。

     ------=======------*-==-*----------

 (-がエクソン、=がイントロン、*の部分が今回調べている変異がある可能性のある場所で、この前後のエクソンを含めたDNA配列が絶対に知りたい)

左側から読んだ結果としては、なんとなんとなんと、予想に反して(?)最初のエクソンが短いみたいです。
つまり、実際のイメージは

     --=======----------*-==-*----------      

という感じです。
イントロンは邪魔ものというか、キレイにDNAが読めないので、現在読めているのは左側の少しだけ。。

あーー。そうですか。そうですか。
さーてねぇ。どうしよ。
読めた部分を使ってもう1回primerを作り直して、もう少しだけ右側から読んでみたら真ん中のエクソンまで読めるかなぁ。

Dec 14, 2007

精神衛生上あんまりよくない気が…

えっと。
実験は少しずつ順調になってきています。

ところが、今日やった実験の1つの「種の同定」の結果によって、ちょっと嬉しいような悲しいような結果が出てきてしまいました。
というのも、farautiだと分類したものもpuncturatusだと分類したものも、全く同じバンドが出たんです。


どういう実験かというと、ITSという遺伝子に対して、制限酵素という、特定のDNA配列の部分をちょっきんと切るものを入れてやります。
それで反応をさせると、種類によってDNAの配列が違うので、切れたものの長さが違ってくる訳です。
それを電気泳動すると、長さが違うバンドとして見えるので、種の同定が出来るというわけですね。

つまり。
同じバンドが出た=同じ種類。

…あれ?
先生に習ったように分類をしたつもりだったのになぁ。
やっぱり素人の目は素人のようです;;;;
先週頑張ったんだけどなぁ。。

Dec 13, 2007

クタクタクタクタクタクタ

これ位くたくたです。。

感染研に行って、毎日ひたすら缶詰状態で実験をしています。
警備が厳しいので、出たり入ったりが非常に非常にメンドクサイ&先生にもお手間を取らせてしまう、ということで、朝行ったきり夜帰るまで、ひたすら実験室にいます。
お昼休みの30分程度以外はずっと実験室です;;


でも、その成果が出始めました。

DNAがきちんと取れているということが分かり。
VGSCという今回私たちが目的としている遺伝子を増やすことにも成功し。
(これってけっこう賭けというか、運が良ければ増える、という程度だったので、本当に本当に良かったです。)
種類を特定する為の遺伝子を増やすことは半分しか成功してないけど、なんとかなりそうなメドが立ち。


Solomonから持って帰ってきたボウフラは300匹。
そのうち、顕微鏡で鑑別した限りでは、farautiとpunctulatusというメインの種類で230匹。
これ全部に対して、DNAを見て種類を確定し、VGSCという遺伝子を増やして調べる、ということをします。

今は230匹に対して行う実験の手法を決める実験をしている段階です。
それが段々と決まってきた感じなので、嬉しい限りです。
とは言っても、くたくたくたくたくたー。。

Dec 12, 2007

神経内科

さて。
私が一番苦手で嫌いな科目です。
無事本試験で通ってほっとして忘れ去っていました。


突如現実を思い出させてくれたのは、神経内科のシケタイの長からのメール。
試験問題の解答を作成する、というもの。


そりゃそうです。それも含めてシケタイの仕事ですから。
でもね、試験直後に自分の担当だった部分の答えは書いて送っているので、
完全に忘却の彼方だったんです。


自分が提出していた分に5問ほど追加されて送られてきました。
なんせ、全部で80問あるような試験だったから。。


もう、完全に忘却の彼方ということ、さらに、全く医学部の勉強をしていない今となっては、全く解けません。
来年の人に申し訳ないという気持ちと、病棟に出る前にCBTという全科目の試験があるのに、このぼけっぷりはまずいなぁという気持ちとで、凹んでしまいました。


やっぱり神経が苦手な上に、医学部の知識が全部と言っていいほど抜けすぎているということが原因でしょうねぇ。
まずいよねぇ。


冬休みには少し勉強すべきかな、と焦ったように学校のロッカーに眠っていた参考書を持って帰ってきました。

Dec 11, 2007

PCR

今日も相変わらず感染研に行っているはやたまです。

先日、ボウフラの仕分け(?)が終わったので、本格的にPCRや泳動などのMolucularなお話になってきています。
つまり、端的に言えば、DNAを相手にするようになって、私の精神衛生上かなりよい状態になった、ということですね(笑)

さて。
今日は結果第一弾が出ました。
ところが、またまたよくない結果で;;
バンドが出ません(;_;)

なんででしょう??


<注>
「バンド」というのは…
まず、電気泳動というのは簡単に言うと、ゲル(ゼリーみたいなものです)にDNAを入れて、電気をかけると、DNAは-の電気をもっているので、+の方向に流される訳です。
そして、その流れる速度というのは、大きさによって違っていて、小さいものの方が速いです。
ということを利用すると、30分とか40分とか流した後には、大きさによって流れたキョリが違ってくる訳です。
それを利用して、今自分達の実験でやったDNA産物が大きさがどれくらいなのか、や、そもそもちゃんとDNAが出ているのか、などが分かるわけです。
そして、後で見ると、DNAがあるところがはっきり分かり、それが帯状に見えるから「バンド」という訳です。



今回したのは、
1.ボウフラからDNAを抽出
2.Anophelesの中での種類を判別する為に使う部分を増やす(PCR法)
3.きちんと増えているかの確認をするための電気泳動

ところが、増えていないということが分かりました。
先月頭にやって、どうして?!となった状態とそっくり。
ただ、完全に出ていないという訳ではなく、薄ーくバンドが出ているので、もう1回明日からでやり直してみることに。

うーん。
ちゃんと結果が出るとよいのですが。

Dec 6, 2007

お、終わったぁ(>_<)

さてさて。
ムシの類がとてつもなく嫌いでならない私ですが、予定外の事態に陥って、ボウフラ1匹1匹を顕微鏡で見て判別しなくてはならないということになってしまいました。

本当に嫌で欝で、そろそろ登校拒否になっちゃうーーー!!!
と思っていたら、今日のお昼をもってようやく全てのボウフラの分類が終わりました(>_<)

なので、明日以降はDNAの形になるので、かなりかなりかなーり気が楽になります♪
そして、学校ではなくてどうやら毎日感染研にお世話になることになりそうです。
先生たち優しくって、しばらく研究室が使えないということを知って、じゃあここでやる?と言ってくださったのです。
本当にありがとうございます!!


さて。
以下、記録として保存してある写真たちを元に、私が何をして欝になっていたのかをご紹介しようかと(笑)
もう、この4日でAnopheles(ハマダラカ)のボウフラについてかなーり詳しくなってしまいました;;;
全然嬉しくない!!


<手順その1>
まず、ボウフラの背中側を見て、矢印の付いているような、「板」を探します。
体の各節にあるんですが、最後のもの(下矢印)が他(上矢印)と比べて極端に大きくなっているものはBioneraという別の種類で、ハマダラカではないので除外。
そもそも、泳ぎ方でAnophelesだと思われるものを集めてきたのですが、Bioneraという種類だけは泳ぎ方がそっくりなので分からないのです。
この写真はAnopheles(ハマダラカ)なので、そんなに大きさが違いませぬ。
<手順その2>
次に、肩(?)の位置にある毛を見ます。
1番2番という毛を見て、その付け根がくっついているかどうかを見ます。
farautiはくっついています。
それがこちら。
puncturatusという種類(farautiと近い仲間)は離れています。
それがこちら。

<手順その3>
本当にfarautiなのか、puncturatusかの確認。
以上のような特徴があってもこれらではないものもいるので、今度はお腹側の毛を見ます。
この矢印で示している毛(9番~12番)が枝分かれなどがなくてスッと1本ならばOKです。
まぁ、これ以外にも見るポイントはあるにはあるのですが、これがメイン。
ということを1匹1匹していく訳です。
写真は記録用なのでかなり分かりやすいものですが、小さいものだとよく分からなくて、やっているうちに更に嫌になってきてしまいます。
本当に今日で終わって良かった。
明日は登校拒否だな、と思ってましたからね(笑)


Dec 4, 2007

Anopheles farauti

さて。
私たちの当初の目論見では、ボウフラを取って帰ってくれば、それのDNAを抽出をして、すぐに実験が出来るもの、と思っていました。
というより、SolomonはほとんどがAnopheles farauti(farauti という種類のハマダラカ)だから、取ってくればほとんどがそのまま使えるよ、というお話しだったんですよね。うん。

が。
実は私たちが集めてきたものは違うものが沢山混じっているということが判明。
Anopheles(ハマダラカ)であることは間違いないのですが、その中での種類が………。。。

ということを昨日感染研の先生に教えてもらいました。
そして、それを見分ける為には顕微鏡で拡大をして、体についている板の大きさや毛の生え方、毛の形、などなどを参考にして、1匹1匹見ていくしかないということです。

そうやって分けた上で、DNAを見てみて最終的な種類の判別をするのだとか。
そこまでやって、初めてVGSCという今回私たちが見たい遺伝子の検査を出来るんだそうです。。

えーん。。
実体顕微鏡で見て判別するのは至難の業。
さらに、私たちの大学の実験室には1台しかなく、さらには研究室の場所のお引越し(新しい建物に移る)があるので、あと2,3週間は機能しない。
そこで、感染研に連日の様にお世話になって、そこで分類をさせていただくこととなりました。
そしたら、どうしても分からない!というのはそこで聞いて疑問解決できるしね。

という訳で、しばらくは感染研の方に通うこととなりそうな気配がします。
そして、毎日ボウフラとにらめっこな日々になりそうです。
登校拒否になる前に終わるといいのですが(笑)

頑張れ、私。

Nov 29, 2007

帰国後

あんまりたいしたことはやってませんが、ボチボチ始めてます。

<火曜日>
帰国後、私たちと同じ飛行機で日本の国立感染症研究所に出張に来ていたSIMTRIの所長のBernardさんに会いに行ってきました。
日本のお土産と、日本らしい写真を集めて説明を書いたアルバムなどを渡して来ました。

そして、どういう話の流れか、感染研の先生に、土曜日に彼と東京観光をしてほしい、ということを頼まれました。
なんでも、他の国の先生たちは早い便で、でも彼だけが遅くて困っていたそう(笑)


<水曜日>
久しぶりに学校へ。
研究室の先生方に、お帰りなさい!って言ってもらいました。
出国直前にやっていたsequenseの結果について先生と確認。
なかなかいい結果なのでは???
後は今年のものがどういう結果になるかですな。


<今日。木曜日>
感染研に行って、採取してきたボウフラを見てもらうことに。
ところが、なんか微妙、よく分からない!
ということで、毛の生え方や形でまずは種類分けをすることになりました。

学校に帰ってきてボウフラと顕微鏡でにらめっこ。
ところが、毛が抜けてしまってはげ(?)になっている物があったりなど、微妙極まりありません。
ひとまず、素人二人が見て違う色で分類。
black:体も頭も黒い。
white:体が白くて頭が黄色い。
gray:体が黒くて頭が黄色い。

という分類。
一応写真を載せておくとこんな感じです。
なんか見てて気持ちいいものではないし、別に可愛くないし、そりゃできれば触らずに一生を終えたいくらいなものなので、もうホント嫌になってしまいます。。
ブルーになっちゃう;;

注。
私は虫がとーっても嫌いで、小学校のころも虫の回は1回も教科書を見ないで試験を受けたら、偏差値「以下」というものを取ったほどです(笑)
虫は嫌いだし、当然寄生虫はもっともっと嫌い。
気持ち悪いんだもん。。


でも、シノさんに頼りっきりすぎるので、これ以上に頼る訳にもいかないです。
頑張ろう、私。ね?

Nov 25, 2007

Solomon

ご無沙汰しておりました。
はやたまです。

無事Solomonでのサンプル採取を終え、昨晩夜中に日本に帰国しました。
向こうで蚊に刺されることもなく、おそらくマラリアにはかかっていないと信じます。
お腹をこわすこともなく、元気に過ごしてきました。

研究という視点以外でも沢山の貴重な経験ができました。
できればもう一度行きたいくらいです。

途中何度かボウフラの夢を見たりもしましたが、もうそんなことはないでしょう(笑)
後は持って帰ってきた400匹弱のボウフラさんたちを元にどうにかフリセメを仕上げればOKです。

旅日記に関しては、今後順次写真と共にアップしていこうと思っているので、たまに11月10日~11月24日の分の日記が更新されていないかの確認をしてもらえると幸いです。
日本では絶対にありえないようなことばかりなので、きっとへぇへぇへぇと言いたくなると思います。

では。
茉莉


Hello, friends and who are reading this blog.
It has been so long since I wrote last.

We've collected samples of Anopheles larvae in Solomon and returned in Narita late last night.
I wasn't bitten at all, so I believe I have no Maralia.
Also, I never had any problem with my stomuch (no diarria, no stomuch ache) and my time there was so wonderful.

The experience there was so rare but nice and wonderful; Not only from the point of view of reserch but also of the influence on my life.
I hope one day I can go there again.

While staying there, I saw larvae several times in my dream , but I guess I will never dream of it again in Japan. lol
The only thing left for us to do is to do some research of them and get them in shape by February.

Talking about my jorney, I'm planning to write them in my blog with the photos, and I'll be happy if you check my diary of 10th NOV-24th NOV once in a while.
It must be interesting since everything is completely different from Japan.

Bye for now,
Mari

Nov 8, 2007

予備実験

さてさて。
先週末にバンドが出ない!ということで失敗に終わったPCR法ですが、
理由が月曜日に判明しました。

先生が発注するプライマーを間違えていたそうです(笑)
ということで。
発注しなおして気を取り直して実験を。

まず、今回私たちが見たい遺伝子はVGSCですが、それで出るかどうかが分からないので、確実に出るはずの遺伝子(28S ribosomal RNA)でPCRをかけました。
そしたら、見事にバンドがでました。
つまり、DNA抽出は上手く出来ているということ。

次に、目的の遺伝子のVGSCを検出できるはずのプライマーで実験を。
これは、2人で論文やgene bank(いろんな生物の配列が登録されている)を調べまくって集めたAnopheles(ハマダラカ)の情報を元に自分たちで設計shちあプライマーなので、出たら相当嬉しいですし、実験も進みます。

結果。
見事見事、すごくきれいにバンドが出ました!!
ということで、私たちが作ったプライマーは大成功。

なので、sequense(塩基配列を読む)をすることになりましたが、私たちは日本を発ってしまうので、また後日☆

でも、これで何の心おきもなく行ってこれます。
ではでは(^-^)/

またそのうち帰国したら報告しまーす♪

Nov 3, 2007

心停止WS

今日はTESSOのワークショップがありました。
つまりは講習会です。

今回のテーマは心停止。
頸動脈で脈を触れることができない状態です。
街中で起こってしまえば、救急救命です。
心臓マッサージ、人工呼吸、巷で最近話題のAEDなどです。
これをBLS(Basic Life Support)と言います。
みんな講習を受けることをオススメします、と夏にblogに書いたものです。


今日はACLSと言って、さらに進んだ内容です。
病院で医者が何をするのか、というのを学ぶ訳です。

心停止は心電図では大きく4種類に分けられます。
各々でやるべき治療が違っています。
AEDはそれを判断してくれて、除細動が必要な場合はやってくれるすぐれものな訳です。

病院で医者は除細動器を用いて、自分で心電図を判断し、胸骨圧迫(=心臓マッサージ)や人工呼吸は当然のことながら、除細動、薬剤投与、原因疾患の治療などを行います。
書くと単純だけど、やるとかなり難しいです。
次に何をすべきなのか、こうなった場合はどうすべきなのか、など、頭は混乱です。

私は秋に入れてもらったばかりの新入部員です。
でも、こんかいはサブブース長となってしまい、ワタワタしてしまいました;

人に教えるのはすごく難しいってことも実感しました。
自分もいろんな講習会(うちの大学はもちろんのこと、他も行ってみると面白いみたいです)に行ったりして、自分の能力・知識、さらに教え方も吸収していきたいです。

Nov 2, 2007

予備実験

予備実験とは、実際に本当の実験を行う前に、どんな感じなのかなぁ?というのを見る為に行う実験のことです。
この量でいいのかな?というような確認だったり、手技の練習だったり。

私たちAnophelesを調べるグループ(といっても2人だけど。笑)は昨日と今日で予備実験を一通り行いました。


①蚊の遺伝子を調べる実験

蚊のDNAを抽出して、
PCR法(DNAを特異的に何万倍にも増やす)をして、
電気泳動をして(これにより、実際にPCR法が上手くいったか、そのDNAがどれくらいの大きさなのか、という確認ができる)。


②Bioassay

こちらは非常にアナログです(笑)
というのも、Pyrethroid(殺虫剤)を4種類の濃度で溶かしたものを用意。
蚊の幼虫を20匹ずつそれぞれの濃度の殺虫剤が入ったコップに入れる。
2時間の間、彼らがどの程度死んでしまうかを測定。
殺虫剤抵抗性があるかどうか(殺虫剤が効くか否か)が分かります。

今回使用した蚊の幼虫たちは、感染研でいただいてきたネッタイイエカという種類で、 殺虫剤感受性(殺虫剤が効く)株です。


Pyrethroidというのは日本でも使われている一般的な虫除けスプレー・蚊取り線香の類の有効成分です。
世界的に使われていて、これに対して抵抗性を持っているものがいる、というのが問題になっています。


どちらも、特に後者はあんまり興味がないというか、虫なんて触りたくないし……
でも、そんなことも言っていられないので、頑張ります。
DNAになってしまえば、無色透明な液体なので、蚊でも人でもラットでも一緒、、ですよね。


ちなみに、本日の実験結果は、

バンドは出ず。
つまり、DNA抽出orPCR(プライマー)が間違っているということ。
どちらもありうるような条件でやっているので、なんともいえません。
これは来週追加実験を行って、原因を究明することになりそうです。


いやぁ、殺虫剤ってすごいわ。
ピレスロイドの濃いものでは蚊は死んでしまいます。
即効性の薬剤なので、いとも簡単に。
薄いものではしぶどーく生き残るものの、そんなに動けない状態。

蚊取り線香の焚き甲斐があります(笑)
でも、やっぱりとっても気持ちが悪い感じです。。
最後、いただいた蚊の残りをエタノール漬けにしたんですが、
(といっても、2mlから10ml程度の小さいビンに入れるだけ)
あまりに気持ち悪くて、途中泣きそうでした。

という訳で、共同研究者のシノさんに大いにお世話になりました。。。
これでも前よりは少しは慣れたんだけどなぁ。
ソロモンでは、ダイビングから始まって、蚊の採取に終わる予定なので、
無事に元気に帰国できることを切に願います。
体的にももちろんのこと、精神衛生上もね。


さーて、①の追加実験について考えなくては!

Oct 31, 2007

国立感染症研究所

感染研@早稲田に行ってきました。
そこの中の、昆虫医科学教室、というところの先生方に私たちの研究のやり方などなどのアドバイスをいただき、予備実験を行う為の蚊の子供をもらってくる為です。

さすが専門家だけあり、話が難しくてついていくのが大変だったところもチラホラ。
とはいえ、研究のめぼしが一気についた感じがして、とてもすっきりです。
いやぁ、すばらしいです。

感染研には今後4,5ヶ月お世話になりそうな感じがあります。

それにしても、蚊(親も子も)を飼っているお部屋をみせてもらいましたが、決して気持ちいいものではないです。
イメージとしては、TOKIOの蚊取りのCMみたいな感じです。
蚊がたくさん飼われています。
子供たちは水槽で飼われていました。


やっぱり虫は嫌いです。
早いところ遺伝子だけにならないものかしら。
とはいえ、蚊を取ってくるのも大事なお仕事ですからね。
ダイビングばかりではなく、研究材料の採取(サンプリング)も頑張ります。

Oct 29, 2007

心電図の会

今日も心電図の勉強会に行ってきました。
先週よりはマシ、、かなぁ?
そう信じたいです。

やっぱり難しくって、先生の誘導に頼るところが多かったです。
質問の意味をつかみかねた時は隣の先輩の顔を見つめちゃったし(笑)
でも、ちゃんとなんとか、病名まで辿り着けました♪

『○○な気がするので、××だと思います』という言い方ばかりの私。

先輩のように、『○○のがあるので、××です』とテキパキと言えるようになりたいです。
憧れちゃいます*>_<*

Oct 26, 2007

ゲノム情報検索

この半年の私の実験対象は
「ソロモン諸島にいるハマダラカであるAnopheles farauti」

そして、彼らの遺伝子はほとんど分かっていません。
アフリカにいる親戚のAnopheles gambiaeは分かっているのですが、
なんせアフリカとソロモン(オーストラリアの東の島)では離れていますので、
あっちこっち違うんですよね。

私たちの目的は、farautiのVGSCという遺伝子を同定することでPCR法(遺伝子を増やして、検査をできる状態にする方法)をできるようにすることで、ソロモンやあの辺の地域の蚊が薬剤耐性なのかどうかを簡単に調べられるようにする、ということです。
VGSC遺伝子に変異があると、殺虫剤に耐性になります。
つまりは、殺虫剤が効かなくなります。


今日は、他のハマダラカ(Anopheles)のVGSC遺伝子が分かっていないのかを調べつくしました。

医学情報、論文などが一度に検索できるWebSiteがあるので、それを使います。
それが、意外と使い方が複雑で難しい。
いや、検索だからひっかかりはするのですが、自分が欲しいものをドンピシャで出すのがけっこう大変なんですよねぇ。
早くうまく使いこなせるようになりたいです。


アフリカにいるfunestusという種類は分かっていました。
ほかにも、微妙に分かっているものもありましたが、アジア周辺、オセアニア周辺は分かっていないようです。

さーて、どうしましょうね?
月曜日に先生ともう一度話し合いをして、方針を固めていくことになりそうです。

Oct 24, 2007

国府台牧場

今日は初めてフリセメらしいことをしました。
フィールドワークデイです。

懐かしの国府台牧場に行き、蚊の幼虫を捕まえてきました。
ソロモンの蚊でやる前に予備実験を日本でやって、練習するためです。

協同研究者のシノさんと共に、うっわー; とか言いながら確保。
今は研究室の冷蔵庫で眠っててもらっています。


虫の類は小学校の頃から嫌いで勉強を避けに避けてきた私には見分ける事はできません。
いざ取りに行っても、蚊の幼虫がどんなのか全く知らないし。。
どう生きてるのかも知らないし、どう見つけるのかも知らないし。
一人では途中で鬱になってたかもしれません。

シノさんと協同研究、という形になって良かったです。
蚊以外にも、今日は目の前にいきなり黄色っぽい大きな虫が飛んでて、蜂かと思って思わず叫んだら、それはアブだから刺さないから大丈夫、と教わりました。

へぇ。
でもやっぱり虫は気持ち悪いし嫌いです。

早く遺伝子を扱うだけの状態になりたいです。

Oct 23, 2007

フリセメ

さて。
フリセメが始まって早3週間ちょっと。
私の進捗状況をお知らせします。

1週目 10月1日~
初日、ムーンライトながらが地震の影響で止まったため、大幅遅刻。
が、あまりやることもなく、すぐ解散。
火曜日には学校に行って、論文を調べるということになるも、風邪でダウン。
結局この週はずっと風邪でダウン

2週目 10月9日~
火曜日に学校に登校。
研究テーマを決定する。
木曜日からは学祭のためのお休み期間であることを教授に伝えたところ、
わが研究室は5人ともお休みがもらえることに。

3週目 10月15日~
火曜日までが学祭の為のお休み。
でも、私ともう1人は火曜ー木曜の日程でダイビングのライセンスを取りに。
そのため、この週は登校したのは金曜日Only。
研究テーマの方針が決定。

4週目 10月22日~
昨日も今日も登校して、先生と旅のことを打ち合わせ。
一応、こんな実験をしたいと思っています、ということは伝えた。


以上(笑)
すごくやっている人はすごくやっているみたいなんですが、
私はいたって楽チンというかなんというか(笑)
その分、勉強したりバイトしたり遊んだりして有意義な半年にしたいなぁ、とは思います。
教授も、やりたいことをやりなさい、って言ってくれてるし。

というわけで、1ヶ月が終わるのを前に一応現状報告でした。
実験が始まったりしたらまた違うのでしょうね。

Oct 22, 2007

心電図勉強会

私のいる研究室は至って自由です。
そのため、自分で何かしないとまずいかなぁ、という気になります。

先輩が心電図の勉強会があるよ、と教えてくれたので、行ってみました。

M5(5年生)がメインで、5,6人と循環器内科の先生でやっているものでした。
いやぁ、難しいです。
でも、面白いです。

去年、初めて循環器の勉強をしていて、心電図の意味が分かったときにはすごく感動しました。
その感動をもう一度味わうためにも。
将来のためにも。
心電図を読めるようになりたいものです。

ちなみに、この下の画像の心電図が今回私が当たったものです。


たぶん、知らない人にはちんぷんかんぷんだと思います。
左側の6つが、肢誘導といって、腕や足につけた電極から心臓の活動をみているもの。
右側の6つが、胸部誘導といって、胸につけた電極から心臓の活動をみているもの。

この12誘導の心電図を見て、どこが異常なのかを指摘し(所見を取る)、だからこういう状態が考えられるので、このような病気を疑って(鑑別疾患)検査をします、ということが言えれば合格。

今の私には、異常な所見を取る(所見を取る=ここがこう異常です、という指摘をする)ことも覚束ない状態です。

でも、やらないよりはやった方が成長はあるはず。
そう信じて頑張ってみることにしました。

そのうち、先輩みたいにきちんと心電図を読めるようになりたいです。

Oct 10, 2007

進級確定

今日で全ての試験結果が出揃いました。
4年の試験は無事全て合格し、進級が確定しました♪

これで全科目の勉強が終わったことになるんですよねぇ。
そんな感じが全然しません(キッパリ)

ちなみに、これで3月を死守しました。
再試がないので、1ヶ月フルに春休みですv

後は、病棟実習に出る前に来年受けるCBTの試験に受かるように、実習を有意義なものに出来るように、自分で勉強していかなくちゃなぁ。

Oct 9, 2007

周りの状況

他の研究室に行った人達の話を聞いて焦りました。
1週間でこんなに違ったら、半年後にどうなってるの?!
そんな気がしました。

みんなは、病院で回診に出たり、実験をもう組み立ててたり。
一方で私は1週間寝込んだ為、今日からスタートな訳ですが。

何にもしてないし。
病院とか行く研究室でもなければ、研究を頑張る訳でもなく。
自分で好きに頑張れって感じだから。
研究室自体は緩い所なの。
勉強、やっぱり自分で計画立てて頑張るべきですね。

そんなことを思いました。
あんまりにもぼーっとしてて、ぼけそうです(笑)

Oct 3, 2007

文献検索

火曜から金曜まで、後期に研究を行うテーマについての調べ物をすることになりました。

私の場合、『ハマダラカの殺虫剤抵抗性について』です(笑)
将来進みたいとか、興味があるとか、そんな訳では全くないけど(笑)


ところが、昨日の昼くらいからひどい頭痛と吐き気、めまいでダウン。
保健室へ行くも今日は健康診断だからダメ、と。。。
仕方なく、定期・鍵・携帯だけをにぎりしめて、真っ青になりつつ家に帰って来て薬飲んで寝てるも悪化。

めまい&吐き気がひどかった。。
トイレとベッドの往復を続けること数時間。
よくやくおさまってきましたが。

今朝、多少の気持ち悪さのまま学校へ行くも、昼前には立つのがやっと、という位悪化。
早退してきました。

原因が分からないから嫌です。
とにかく研究室の先生や同級生、バイト先にとっても迷惑をかけてて、申し訳なさいっぱいです。

来週までに治したいです。

同じ研究室の同級生に、このタイミング(フリセメ最初の週。文献検索するだけの週。)で良かったじゃん、と言われたのがせめてもの救いです。

あー、自分の体調管理をもっとうまくなりたいものです。
とりあえず気持ち悪っ。

Oct 1, 2007

フリセメ スタート☆

我が大学の4年生の後期は研究をする期間です。
私は「国際環境寄生虫教室」を選びました。
大嫌いな虫たちの研究です。

でも、私は寄生虫ではなく、蚊の遺伝子を扱うという話になっているので、まぁいいです。

だって、ここを選べば海外旅行行けるしー♪
後期を有意義に使えるしー♪

というわけで選んだので(笑)


初日の今日は、教授が中国(?)に出張中なので、助教授に教えてもらうはず。
が。
連絡ミスらしく、どうしよう、やること知らない。と。


で。
ねずみの血液で塗沫標本を作る練習をして、旅行(研究の為のソロモン諸島+遊びのパプアニューギニア)の詳細をつめる、ということをしてきました。


<塗沫標本とは>
プレパラートに血液を薄ーく塗りつけることで、赤血球や白血球を観察しやすくする、というもの。
普通にプレパラートに塗りつけただけでは、赤血球がくっついていたり重なっていたりするので、それを1つ1つバラバラにした標本をきれいに作れることが目標。


ねずみさんの尻尾の先を少し切って血を頂くのです。
尻尾の先とは言え、失敗したくないと思ってやりました。

2回やったのですが、1回は血が少し多すぎてうまく引けませんでした。
2回目の方はそれよりはマシでしたが、どうしてもガタガタという線が入ってしまうので、実際の標本で行うときはもう少し上手になりたいですね。


それでも、3時過ぎにはもう自宅にいるという初日。
教授が帰ってきたら忙しくなるのでしょうか??

Sep 27, 2007

老年病内科 試験

今日は老年病内科の試験でした。
高齢者はこんな特徴があって、若者と違ってこんなところに注意しなくてはいけませんとか。

この試験の後すぐに旅行に旅立つ為に、全く集中できませんでしたけどね(笑)

試験後にクラス(というか学年)全員で集合写真を撮りました。
今日でみんなに会うのはもうしばらくありません。
みんなで何かやるとか、本当にもうありません。
若干寂しいです。

でも、とりあえず旅行でーす♪

Sep 25, 2007

形成外科 試験

形成外科とは
『外表に現れた先天性あるいは後天性の色・形の醜状あるいは臭いの異常を生理的範囲内に整えて、個人を社会に適応させる外科学の1分野である。』
(本日の試験問題より引用)

要するに、奇形だったり癌だったりで見た目が問題になる場合に、元に戻しましょう、という科。


事前に全問題が分かってた上に、最後の授業に出た人は落ちないというお墨付き(笑)

今までかつてない勉強量でした(笑)
あと1科目。老年内科。
いよいよ最後です。

Sep 21, 2007

口腔外科 試験

本日は口腔外科の試験でした。

歯学部の先生が授業をして、歯学部の先生が試験をしました。
もう、ホント、歯医者さんの授業で、「知らないよー!!!!」って感じです。

だって、歯が抜けた時に内科に行く人はいないでしょ??
あとは、顎関節の問題とか(口を開けたり閉じたりするときにカクカクいう人いるでしょ?)、口の中にできる腫瘍とか。

でも、なんとかなったようです。
先ほど友達と答え合わせをしたところ、6割ありそうな気配がしているので。


これで残り2科目です。
形成外科と老年病内科です。
形成外科は今年の問題がほぼ分かっているので余裕なはずです♪
今日は久々に余裕で過ごせそうです(^-^)v

Sep 19, 2007

脳外科 試験

今日は脳外科の試験がありました。
神経内科と何が違うの?要するに手術する時には脳外科?

えぇ、まぁそんな感じです。
脳外科の分野は、脳出血(くも膜下出血とか、頭の外傷とか)や脳腫瘍などがメインですね。

今日は内科とうってかわって、全問記述の6問。
4問は予想的中というか、過去問の傾向そのままというか、完璧に書けました。

が。
最後の2問は、勉強してる段階からよく分からなくて飛ばしてた脳腫瘍がモロに出てしまい、真っ青でした;;
脳腫瘍って、髄膜腫、髄芽腫、膠芽腫などなどなど。
似たような名前ばっかりで、頭が混乱してきちゃうんですよね。。


でも、最後の6問目は本当に全く分からないから勘で書いたら当たっていたようです(笑)
すばらしき第6感♪

ちなみにその問題とは
「乳幼児の水頭症を引き起こす原因疾患を3種類挙げ、水頭症との関連について詳細に述べよ」
というもの。

勘で、
上衣腫:第4脳室にできるので脳脊髄液の交通を妨げる
キアリ奇形:小脳扁桃などが落ち込むので、脳脊髄液の交通を妨げる
感染:くも膜顆粒での脳脊髄液の吸収を障害する
と書いたら、どうも、なかなか当たっているそうです(笑)

試験、分からなくてもどうにかなると信じて勘を頼るのも悪くないかもしれません(笑)


残り3科目です。
次は明後日の口腔外科です。
歯学部の先生が教えてくれた科目なのですが、歯学部の先生に落とされてたまるか!という気合で頑張ろうと思います。
情報によると、今年はかなり落ちる年らしく、厳しいです。頑張ります。

では。

Sep 18, 2007

神経内科 試験

今日の試験は神経内科でした。

今日の試験は80分で80問というシビアなもの。
今までは100問程度であったことを考えると少しはマシかな。

神経内科でイメージしやすいのは脳梗塞でしょうか?
名前が有名なところでは、アルツハイマー病やパーキンソン病、筋ジストロフィーなどなどなどが神経内科の分野です。
脳や脊髄(背骨の中に入ってる神経)、神経などの病気を習います。

脳は場所によって機能分担がはっきりしてます。
ここは運動、ここは言語を聞いて理解する、ここは言語をしゃべる、ここはバランス、という感じです。

だから、病気でどこかに障害が出るときには、場所ごとで特徴が違います。
そして複雑です。


私が1番苦手な科目です。
通ってるといいのですが。


次は明日の脳外科です。
残り4科目。終わりが見えてきました♪

Sep 14, 2007

救急 試験

本日は1限が救急の試験でした。

うーん。受かった気がしません。
とは言っても、勉強が足りないとか、そういう感じでもなく。
たぶん、昨日一日もっと必死に勉強してても出来は同じでしょう、って感じでした。
ようするに、聞いたことのないような事ばかりが問われていて、意味が分かりませんでした;;;
どうにかなったと信じましょう。


ちなみに、今日の試験は8時50分から10時10分まで。
ところが、私は右手の診察が9時30分に整形外科に予約が入っていたのです(笑)
途中でギブアップというか、もうこれ以上試験問題をにらんでいても点数は変わらないな、と判断して途中退出して病院へ(といっても、自分のところの病院なので、すぐ隣。笑)へ直行しました。

右手の調子は今が一番いい状態のようで、これをキープしていけるように頑張ろうね、とのことでした。
装具も続行。
次の診察は12月になりました。
このまま右手をあまり使わない生活続行です。


次の試験は神経内科と脳外科です。
神経内科は自分がシケプリ(意味が分からない人は過去のブログ参照)担当な科目だったので、是非とも受かりたいところです。

Sep 12, 2007

麻酔蘇生学 試験

今日は麻酔科の試験がありました。
麻酔につかう薬とか、麻酔方法とか、そういうものの科目です。

一言で麻酔と言っても、

*全身麻酔
*局所麻酔

と分かれますし、

全身麻酔
*吸入麻酔薬(麻酔薬を吸って、麻酔をかける)
*静脈麻酔薬(点滴みたいに静脈に注入する)
*筋弛緩薬(手術中に切ったりして筋肉が緊張したり、ピクッと動いてしまっては困るので)

局所麻酔
*脊髄くも膜下麻酔
*硬膜外麻酔  (この2つは、背骨の中を通る脊髄に麻酔をかける)
*神経ブロック

などなどと分かれます。薬の名前はほとんど全部が似たようなカタカナです;;;
笑気、セボフルラン、プロポフォール、フェンタニル、ケタミン、スキサメトニウム、ベクロニウム、ネオスティグミン、リドカインなどなどなど。

覚えきれない(>_<)
という訳で、試験は非常に微妙です。多分、ボーダーだと思われます。
受かってるといいなぁ。


次は救急の試験です。
頑張りましょう、はやたまさん。

Sep 11, 2007

ついに、1年半が終わりました

今日ですべての授業が終了しました。
この後、半年の研究室での実験生活を経て、2年間の臨床実習をし、卒業です。

おもえば、1年半で全ての科目の勉強をよく終えましたよね。。
昨年7月から今までで受けた試験の数は裕に50を超えます。
夏休み、冬休み、春休みを除いて考えれば、平均すれば週に1回以上の試験を受けてきた計算になる訳で。

医学部は多忙、とは言いますし、実際に多忙だったとは思いますが、それなりにいろいろやってこれた1年半だったと思います。
成長もしたし、変化が自分自身でも感じられる1年半です。


科目ごとに受ける試験も本当に最後です。
最後の7科目、頑張ってやろうじゃあありませんか。

形成外科

今日、形成外科の授業がありました。
医学部の授業の最後の1コマだった訳ですが。

もう、なんか笑ってしまって笑ってしまって(笑)

形成外科というのは、いわば『見た目を整えてあげる』科です。
癌などで大きく摘除してしまった後に、できるかぎり元になるように手術をしてあげる訳です。
口の癌などでは、骨やら唇やら、その辺一帯を除去しますからね;;;
火傷や交通事故の後なども形成外科に来ます。


そんな真面目なお話の後に30分くらい、笑いが止まらない授業がおこなわれました(笑)
美容形成外科のお話です。

こんな風なのが美しい、やら、美しい女性というのは見た目とともに動作やしぐさといった内面から来るものも大事なんだとか、そんなお話です。
いわゆる整形手術の分野ですね。

もう、教室中大爆笑になるくらい、先生、つっぱしってました(笑)

しかも、『今日来た人は大丈夫。紙に名前と学籍番号を書いて出してね。こんなくだらない僕の今日の授業を聞いてくれたんだから、今日来てる人はどんなに試験の成績が悪くても単位あげる』と(笑)

真偽の程は分りませんが、これでボーダーや50点だった場合は救われる気がします(^-^)

(ちなみに、医学部の試験は他の学部同様、絶対評価で、60点がボーダーです。
あまりにみんなが悪いとか、難しすぎたとか、いろんな場合には、ゲタをはかせてくれるとか、出席点を加味するだとか、いろんな話はありますけどね。)

Sep 10, 2007

耳鼻科 頭頸部外科 試験

今日は試験が2科目ありました。

うーん。
難しかったです。
聞いたことがないような話が出てきたりしましたし;;
サーファーズイヤーって何ですか??

受かっていると全力で信じます。


その後、老年病の授業でした。
全身状態を診なくてはいけない科です。
だから今までの科目の復習な部分もけっこうありました。

やっぱり心電図は難しいですが、思ったことは当たってて、ちょっと嬉しかったです♪
一昨日に軽くTESSOで復習した甲斐があります。
パニクりながらでしたが(笑)


次の試験は麻酔科です。
全記述で20問。
自分の指がもつかが心配ですね;

Sep 8, 2007

TESSO 不整脈

今日もTESSOの勉強会がありました。
テーマは不整脈。

先週よりも訳分からんちんでした;;;


不整脈、って、脈が一定になってない状態、というイメージがあると思うんですが、違うんですよね。
いや、もちろん、リズムが一定でないのもそうなんですが。

単純化すれば、脈はあるけど心臓の興奮(収縮)がおかしくなっちゃってる状態はだいたい不整脈です。
すっごい速いとか、すっごい遅いとかで、心房と心室が好き勝手に収縮してるとか、その他もろもろ。


ちなみに、心停止は、心電図で「ピーーーー」ってなってる状態という意味ではありません。
頚とかで脈を触れることができなければ、心停止。
だから、心電図上では脈が見られることもあるし、イメージ通りに横線一本、という場合もありえます。


もう、頭パンクしそうな感じでした;;;



ちなみに、われらが実際にどのように練習しているのかというと。
お人形です。
実に優秀なお人形です。

コードをつなげば心電図が出ますし、除細動器(電気ショック、ってやつです)をしてOKだし、口やら喉が精巧に作られているので気管挿管できるし。
さらには、脈を触れることもできるし、呼吸音もあるし、「うー。ぐー。」と苦しそうな声も出します(笑)

彼はコンピューターにつなげて、心電図や心拍数、脈や呼吸を調節できます。
なので、仲間内でそのコンピューター操作をする人と、お人形さん相手に助けようと頑張る人で練習する訳です。

うむ。
お人形さんなのに、やっぱり焦ります。
何をしていいのか分からなくなります。
頑張りましょう、はやたまさん;;;

Sep 7, 2007

台風と試験と

さて。夜中から明け方にかけて台風が直撃したようですが。
私は昨日も雨に降られなかった、素晴らしい晴れ女のようです(笑)


というのは冗談としても。
本当は今日の1限は泌尿器科の試験だったんですが、さすがに延期になりました。
なんせ、うちの学年には群馬から毎日、新幹線で通っているというツワモノもいますからね。
そして、1限の試験は5限へ。

昨晩、それが決まってメーリスで流れた瞬間、私は「それなら泌尿器は明日で十分」との判断の元、泌尿器の勉強を止め、神経の勉強に切り替えました(笑)


今日は台風からか、先生の発言が面白くて、沢山笑えました。

2限の麻酔科の先生は、授業前に。
「隣の大学は休講って聞いたから、休講にならないんですか??って学校に問い合わせたけど、うちはならないんだねぇ。仕方ないから授業やろうか。」


そして、今日一番面白かった先生は、4限の老年病内科の先生です。
老年病は出席を取る授業ということもあって、ほぼ全員が揃ってたんですよ。

「5限がUro(泌尿器のこと)の試験なんだよね?落ちたら大変だから、勉強が間に合ってない人は勉強してていいよ。余裕がある人は授業聞いててね。」と(笑)


まぁ、泌尿器の試験は全員通ったのでは?というような問題だったので、私も大丈夫でしょう☆
今年の本試験、後9科目です♪
月曜日は耳鼻科と頭頸部外科の試験です。
過去問の答えが間違えまくっていて、役に立たないという噂を聞きましたが、なんとか頑張りましょう↓↓

Sep 6, 2007

救命救急

今日の3時間目は救急の授業でした。
出るはずが、ちょっと自習室でバタバタしてたら大幅遅刻してしまいましたが;;

今日のテーマは災害医療。
災害?ん?台風とか?

そうですね。台風が只今上陸しそうな勢いですが、台風も災害だと思います。
後は地震とかもそうだし、JR福知山線での事故の時もそうです。

災害が起きた場合、通常の医療とは違うのだそうです。
医療用具、人材が限られている中で、より多くの人を救うためです。


3Tが大事だそうです。
Triage(トリアージ)、Treatment(治療)、Transport(輸送)

トリアージはドラマで江口洋介がやっていたそうですが、負傷者の緊急度を見極めるということ。
災害現場では、歩ける人を軽症者としてグリーンのタグを付けます。
次に呼吸や脈、意識などを確認し、黄色や赤のタグを付けます。
既に死亡している場合、気道確保をしても呼吸が戻らない場合は黒だそうです。

そして、緊急度の高い順に優先な訳です。

現場ではいわゆる治療は行いません。
現場での「治療」とは、『より多くの患者を安全な状態で病院に搬送する為の処置』だそうです。

救急の現場って、猶予が無いから、最初パニックになりそうですよね。
来年以降の病院実習であるのかは分かりませんが、研修医では基本的にどの病院でもカリキュラムに入っています。

そのためにもTESSOや救急の授業で知識や最低限の技法は身に付けておきたいものです。

Sep 5, 2007

泌尿器科

泌尿器科の試験が近いので、いい加減勉強をしなくては、ということで今日から始めました。
えぇ、試験は明後日の朝一ですけども(笑)

どうも、わたくし、泌尿器にはあまり興味がないようで、全く面白くありません。
だって、私、前立腺とか持って無いし。
いまいちピンと来ないし。
排尿障害とか、そういう話ばっかりだし。

そう、泌尿器科って、尿関連or腎臓~膀胱~尿道の癌or男性生殖器の病気。
あんまりというか全然興味がない分野なんですよねぇ。
腎臓内科とか腎臓はあんなに好きだったのに、少しずれると面白くないようです。
でも、女性の軽い尿失禁(子供を生んだ後の女性が、お腹に力を入れると尿漏れを起こす、というあれです)も泌尿器科らしいです。
でもさー、女の人にとって、泌尿器科って産婦人科のかかり難さの比にならないくらいかかり難いと思うのよね。


興味がないと言っても、この試験を落とすと春休みが短縮されてしまいます。
(3月が春休みで、だけど再試に回ると3月に再試があるのです)

さて。
興味の無い科目だけど勉強しなくては;;

Sep 1, 2007

TESSO

さて。前回の講習会を受けて、ぜひ入りたい!と言うことで、入れてもらいました。
TESSOとは。
わが大学の生徒による救急救命(BLS、ACLS、意識障害、心停止などなど)を学んでいこう!という勉強会。


さて。
本日のテーマは心停止。
出てくる単語は全部知ってます。が。分からないー!「だからどうだ」とかさ、言えないわけです。

やっぱり、定期的にちゃんと勉強して、手順とかを考えなくても大丈夫なくらいに身に染みこませる&ちゃんと今まで習ってきた科目を復習して身に着けないとなぁ、と。

勉強すべきことってホント沢山あるよね。

Aug 31, 2007

老年病内科

ようするに、女性外来の高齢者版のような感じでしょうか?
高齢者の特徴、というのがいくつかあるので、それを学ぶ科目となっています。

例えば。
高齢者は骨折をしやすいですが。
その要因として、骨粗鬆症や、よく転ぶこと、起立性低血圧を持っている人が多くなってくること、などなどなどがあげられます。

といった感じで、高齢者と若者の違いを学ぶ訳です。

私、よく転ぶので、よく転ぶ・よくこける、という話を聞いた時はドキッとしました;;

Aug 29, 2007

終わりが見えてきた

みんなで授業を受ける、というのも後2週間で終わりです。
おそらく、もう一生ありません。

試験は5月も6月も7月も、たくさんありました。
が、今週来週で授業が終わる科目が揃ってしまうので、9月には山のように試験があります。

3週間で11科目。
まだ授業を一回もやってないような科目もあるんですよ(笑)

今日は自習室のプリンターで次の試験の分の必要なプリントを印刷しました。
準備は整った!

さー、勉強頑張れ☆

Aug 28, 2007

はばたき振戦

神経内科の分野の検査の一つに、『はばたき振戦』というのがあります。
とは言っても、鳥みたいにパタパタしてる訳ではないんですけども(笑)
で、その説明の絵を書いていたらなんだか上手く描けたから、載せてみます☆

手を真っ直ぐ前に伸ばして、ぐぐっと立てててもらうと、途中で力が抜けてしまって、手が前にいってしまうんだそうです。で、ふわふわとぱたぱたと見えるから『はばたき振戦』なんですよ。


試してみて、もしぱたぱたしてしまったら、病院にすぐ行くことをおススメします。

*この画像を勝手に使うのは止めて下さい*

Aug 27, 2007

夏休み終了☆

さて。
医学部(というか、理系の学部)って夏休みが短いですよね。
我々も例外ではなく。

今日から学校です。
しかも、今日は午前中に二つも試験が;;
整形外科と放射線科。

整形外科は怪我ごとにたくさん名前があるので大変でした。
放射線は、放射線治療やCTやMRIなどを学ぶ科目です。
生物しか分からない私には理解を越えてて、理解に苦しみました。

まぁ、どちらもどうにか終わったのでホッとしました♪


午後の授業の先生は面白かったこともあり、今日はなかなか良い日でした☆
ポインターが途中でダメになったら、飛び上がって指差してましたからね(笑)

Jul 29, 2007

TESSO

もう夏休みに突入しましたが、今日は講習会に出てきました。
学生のTESSOっていう勉強会が主催した、BLSの講習会。

BLSっていうのはbasic life supportっていう略なんだけど、ちょー端的にいえば、心肺蘇生法とAEDの使い方を学び、目の前で人が倒れたときに助けられるようになりましょう、っていうこと。


今日一日勉強してみて思ったのが、やっぱり、ちゃんと学んでおくべきだってこと。
倒れた人のうち、6割は目撃者がいるにも関わらず、何もやってもらえなかった、という現状らしいです。
だけど、やっぱりそれは問題だから。

今日参加して、今なら目の前で人が倒れても何かしかは出来ると思います。
だから、今後もちゃんと続けていけるように、TESSOに参加しようかなぁって思います。

目の前で友達が倒れて。
その時に自分が何もできずに友達が大変なことになっちゃったら。
そう思うと、やっぱり、ちゃんと出来ないと、って思う。

前に救急の授業で、愛知万博で倒れた人を横市の学生が救ったという話を聞いて、『今の私は何もできないから、勉強しよう』って思いました。
けど、今日一日を終えて、『きちんと救えるようになろう』って思いました。

文系のみなさまは興味がないことかもしれないです。
だけど、もし目の前で友達・家族・恋人が倒れて、救急車が到着するまで何もできなくて、その間に取り返しのつかないことになったら。そう思うと、やっぱり習っておくべきだって思うと思うんですよ。

ぜひ、習っておいて欲しいと思います。
気道確保・人工呼吸・胸骨圧迫(心臓マッサージ)・AEDの使用。
できるようになっておいて何も損はありません。だけど、知らなかった時の損失は甚大です。

Jul 27, 2007

ようやく

夏休みが訪れました。
医学部ってどうしてこうも夏休みが短いのかしら;;
まぁ、仕方ないんだけどさ。

昨日は前期お疲れ様飲みをしてきました。
面白かったー♪

学校におきっぱなしにしてあった教科書も撤収し、
もう、心置きなく夏休みです♪

医学部の夏休みは短いのですが、その夏休みの間に
東医体(=東日本医学部体育大会)という大会があります。
これ以外に、春の試合シーズン、秋の試合シーズンとかあるけど、
運動系の部活をしている人たちにとって、この大会では一番大きな大会。

いい成績を残せるように頑張ってます。
大会(なんせ、東日本だから、場合によっては北海道とかだし。笑)あるし、
合宿もするし、けっこう忙しいのです。

私は今は部活に所属していないので、特にありませんけどねー☆
みんな頑張ってね(^-^)

ではでは。
みなさま、よい夏休みを♪

Jul 25, 2007

B型肝炎

B型肝炎ウイルスは、血液や体液を介して感染します。
だから、注射の回しうちをしてた人とか、あやしげなお姉さんの所に出入りしてみたとか。そういう人はB型肝炎の抗体が陽性になってる率が高い訳です。

(抗体陽性=そのウイルスに感染したことがある)

以前に、医学部生は麻疹・風疹・結核などなどの抗体を調べて(免疫がついているかどうかを調べておく)、免疫がついていない人は予防接種をする、という話を書いたと思います。
B型肝炎(通称B肝。C型肝炎はC肝。単純。笑)も同じように、抗体を調べて、ない人は予防接種をします。

というのも。
B肝ウイルスを持っている人に刺した注射針とか、点滴とかを間違って自分の手に刺してしまうと、B肝に感染してしまうかもしれない訳です。
針刺し事故が無いとも限らないですから。私たちが危ないですから。

だから、B肝の抗体を調べ(当たり前だけど、ほとんどの学生は抗体を持っていない)、ない人は予防接種をするのです。

B肝の予防接種は3回やることで免疫が付く、らしい。だから、1回目と2回目を受けて、3回目を受けるのを忘れると、来年また1からやり直しらしい。。。

先日受けたのは2回目。
そして、その2回目のものが腕で過剰に反応していて、非常にかゆいんですよ;;  1回目で微妙に抗体できてきてるのかな??

赤く腫れてて、注射をしたところが硬く結節状になっていて。
これ、どれくらいで引くのでしょうね??

というか。
後どれくらい予防接種や採決の類を受けたら終わるのでしょう??
来年の今頃はもう病棟にいるのだから、今年中には終わるのかな??

Jul 23, 2007

試験

今日は精神科と心療内科の試験でした。
これにて、夏休み前の試験は全て終了です☆

とは言っても、まだ授業はありますが;;
次の試験は8月26日の1、2時間目に整形外科と放射線科です。

夏休みも高校生より2~3週間短いという。。。
やっぱり我々は、「大学」に通っているのではなく、
「職業訓練所」に通っているのだと痛感する瞬間です(笑)


とはいえ。
ひとまず、気分は完全に夏休みモードです。
気持ちは既に浮かれています(笑)

Jul 22, 2007

精神科

明日は精神科と心療内科の試験があります。
という訳で、今日は勉強をしてる訳ですが。

精神科はよく分かりません。
『精神科むいていると思います。こんなお医者さんがいたら嬉しいもの』と何人にも言われたことがありますが、全くむいていないようです。
心療内科はいいんだけど、精神科は興味がない上にちんぷんかんぷんなんですよねー;;

こんなのを勉強してると、私がうつになりそうです(笑)
友達のMちゃんが『教科書を読んでると、自分がうつ病だったんだ、って思えるよ』と発言してましたが、その通りだと思います。


ちなみに、うつ病の診断基準
A 抑うつ気分
B 興味や喜びの減退

・体重の変化、食欲減退
・不眠または睡眠過多
・精神運動制止または焦燥
・易疲労性または気力の減退
・無価値観または罪責感
・思考力の減退または決断困難
・死についての反復思考

A,Bのいずれかと、残りのうちから4つ、が2週間存在すること、だそうです。
私もだいぶ当てはまります。

睡眠過多とか(笑)
友達のYくんに盛大に笑われて思ったのが、やっぱり私寝すぎだと思うんですよね。
理想が7時間半、現実は6時間~7時間半。
6時間を切る日が続くと厳しい。

どんなに明るくても、どんなにうるさくても、どんな状況でも、『寝よう』と思えば寝れますから(笑)
不眠になったことがありません。
医者にむいているというか子供みたいというかなんというか;;

Jul 18, 2007

整形外科

今日は整形外科のプラカンでした。といっても、私の担当の回ではないので、普通に聞いているだけですが。

今日のテーマは上肢。
担当した学生が、うちの学年の野球チームのMUSASHIのメンバーだということもあり、野球肘などのテーマも入っていて、かなり笑えました。
だって、投球の例の写真が我がチームのKくんが投げてる連続写真。そう、前々回の試合でマネージャーとして撮ってアップした写真たちの一枚(笑)

ということもあり、かなり笑って過ごした1時間でした。




以下、暗い内容だから、気持ちが沈んでいる人・私のうだうだ話を聞きたくない人は読まないようにお願いします。


その授業が終わってから私自身は不安で押しつぶされそうで、泣きそうで、かなり堪えました。

というのも、神経の麻痺を起こしてしまうと親指の動きで不自由が出るため注射を打てなくなる、という話が出ていたから。

私は神経は全く異常がありません。
だけど、靭帯の損傷により、右手の親指の動きがあまりできません。握れないし、押さえられないし、最近はさらに悪化していて、かなり痛みが強いのが現状です。ペットボトルの蓋を開けることができないし、スカートを下に引っ張る動作もできません。ノートや教科書の類を右手だけで持つこともできないし、消しゴムをかけることすらできません。


勉強はほとんどを左手でしています。
書くスピードの問題があるので、試験では右手で書くしかありませんが、1時間の試験に耐えられないというのが現状で、昨日の試験も途中で痛み・力の入らなささで、泣きたくなりました。

左手で文字を書く練習・左手でご飯を食べる練習を続ければ、左でできるようにはなるでしょう。
でも、注射やメスを左手で行うわけにはいかないだろうというのは分かっています。そんなこと怖くてできません。

注射が出来なくて困っている医者がいる、という話を聞いたとき、私の動揺は半端ではありませんでした。
私の問題はその人とは別の場所だけど、症状は同じようなものです。

私の将来どうなるの?医者としてちゃんと仕事できるの?そんなことが頭の中をグルグルしています。
自分の行きたい科に行けないかもしれない。支障なく仕事を出来る科がないかもしれない。
医学部に入って4年目の今、医者になるという道しか考えられない状態まで進級してきてしまった今。
この不安はしばらく解決しそうにありません。

ま、とりあえずは勉強するしかないけどね。
左手の訓練をしつつ、治るのを必死に祈るしかないけどね。
どうにかなるよね、きっと。
大丈夫。私、周産期に携わる医者になれるよね。

Jul 17, 2007

試験2つほど

終了しましたー(^-^)v
先週金曜日が皮膚科。今日が血液内科。

結果は…。
知りません。皮膚科は多分大丈夫だと思うけど、血液は微妙だなぁ。5割は絶対いってるんだけど、6割は自信ありません。。

こうやって、1科目1科目終わってゆきます。
気づけば、5年生になってるんでしょうね。
気づけば、今までのことが頭に全部入っていないければいけない状況にいるんでしょうね。

今はまだまだ、めいいっぱい覚えて、そして抜けていくということを繰り返しています;;;
秋~春にかけて、もう一度くらいは復習したいところです。

さーて。
次は来週月曜日に精神科と心療内科の試験があります。

今年は再試が全て3月にあり、春休みがなくなってしまうというか、短くなってしまう状態なもので、各試験は本試で一回で通したいところではあるのですが。
よし、頑張れ、私(>_<)

Jul 13, 2007

救急

今日は救急の授業が2コマありました。

恥ずかしくなってしまいました。
今の私は、目の前で人が倒れても、正しく蘇生できる自信がありません。
数年前に、講習会に出て認定はもらってますが、それから何もしてないです。
そこから手順なども改善されているそうです。

倒れた人がいたときに、救命を躊躇いなく正しく出来るのって、ある意味最低限というか、医師になるにあたり、当たり前のことですよね。
だけど、今は頭でっかちで、病気の知識は次々入れてる(次々抜けてる気もするが笑)だけ。
目の前で倒れた人を救命できない。


ちゃんと勉強しよう、って思いました。
TESSOという勉強会があって、救命の実技の練習やらをやってます。
それに今度から参加するのはもう言ってあったけど、よりちゃんとやりたい、って思いました。

医学生です。ってちゃんと胸張って言える日を目指して、少しずつ中身を充実させていきたいものです。

Jul 12, 2007

医学生の勉強

やっぱり医学生はカフェで勉強しちゃダメだと思うんですよ;

というのも、今日バイトが終わってスタバの脇を歩いて、とある状態を目撃したんです。

ふとスタバの中を見たら、女の子と男の子が勉強中でした。
仲良くてほほえましい、と言ってあげたいとこだけど、彼等のテーブルに広げてあるのはネッター。

注。
ネッター=人体解剖のアトラス。なかなか生々しい。


しかも、開いてるのは男性生殖器のページ。
それってどうなんですかね?

せめて、循環器とか、もう少し周りへの衝撃が少ないものにしようよ;;と思いました。
ただでさえ医学生は変なんだから。。

ちなみに。
私は寄生虫でさえ、電車で広げるのをやめました。
隣の人が見たら、朝から気持ち悪い思いしそうだから。

普通の人が見たらどう思うものなんでしょうね?

医学生


地味にプラカンで忙しくて、疲れ切ってた頃。
友達と資料を作ってる最中に寝てしまったらしいです。

先日の日記に書いた、12時間ブラカンやってた日のことです。
一日中、病棟と自習室を往復してたため、白衣着たままです(笑)


お疲れ様、blogに使ってくれ(笑)、と一緒に頑張ってた友達から写真が送られてきました。。

個人的には、早いとここの白衣を使い古して、来年の病棟実習では新しいのを着たいんですよね。
実はこの白衣は大きすぎてダボダボなんだもん;;


という訳で、はやたまの医学生としての1コマでした☆
いつもこんなんな訳ではないけどね。

Jul 11, 2007

テスト勉強

今、皮膚科と血液内科の試験前です。
みんな勉強してます。
医学部の試験勉強はちょっと独特かもしれません。

まずはシケプリという、シケタイ(クラスで全授業に人を割り振っているその授業の担当者。)が書いたその授業のまとめを印刷するところから始まります。

次のステップは過去問の印刷です。
過去問は試験を受けた際に、みんなで覚えてきて再現をして下の学年に引き継ぎます。
だいたい4年分程度を印刷し、傾向をつかんだり、大事なところはどこかという当たりをつけます。
大事な病気が毎年変わる、なんて馬鹿なことはないから、けっこう大事な作業です。

印刷の類が終わればいよいよ勉強です。
シケプリと過去問と教科書やノートを使って勉強します。


私は周りと比べて要領が悪いので、同じ点を取るのに必要な勉強時間が多いんです。
どうなるのかと言えば、テスト前にイライラします。
今は余計なことまでおまけでついてるから、更に状態が悪いです。

良くないの分かってるのに、周りに当たっちゃったり、嫌なものの言い方をしちゃってます。
最低…って凹んで余計悪循環です。

良くないですね。。
とりあえず皮膚科から勉強しなきゃ!

Jul 9, 2007

驚異の12時間プラカン

本来は6人以上が担当するはずだったものを、当初から全く人が集まらなかったらしく、4人しかいませんでした。
ところが、怪我人が出た為、我が班は3人(2.5人?)に減少です。

いったん引き受けるのを拒否したのに…と悲しくなるも既に遅し。


今日は朝から何度病棟と自習室を往復したか分かりません。
というか、教室に足を踏み入れたのは合計でも5分程度。
学校に朝行ってから今の今まで12時間以上プラカンです。
微妙な待ち時間にシケプリ書いたりはしましたが。
一日中、白衣を着ているという、5年生のような生活をしました、


なんで?!って言いたくもなります。
私はまだまだ病棟になれておらず、気を張ってるらしく、非常に疲れます。

またギリギリです(笑)
とりあえず、倒れることだけは今の所避けてます。
今日は自習室のパソコンの前で資料を作りながら意識を30分ほど手放した模様です。


ギリギリで保ってるというのは、周りに伝わるのでしょうか。
隣にいたとみーに、『はやたま、ホント頑張ってるね。かなりすごいでしょ。』と言ってもらいました。

後三週間くらいで(短い)夏休みが来ます。
なんとかもって欲しいと自分自身で思う今日この頃です。

Jul 5, 2007

利き手変換

今日の4限は整形外科の授業で、リハビリについてでした。

その中の1つで、利き手が使えなくなってしまった人のリハビリのお話しの一貫で出て来たのが「利き手変換」のこと。要するに、利き手ではない方の手を利き手のように使えるように練習をするということです。

その時に先生がおっしゃったことによると、
『1週間練習すれば、だいぶ書けるようになる』と。

それを聞いた私がしたこと。
その瞬間以降に書くのを全て左手にしました(笑)

さすがに、メスを左手で持てるようになるとは思えませんが、
文字を左手で書けるようになればかなり右手の負担が減ることは事実。

ということで、しばらく頑張ってみます。
1,2週間後にはご報告をするので、お楽しみに~(^-^)

Jul 3, 2007

骨髄移植

今日は、お子さんを慢性骨髄性白血病で失くしたお母さんがお話をしに来てくれました。
骨髄バンクを作るのに大きな役割を果たした方で、今も骨髄移植に関係している人の電話相談をやっている方です。

本当にいろいろ思うことがありました。
人の話を聞くということ。
子供を亡くすということ。

きっと、このまま医者になってしまっては、患者さんやご家族、医療スタッフを傷つけてしまうことを沢山してしまう、そんなことを思いました。
今もそうですよね。
友達の話を聞いているときとか。相談を受けているときとか。


電話相談を受けているとき、相手を励ますのは禁句だそうです。
誰かと比べたり、私はね、っていう話も禁句。
○○だからいいじゃない、っていう言い方も禁句。

相手の話をただただ聞いて、全てを受け入れていくことで、
電話をかけてきた本人が少し前向きになって電話を切るのだそうです。

私、このまま医者になったら絶対人を傷つけてしまいます。


もともと、去年くらいからカウンセラーの勉強に興味を持っているんですよ。
人の話をうまく聞けるだけで相手は心がかなり軽くなる。その先が全然違ってくる。 
そう思っているから、医者になる前に相手の話をうまく聞ける人になりたいんです。

で、本屋さんや図書館でいくつか本を読んだりもしてるんですが。
今日聞いた話は本当にそのままだと思いました。

人の話を聞けるようになりたいと改めて思いました。

Jul 2, 2007

患者さんは大変だ

今日は自分が患者さんになってきました(笑)

以前も書いたことがありますが、私の右親指は使い物にならず、そろそろ限界です。
なので、今日は自分の病院に初めてかかりました。

やばいやばいやばい。
今日からシステムの全面変更らしく、8時間以上待ちました;;;
疲れるわぁ。。
しかも、受付のおばさん、お姉さんの態度の悪いこと悪いこと。

大学病院ってなんでこうなんですかね。

私自身の診察としては、整形外科の手が専門の先生なだけはあり、『こうすると痛くない?』という場所がどんぴしゃで痛かった(>_<)
近所の整形外科とは多少訳が違うようでした(笑)
近所のお医者さんは、もう痛いところがないもんねぇ、時間が経てば少しずつ良くなるんじゃないかなぁ、って言って何もしなかったからね。。

治りそうならよかった(^−^)と思ったのもつかの間。
『手術はできないねぇ。サボーター付けてみようか』と。
このまま手術しても、固くなってしまうから、手が使いにくくなっちゃうんだって。

力がちゃんと入るようになれば。
将来の夢に差し支えなくなれば。
文句はないです。


が。
なんで怪我しちゃったんだろうなぁ。
大事な大事な右手なのにね。

Jun 30, 2007

OSCE

五年生で病棟に出る前に行われる実技試験のことです。
今日はその模擬患者をやってきました。

いくつも項目はありますが、私の担当はバイタルサインでした。
要するに、脈、血圧、呼吸などの基本的なことです。

先輩達がかなり緊張してるのがよく分かりました(笑)
とはいえ、私が来年ものすごく緊張する自信はありますけどねっ☆


私は、というと。
血圧が最初は124で、徐々に慣れて来たようで、115くらいでした。
ところが、最後の一人がよく知ってる先輩だったんですよ。
そしたら、一気に脈も血圧もかなり跳ね上がりました(笑)

いや、先輩、申し訳ないでありますm(__)m


それにしても、一年後には白衣があんなに似合うようになれてるんですかね??
私、まだまだ白衣に着られてます;;
似合うくらいしっかりできてるといいなぁ☆

Jun 28, 2007

寄生虫

後期に半年研究する研究室が決定して、今日は昨年その研究室に行った先輩の話を聞いてきました。

あんなに悩んでいたのが嘘みたいにワクワクしてますo(^−^)o
なんか、すごく楽しそうなんですよ。
かなり自由な研究室で、やりたいことが出来るみたいです。
マラリアの研究の為に行くソロモン諸島も面白そうでした。
生きて帰って来れるでしょ、きっと。

なので、我々の第一目的地はソロモン諸島です。
オーストラリア経由で行くか、パプアニューギニア経由で行くか。
帰りに遊んで帰ってこよう計画があるし、航空券代がかなり違うから、一大問題です。
問題は、今パプアニューギニアは治安が悪化中だから、先生が私のパプアニューギニア経由にOKを出さないだろうということ。
残りがパプアニューギニア決定になったら、私一人寂しいじゃん!


また、当然ながらお金もかかります。
夏休みにお金貯めなくちゃです。
私だけ帰りに遊んで来れないとか嫌だし、できればそれ以外に行きたい国もあるし。
あ、でも、一人で行ったら危ないかな。。
うーん。行けるかは別にして、お金は貯めます☆

目標は高く70万円!
だけど、バイトばっかりでは後期の裏目標が達成できないし、貯金を全額使ったら、来年からバイト全部辞めるのに生きていけないです。
まずは、まだ多少は残してあるはずの入学祝いを探すところからですかね。


あ、ちゃんとマラリアの文献と、パプアニューギニアについても調べます∠( ̄^ ̄)

Jun 27, 2007

悔しさ

今日もプラカンで病棟に行きました。しかも、2回も。
お昼には整形外科、放課後は神経内科。


最近病理にちょくちょく出入りをするようになってから、ようやく(?)医者になる実感がわいてきました。
今までは、いくら医学の勉強をしていたって、やっぱり学生です。でも、『あ、医者になるんだ』って最近思う。


そんな中。
今日はものすごく悔しかったです。ものすごく悲しかったです。

神経内科のプラカン後に先生に「ありがとうございました」って言って帰ろうとした矢先でした。
体に力が入らなくなり、目の前が真っ白になり、気持ちも悪くなり、その場に崩れ落ちました。
正確には、最後に先生に挨拶をしてる時に前駆症状が少し出はじめたから、『やばいかな』とは思ったんですけどね。

自分で理由が分かってるから悔しい。10中8、9でNMS。
つまりは、血圧を上げる交感神経と血圧を下げる副交感神経の力関係が崩れ、血圧維持ができなくなり、立っていられなくなります。
発症リスクファクターは緊張状態、疲れ、空腹、温かい気候などだった。と思う。
今日は運悪く、前二つが重なっていたのでしょう。
あんなに派手に倒れたのは久々でした。

ふぅ。
自分の体、自分の予定は自分で調節しなくちゃなぁ。

Jun 26, 2007

ツベルクリン

今日はツベルクリン反応をしました。
別にツベルクリンがなんぞやという授業を受けたわけではなく、普通に自分が検査を受けました。


医学部では病棟に出る前に一通りの抗体を調べて、ないものはつけます。
患者さんを診ていてかかっては大変ですし、医者が菌やウイルスをばらまく訳にはいきません。

だから、入学当初に最近流行っていた麻疹も抗体価を調べてます。
その時に4、5種類くらい調べたんじゃないかな??
先日はB型肝炎が当然のように陰性だったので、ワクチン受けましたし。
針指し事故は絶対にしたくないし、しませんけど。


はい。
という訳で、今日はツベルクリン反応。結核です。
名前も知ってたし、皮膚でテストすることも知ってました。
授業で『遅延型反応だから、すぐ見てもダメで、48時間後』とも習いました。


だけど、保健管理センター行ってビックリ。
注射だったんですね。

皮内テスト(以前にブログにも書きた手法)で反応を出すんですね。
冷静になれば当たり前のこと。

だけど、注射を前にして一瞬怯みました(笑)
『ち、注射だったんですか…』と言った私に先生が、
『M4(医学科4年)で何を言ってるの(笑)』と。

そりゃそうだけどさぁ。
注射はできるだけ受けたくないんだもん。
痛いじゃん。

こんな私を友達は最大限バカにしてくれました。
ホント、恥ずかしいです。。。
学んだ事が次から次へと抜けていっているんですよね;;


しかも、怯んでたから、針を刺された瞬間にピクっとしちゃったら
『腕引いたらダメだよー(笑)』と言われました。
血も出ちゃったし。。


はい。ごめんなさい。
来年には友達どうしで注射や採血の練習もするらしいし。。
気をつけます。
友達相手で腕をぴくりと動かしたら、変なとこに針入りかねないから怖いですよね(笑)

学んだことが身につかないこの効率の悪さ、要領の悪さ。
どうにかしたいです(;_;)

Jun 25, 2007

限界

今日は一限が眼科学の試験でした。
試験問題自体はそりゃ出るでしょ、みたいな感じ(白内障とか緑内障とか全12問)で特に問題ありませんでした。多分大丈夫なはず。

たっだねー、記述量が多かったです;;
時間内に書き終わるか不安だ、っていう量。

途中でヤバイ(>_<)とは思ったんですよね。
だけど、試験(しかも、終わるかキワドイ試験)ですから、途中で止める訳にはいかないので。

結果。
その量の記述をした私の右手は使い物になりませんでした。全く力が入らない;;
あ、もうこの時間には回復してますけどね☆

その昔、部活で右親指付け根の関節を痛めて(ヒビ?)以来、ダメなんですよね。
握力も左手は25kgとか。右は元々左より弱いとは言え、未だに10kgちょっとまでしか戻らず。

右手を酷使してると、途中で痙攣したり、力が入らなくなったり。
今日のテストもそうだし、解剖実習中も大変でしたし。

一限が終わってからずっと湿布をしてました。
放課後に歯医者さんの予約があったので行ってきたら。

『将来絶対使うんだから、もう一回医者に行っておきなよ』
と心配されました。(私、この先生と仲が良くて、ついついしゃべってしまうのです;;)

ですよねー。このままじゃ外科はもちろんのこと、自分の進みたい道に支障が出ますよね。。
前に家の近くのスポーツドクターに行った際は、これ以上の回復は難しいと言われました。
けど、そうなんですよね。仕事に差し支えるのは断じてまずいです。


自分の大学に初めてかかってみようかと思います。
保健管理センター(保健室)で紹介書書いてもらおうかなぁ。
その前に、明日の整形外科の授業の後に先生に相談してみようかなぁ。

注射でも何でもいいから治ったらいいなぁ。

Jun 22, 2007

プラカン

今日は患者さんに実際に会って、問診をさせていただきました。
すごく穏やかでいい感じの方で、お話しやすい方でした。

いつ頃から、どんな症状で出て来たのか、どのような経過をたどったのかなどを聞いていきます。
これ、診断をする上でとっても大事です。

例えば、
今日の患者さんは最初、『めまいが出たんですよ』とおっしゃいました。
でも、『どんなめまいでしたか?立ちくらみのような感覚ですか?目の前がグラグラ揺れるような感じですか?』と聞いてみると。

しばらく考え込んだ後に、
『物がぼやけることから始まって、段々と二重に見え出した感じでした。だから気持ち悪くて…』と。

実はこれは大きな違いなんですよ。

最初に言ったような感覚なら平衡感覚、つまりは耳を疑います。
今回の患者さんの場合は複視と言って、目や神経系を疑います。

(…自信あんまりないけど、多分合ってるはず。。)


白衣着て、病棟に行って患者さんとお話をして。
コミュニケーション能力は大事だなぁとつくづく思いました。

Jun 21, 2007

プラカン

前に、精神科のプラカンで患者さんに会ったと書いた気がします。


今日から私たちの班の神経内科のプラカンが始まりました。
今日は担当の先生に連れられ、患者さんに挨拶に行ってきました。

担当の患者さんの病気について実はまだ理解してません。
問診、診察に入る前に早く教科書読まなきゃです(>_<)
でも、今日会った限りは穏やかな方で、病状もかなり回復されてました。

精神科の時と比べると、変な緊張はありません。
2回目ともなると、多少は慣れるようですね。


白衣を着て病院を歩いていると、数年後のことを考えます。

ちゃんと一人で問診できるのかな、所見取れるのかな、問題点書き出して、診断できるのかな、そもそも、患者さんとちゃんとコミュニケーションとれるのかな、信頼出来そうな人に成長できてるかな。

その為の今の実習、来年からの病棟実習ですもんね。
頑張ります。

でも、自分の中身、成長具合は自分でどうにかするものですもんね。
患者さんに慕われる医者になりたいものです。

Jun 19, 2007

耳鼻咽喉科

今日は耳鼻科の第一回の講義がありました。
面白かったです。先生が(笑)

耳鼻科は自分が散々お世話になってきたから興味はあります。
小さい頃は予防接種以外は小児科にほっんどかかったことがないくらい。
風邪も耳鼻科だし、ホント耳鼻科っ子(?)で、先生と仲良かったです(笑)


今日は総論で、耳鼻科ってこんなことやるの、っていう説明です。
なのに、先生が言うことで何回教室に大爆笑が起きたか分かりません。
ビデオを入れてないのに再生ボタンを押して、なんで動かないんだろう、
って真剣に考えて、しばらくして気付いてた(笑)

面白くてかわいい先生でしたv

Jun 18, 2007

産婦人科

産婦人科の教科書を買ってしまいました。
と言っても、医学部用ではないのですが(笑)

産科と婦人科でしめて5400円のお買い上げ。
絵や図が多く、かわいいので勉強する気になれます♪

というよりも、産婦人科を分かっていなさ過ぎて危機感を感じて、
『まずは簡単なもので勉強をしてからだ!』ということで、
コメディカル用(医者以外の医療関係者)の本を買ったのです。

産婦人科はけっこう複雑です。
胎児を育てるっていうお仕事も、女性ホルモンを出すお仕事も、
子供を生めるように1ヶ月のサイクルを作るお仕事も。
みーんな子宮とか卵巣とかでやってるんですもんね。

でも、将来の夢に直結までは行かなくとも、
将来の夢に半分くらいは結びついてるから、頑張ります☆

Jun 15, 2007

教科書

医学部の教科書は高い。
いや、他の学部でも専門書なんだから高いのだとは思いますが。

今買ってるのが7000円前後です。
5000円だと安いなぁって思います。
高いのだと27000円とかですね。

そして、友達が27000円の教科書を取られました。
盗まれたというか、間違って持っていかれたというか。
そして、そのショックからか、教科書を買う気にならないらしいです。



来週水曜から再来週水曜で試験が3つ。
さらにその次の月曜にも試験が。
そう、実は密かに試験前なんです。

その、教科書を買わない友達は、私の教科書を借りていきます。
1週間ずらして勉強してくれてるから、害はないんですけどね。

でも、最近では私の机から何も言わずに教科書を持っていきます。
これはちょっと問題です。
今日も学校に行ったら皮膚科の教科書がなくて、かなり焦りました。
帰りには私の産婦人科の教科書が机から消えてました。

代わりに、問題集を借りる約束をしました。
これも、全部揃えれば40000円はするシリーズ。
友達どうしで貸し借りを出来るのって実は大事かも(笑)

Jun 14, 2007

病理実習試験

試験があるなんて、知らなくって。
だからシケタイをおいていませんでした。

<シケタイとは>
試験対策委員のこと。
各授業にいて、その授業のまとめのプリントを作り、
学年のホームページにアップします。

医学部はどこもそんなシステムが代々引き継がれていて、
テスト問題や試験対策プリントがあります。

難しいんだから、分担して勉強して、その勉強したことを
共有しようよ、という体制らしいです。へぇ。



まぁ、ともかく。
病理学実習にシケタイはいないので、
各自でどうにか頑張るしかないという状態でした。

が。
友達がボランティアでプレパラートの写真を撮りだしたので。
少し手伝おうか?という話をしてて。
そしたら、じゃあ残りよろしく、って言われて。
席が後ろだった友達に頼み込んで、手分けして残りを撮影しました。
(顕微鏡にカメラがついてて、パソコンに取り込める)

そしたら突然、最初に撮影をやり始めてた友達から、
『病理はまかせていいかな?よろしく』
というメールが( ̄□ ̄;)!

ということで、その写真に解説を加えて分かるようにする作業が。
なので、最近は顕微鏡写真とのにらめっこしてます。

今日、出来た分を持っていって見せたところ、予想以上の出来栄えの
ようで、すごいと言ってもらえたので良かったです。
単純かもしれないけど、褒めてもらえると嬉しいです。


そして、一人では量が多いので、
仲がいい友達に頼み込んでいくつか分担してもらいました。
(半ば無理やりだった気はしますが;;;
メーリスで募っても誰もやってくれないんだもん。。)

ありがとうございます(>人<)

Jun 12, 2007

フリセメ

フリセメ=フリーセメスター=プロジェクトセメスター=プロセメ
前も書いた気がするので、説明省略。
今週は、みんなそれぞれ、希望する研究室を決める為に、
先生の話を聞きに行っています。

私は血管外科と形成外科の先生にアポを取り、話を聞いてきました。

<血管外科>
定員:2,3人
時間:毎日9:00~13:00くらい

足の血圧を測るなどを通して、血管疾患を見るそう。
気になったけど、話を聞いてみると興味ありませんでした(笑)


<形成外科>
定員:1名
時間:毎日8:00~18:00

8:00のカンファ(形成外科の会議みたいな感じ)で始まり、
17:00~の回診で一日が終わる予定のようです。
週2日が研究、週1日が外来、週2日が手術という計画。

悪性腫瘍の手術後の再建に基づく研究を考えているそう。
こちらは、やってることも興味あることでした。

一人しか取らないから、友達に会う機会は自分で作らないと
途中で嫌になっちゃいそうですが、
研究室にこもりっぱなしでないところがいいところ♪


さらに、今日は寄生虫教室の話も聞いてきました。

<医動物(=寄生虫)>
やれることは、外国に行ってのfield workがメインのようです。
いわゆる『むし』にはあまり興味ないけど、マラリアには興味あります。
去年の実習や試験の時も分かりやすくて好きでした(笑)

また、寄生虫のfield work以外に、発展途上国での二次医療の充実、
というテーマで研究をしている先生についていくという手もあるそうです。
これは惹かれました。

まぁ、本当はソロモン諸島よりもアジアの国々の方が興味はありますが。
でも、一番行って調査してみたい国はただ今治安が最悪で絶対に行けません。

寄生虫は定員も多めで、友達が沢山いるので、面白そうではありました。
ただ、ソロモン諸島に行って生きて帰ってこれる自信にいまいち欠けます。



さーて。
どこを選びましょうね?



各研究室に話を聞きに行くのは、希望している人で集まって行きます。
なので、他の人がその研究室で何をしたいと思っているかを知れます。
今日は寄生虫に話を聞きに行ったんですが、他の人の話を聞いていて、
いかに自分が何も考えずに過ごしているかを思い知り、凹みました。


血管外科では、みんな受動的というか、やる気はあまりなく。
形成外科では、私自身が一応気になっている研究内容があり。
寄生虫はやりたいことが明確ではない状態で聞きに行ってしまったので。

という言い訳ももありますが、それにしても、違いをはっきりと感じました。
私は、形成外科でさえも、今日のみんなよりも自主性に欠けていました。

このまま医者になっていいのかな、そんな疑問が浮かんでしまったはやたまです。

Jun 11, 2007

精神科プラカン

つまり、精神科に入院中の患者さんに会いに行ってきた訳です。
私の大学では、臨床科目については、
プラカン(臨床講義)という名の授業があります。

科目によっては、患者さんのデータを貰うだけのところもあるし、
実際に患者さんに会うこともあります。
どちらにせよ、実際の症例に基づいて、問診や所見を取っていくときの
着目点、一般所見や検査所見の見方、病気の鑑別・診断などのことを
学んでいくという授業です。

そして。
精神科では、実際に患者さんの医療面接の様子を見学します。
今日会いに行った患者さんは統合失調症の患者さん。

先生が患者さんと話して、必要な情報を聞き出していく様子。
患者さんの様子(話す様子とか、表情・体の動きなど)。
見てて、学ぶべきことは多かったと思います。


『あー、こうやって学んでいって医者になるんだなぁ』
ってすごく思いました。

来年は臨床実習で病棟を回ります。
そのときには少しでも何かできるようになっていたい。
病気のこともちゃんと理解していたい。
そう思いました。

よし。頑張ろう☆

Jun 8, 2007

久々に

1限に出席しそびれました;;

医学部は専門課程は全員同じカリキュラムです。
将来皮膚科に行きたい人も、小児科に行きたい人も、
みーんな、内科も外科も眼科も何もかも勉強します。

みーんな試験も受けます。
病棟での臨床実習もみーんないろんな科を回ります。
医師国家試験だってみーんな全科の試験です。

よって、全員毎日1限〜4または5限あります;

私は基本的には授業はほとんどサボりません。
でもねー、今日の朝はどうしても学校行きたくなかったんだもん(>_<)

Jun 7, 2007

斜視、弱視

斜視とは。
端的には両方の目で同じものを見ていない状態。
片方の目が内側だったり外側だったりに寄ってしまいます。

弱視とは。
小さい頃に目に視覚刺激が入らないことで視力が育たないこと。
極度の遠視とか、眼帯使ってたとか、ものもらいが出来てて片目を使えなかったとか。


人は生まれたときはあんまり見えてません。
目に視覚刺激が入ることで目が発達していきます。
ちなみに、赤ちゃんは近視か遠視かと言われれば、遠視です。

こと、視覚刺激による発達、実は時期が限られています。
二歳半〜三歳が1番よく反応する時期です。
この時期に目に適切な刺激が入ることで発達するのです。

まず各々の目の視力があがり、
同一視(両方の目で同じものを見れる)ができるよつになり、
融合(頭の中で、右目で見たもの左目で見たものをくっつける。これができないと物が二つ見えます。)が出来るようになり、
立体視が出来るようになります。


毎日当たり前のようにものを見ていますが、これって意外に高度なことをしてるんです。

Jun 6, 2007

小児外科

生まれつき消化管にいろいろな問題を抱えている子供の勉強をしました。


例えば、生まれつき食道が途中で途切れている子もいます。
腸はお腹の中で成長してくる時に、ぐるっと回転をすることで、長ーいのにうまくお腹に収まるようになります。
それが回転しなくて、腸がぐちゃぐちゃになってしまう子もいます。

レントゲンを見ることでかなりのことは分かります。


今日の授業では、スライドでレントゲンを次から次へとうつし、
どこが問題なのか、何の病気なのか、ということを
当てられた生徒が答えていく、というスタイルでした。


基本的にレントゲンでは空気は黒くうつります。
バリウムなどの造影剤を入れればその部分は白くうつります。

腸には食べ物と一緒に入った空気があるので、黒くポコポコとうつります。
例えば生まれつき食道が途中で途切れている場合。
その先に食べ物や空気はいかないので、お腹が真っ白にうつります。


レントゲンを読むの、簡単なようで難しい。

ちなみに、今日私が当てられた症例は、肛門の筋肉をしめる神経は正常だけど、緩める神経がないから、排便できないというもの。

レントゲンを見てもよく分からず、私が言った台詞。
『えっ、、便秘?』

その瞬間。
教室中が笑いの渦に(笑)

あー恥ずかしかったぁ(>_<)
いい医者になる為にはレントゲンも大事。
読めるようにならないとなぁ。

Jun 5, 2007

フリーセメスター

我が大学では、10月から研究室に配属される期間があります。
どこの研究室に行きたいかという希望を決めていきます。
各研究室に1から4名ほど。多くは1、2名ずつです。

昨日から明日までが第一次調査で、これに希望を出せば、その研究室の説明を聞きに行くこととなります。

いろーんな研究室といろーんな研究内容があります。
臨床科の研究室が人気みたいです。
うちの学年は研究にあんまり興味ないんでしょうねぇ(笑)

私は、というと。
研究室はあんまり好きじゃない。
というか、実験や実習の類は好きなんだけど、あの空気の悪い狭い空間にずっといるというのがダメなんですよ。

しかも!友達に会わない状態で半年弱なので、発狂しちゃう!

ってことで、研究室にこもりっぱなしではない所を考えてます。
病気に行って、患者さんのデータをもとに研究するとかね。

結果
第一希望 血管外科
第二希望 形成外科

第三希望 ……寄生虫?


うん。第二希望までにおさまりますように!!!

Jun 4, 2007

公衆衛生学試験

今日は1限に公衆衛生学の試験がありました。

公衆衛生学とは、端的にいえば、集団の健康を守ろうってものです。
日本人の三大死因は悪性腫瘍、心疾患、脳血管障害です。とか。
病気にならないようにする一次予防を進めるために国はこんな政策を取ってます。とか。
研究(喫煙と肺ガンには関係があるのか、とか)方法にはこんなのがあります。とか。

我が大学では、去年半分以上が終わってて、今年はあんまり授業もなかったんですよ。

でね。
過去問を見ても授業では扱ってないようなことばっかりで。
だけど去年までは毎年同じような問題が出てて。
だから、過去問を必死に覚えました。

そしたら形式も違うし(去年までは、記述問題は6問中3問選択して答える)問題も違ってて。
知る訳無いじゃーん。

受かってることをせつに祈ります。

Jun 1, 2007

療育医療センター

に見学に行ってきました。
身体障害や心身障害を持ってる方が入所してたり、デイケア等で通っていたり。

私も不勉強で詳しくは知らないんですが。。

障害者自立支援法によって、障害者の方でも一割負担になったそうですね。
それにより、今まで週5日通所していた方が、週3に減らしたりということがあるのだとか。

介護をしている人の負担は計り知れません。
疲れてしまうのも当然。
そんな時に短期で預かってもらえると全然違うのだとか。

昼間だけでも養護学校や通所施設に行っていると、その間に休んだり家事を終わらせたり、仕事に行ったりできるから、全然違うのだとか。

今日少し見学しただけでは問題の根本は見えてないけど、それでも、家族にとっても、本人にとっても対策が必要なんだということだけは感じ取ってきました。

May 31, 2007

子育て

は大変ですよね?

今、公衆衛生学レポートを書くために子育て支援について調べています。
学年全員が別のテーマなんですよ。

日本の合計特殊出生率(=一人の女性が生涯に産む子供の数)は1.26で過去最悪です。
2人以上でないと子供が減ってしまう、ということは簡単に分かるかと思います。

先進国ではどこでも少子化は問題になっています。
でも、フランスでは2.01を回復しました。
補助金も多く、保育所もものすごく充実させてきた為です。

日本ではまだまだ補助金も少なく、保育所の種類も数も足りません。

もちろん、フランスが最良ではないでしょう。
経済発展が妨げられている、ということで、先の大統領選でもとりあげられていましたし。

フランスは極端で、労働時間が週に30時間だったりしますし、
フランス並に補助金を充実させると、10兆6千億円かかるそうです。
これは今の日本の3倍だとか。

そのまま日本に取り入れる訳にはいかないでしょうが、出来ることは沢山あるはずですよね。
将来、一応医師として働きつつ、結婚もしたい私としては、身近な問題です。

May 30, 2007

児童虐待

は大変なことです。
ということを先日書いた気がします。

今日は児童虐待防止センターへ行ってきました。
そこでは、電話相談も行っているんですが、
「お母さんたちのグループ」というものもやっているそうです。
要するに、虐待をしてしまっているお母さん達、
電話相談で助けを求めてきたお母さん達で集まって、
自らの体験をお互いに話すというもの。

悪いことをしている、ということは分かっていて、
それでもカッとすると殴ってしまう。そんなお母さんたち。
小さいときに虐待されてきたお母さんも多いそうです。
自分の経験や思っていることを話していくうちに、
少しずつ自分の居場所だったり、安心感だったりが得られていくんだそうです。
最初は表面のことをしゃべり、ずっと続けていくうちに、
より深い、内面のことも話すそうです。泣いてしまう人も多いとか。

このように、自分で助けを求めているお母さんというのは、
自覚もあり、自分の過去と向き合おうと思っている人っていうことです。
すごいことですよね。

自分自身はどうなんだろう、って思うと(別に、虐待受けてたとかじゃないけど)
自分のことと向き合うっていうのは大変なことだと思うんですよ。
まず、自覚を持つこと。
そして、そこから一歩踏み出すこと。
どうにかして自分を癒してく為に、解決へと歩んでいくこと。


センターの人いわく、より深刻なのは、そういう自覚もない人。
虐待してるなんて思っていない人。
自覚がないから、されてきた過去と向き合っていない人。
でも、虐待された子供は確実に虐待の影響を受けていきます。



幸せに生きていくって、簡単なようで難しいのかもしれませんね。

May 29, 2007

メタボ

って、老人から子供までかなりの認知度らしいですね。
85%を越えるとか。

メタボ、正式名メタボリックシンドローム。
内臓脂肪を貯めすぎてしまって、高脂血症、高血糖、高血圧がある人です。
一応、ウエスト男性は85cm女性は90cmという目安があります。

BMIで言えば、25を越えていたら肥満ですよね?

でもね、ウエストがそんなになくたって内臓脂肪を溜め込んでる人もいるの。
BMI24でも糖尿病予備軍はたくさんいるの。
中年太りしたらすぐ24くらい行きそうだよね;


逆に痩せすぎもよくないんだとか。
BMI18未満はやせ、ですが、何がよくないのかといえば。
有名な事実としては、ホルモンバランスが崩れて排卵が止まってしまう。
また、お母さんがやせていると、お腹の中で子供は軽く飢餓状態。
結果、生まれてきたときは小さいんですが、成長に伴い、ものすごく太りやすくなります。
成人病にもなりやすい。
飢餓状態を体は覚えているんですね。

だから、今、やせな20代女性が問題になってるんです。


私本人は軽くどこじゃなくぽっちゃり。
夏までになんとかしたいところです(>_<;)

May 28, 2007

公衆衛生学実習

今週はみんながバラバラの場所へ実習へ出かけています。
千葉の先の方の会社だったり、病院だったり。
神奈川の先の方の病院だったり。
もちろん、23区内もたくさんあります。

私は今日は保健所での実習でした。
ビックリしたのは、児童虐待のこと。
授業では習っていたけど、今日は現場のお話を聞いてビックリしました。
思っていたよりも、かなり大変な問題のようです。


虐待ですが、大きく4種類に分けられます。
身体虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト。

虐待は特別な人がやることでしょ?という考えは大間違い。
外から見てると、なんであの人が?!というような人も多いそうです。
虐待対策に携わる人としては、どんな人でもありうる、という意識を徹底しているそうです。

虐待とは、子供の身体や心を傷つけていることなんです。
身体的虐待は分かりやすいですよね?
でも、「子供の話をあんまり聞かない」「子供が言うことに対してとにかく否定的」
なども虐待になることもあるんです。子供の心を傷つけますからね。

たとえば、子供が学校での悩みをお母さんに一生懸命言っているけど、
お母さんは「あなたにも何か問題があるんじゃないの?」などの対応をして、
突き放されて育ってきたとか。

たとえば、旦那さんも奥さんも家系が医者で、子供がいたとして。
本人は宇宙飛行士になりたいと思っているのにも関わらず、
親戚一同がその子に対して、医者になるのよね、と強要していたとしたら。
これも極端な場合では、やっぱり虐待に値するとか。

そんなことも含めると、かなりの虐待があることが容易に推測できると思います。
そして、虐待を受けた親はどうしても虐待を繰り返してしまうことも多いです。

切実な問題ですね。

May 25, 2007

医学英語

私の学校では、医学英語の先生がやたら気合いが入っている。


医学は今、EBM(Evidence baced medicine 根拠に基づいた医療)が当たり前になっています。
昔は、これが効くから、と治療を選んでいた時代もあるそうです。
今は、当たり前といえばそうなんだけど、科学的な根拠。効くという根拠に基づいて治療を行います。

『根拠』は、ほとんどの場合、論文です。
世の中には大量に論文があります。当然英語です。あまり統計学的に信頼できないものだって沢山あります。欧米人での研究をそのまま日本人に当て嵌めることはできないし。

という訳で。
医学英語では、今目の前にいる患者さんの治療に関して、どのように根拠を探し出すかを勉強、練習します。

いやぁ、英語力は必須ですな。
頑張ります;

May 24, 2007

眼科

今日は緑内障について学びました。
『緑内障って名前は聞いたことあるけど何じゃそりゃ? 』って人も少なくないはず。

<緑内障とは>
目の中の圧力に目の神経が負けちゃって、
切れてしまうことで目が見えなくなるという病気。


何種類かあって、それで治療法(点眼、レーザー、手術)が違うんですよ。
治療と言っても、切れた神経は戻らないから悪化を少しでも止めるのが主体ですが。

『○○緑内障は手術が1番ですね。』と先生が説明をした直後。
スライドが突然切り替わり、目にはさみを入れて切り始めた瞬間の動画が;;
普段なら、スライドが変わって、動画の始めの所で一時停止になっていて、
先生がクリックすると動き出すから覚悟は出来てるのだけど。

今日は突然だったから、思わず短い悲鳴をあげてしまいました;;
みんなに聞こえていないことを祈ります。
それにしても、眼科の手術は怖くて私は執刀できません(>_<;)
眼科に進むのは止めておこう。だけど、BSL(Bed Side Learning 病棟実習のこと)とかで絶対回りますよね。。



ちなみに。
健常人も、0.84本/時間という速度で眼神経は切れているそうです。
えっ、けっこう多くない?!って思ったそこのあなた!

大丈夫です(笑)
正常な人には120万本の神経が本来はあります。
なので、病気にならなければ、200年分は大丈夫って計算です。
逆を言えば、200歳まで生きたら、みんな目は見えなくなります。

脳神経の切れていく速度は忘れましたが、計算上は150年生きると全部なくなっちゃうそうですよ。
人間、100歳くらいがちょうどいいのかもしれませんね。

May 23, 2007

染色

病院には病理部という科があります。
病気の組織を見るプロです。

例えば。
ガンで手術したときに、その摘出した臓器を病理に送ると、プレパラートを作って、顕微鏡で覗いて。
何のタイプのガンなのか。ガンを取り切れているかどうか。
などを判断してくれます。

病理学実習では病気の組織を見ます。
実物です。

理科の教科書を見れば、細胞は色分けがなされていて、非常に分かりやすいですよね?
実物はあんなにカラフルじゃありません。
何もしなければ無色です。

そこで、染色をします。
核を染めたり、線維を染めたり、神経を染めたり。
染める薬剤によって、染まるものと色が異なります。
そこで、見たい目的のものに合わせた染色方法を選ぶ訳です。

通常よく用いるのはHE染色。
核が紫色に、筋肉や線維を赤っぽく染めます。
これはよく用いているものなので、プレパラートを見て、すぐに判断は付きます。
HE以外にも沢山あって、PAS、PAM、EVG、その他もろもろ。

そして、今日のプレパラートの中にはEVG染色のものがありました。
それを見た私の反応。
『これ、何が染まってるの?何が見たいの?』

その場にいた先生、唖然。
隣の友達、唖然。

『はやたま、これは弾性繊維が黒く染まるから、血管が分かりやすいんだよ??』

そこまで言われたら分かりました。
癌が血管に浸潤していたら、転移の危険性が高いということです。
なるほどねー☆

それにしても、みんなよく覚えてるよねぇ。
私は入れたはずの知識がボロボロと抜けていくことに危機感を覚えています。

May 22, 2007

検査学試験

今日の1限は試験でした。
医学部では試験は通常の授業や実習の合間にあります。

つまり。
昨日も普通に授業があったし、今日も2限以降は通常通り。
実習もありましたし。

今回の試験は軽いものだったので全く問題ありませんが、重たい試験だと大変(>_<)
しかも、時期によっては毎週だったり2週に一回だったり。
勉強する時間をうまく見つけたり、日頃からちょこちょこやっておかないと、文字通り、死にます。。


さて。今日の試験は検査学。

検査はいろんな医学的な検査について学ぶ科目です。
血液検査、尿検査、ホルモン検査、免疫検査などなどなどなど。

いろんな病気で、いろんな値が異常を示します。
その値は何を示しているのか、なんで異常になるのか、などを勉強する訳です。


理解は簡単だし、Majorではないし、試験落ちる人は少ないし。
とはいえ、意外に細かくて覚え切れず、ぎりぎりまで暗記作業を続けていたはやたまでした(笑)

次の試験は2週間後の月曜日。
公衆衛生学です。

May 21, 2007

置いてかれる(>_<)

みんなに着いていけないことに対する焦りが半端じゃないはやたまです。


今日は神経内科の臨床講義(プラカン)でした。
以前もこのブログで書いた気がしますが、もう一度。

プラカンとは。
学生何人かで、実際の患者さんについて勉強をして、
その患者さん&その患者さんの病気について発表をするという授業。

今日は神経内科だった訳です。
が。神経は苦手な私。

伝導路
(どこから情報が入ってきて、どこを経由してどーのこーの & 
脳からの出力はどこを通ってどこを経由して、どこまでいって、どーのこーの。)
は最低限しか記憶にありません。

神経学的所見
(脳のどの部分、どの神経、どの経路が障害を受けているのかを調べる為の検査。
例えば。両手をキラキラ星みたいにくるくる回す検査や、
どこまで見えているかを見る視野検査などなど、多数)
も、先日の授業で聞いたけど、いまいち理解できてません。

だから、本当に外国語を聞いている気持ちでした。
授業が終わった後に今日のプラカン担当の友達を捕まえて、
もう一回解説してもらって、ようやく少し分かる程度。

なので、今日は書ける内容が少ないです。
神経は難しい!っていう一言につきる日でした。


こんな私でも言えるのは、脳卒中は小さいもの(1cm)であっても、
場所によっては大変なことになります。
だから高血圧や高脂血症の人は、放置せずちゃんとコントロールしてください。
危ないです。残りの人生を台無しにしてしまうかもしれません。


それにしても。
神経を理解してる友達は尊敬。
去年の解剖班の仲間は神経が出来る人が多いからすごいよ。

さらに、ちなみに。
4年に進級してから座ってる席の後ろの友達は勉強がすごく出来る。
なのに、部活とか野球とかもやっていて、キャパが大きい。
彼を見ては焦る、けどそんなに勉強してない。さらに焦る。
という悪循環に陥ってます。SOS!!

とりあえずは、明日が検査学の試験なので、今夜は習い事から帰ったら
検査学の勉強でもしなくては。
医学生ってけっこう忙しいんです(>_<;)

May 18, 2007

双子ちゃん

今日は双子ちゃんについて勉強しました。

一卵性(まったく同じ遺伝子)と二卵性(同時に生まれた兄弟みたいなもの)があるのはよく知られています。


それ以外に、お腹の中で子宮をそれぞれの部屋に分けて使っているか、壁(2種類)をつくらずに一緒に使っているか、という分類もあるんです。

そして実は、それぞれが部屋を持っている方が赤ちゃんの状態は良いです。
仲良く見えてればいいって問題じゃないです。


双子を妊娠すると、一人の場合よりも大変です。
早産のリスクもあがりますし、赤ちゃん同士で血液のやり取りがあって、片方だけ大きく、もう片方は小さくなってしまう場合もあるんです。


最近は不妊治療で多胎妊娠が増えています。
それだけ産婦人科とか新生児科は大変なんでしょうねぇ。
完璧が求められるとこだし。

それでも双子ちゃんはかわいいよねー♪
(頭では勝手にマナカナを想像中。笑)

May 17, 2007

外科学

生体肝移植
日本ではよく(?)聞く手術ですよね。
多分、医学部じゃない人も聞き覚えはあると思う。

生体肝移植
生きているドナー(臓器提供者)から肝臓を移植してもらう、という手術。
人間の肝臓は70%を切除しても再生するからできる手術。


でも、欧米では少ないんだって。
脳死肝移植が9割。
生体肝移植が1割。

生体肝移植がほとんどの日本とはだいぶ違う。
今日驚いたこと一つ目。


そして、当たり前だけど、確実に安全なんていう手術はない。
肝移植も例外ではない。
ドナーが亡くなってしまったケースもあるんだって。
何千ケースと行って、数名らしいけど。

これが今日驚いたこと二つ目。
医療はどんなことでもリスクがある。
風邪をひいて薬を飲んだって、それに対して体が過剰に反応してしまえば大変なことになる。

だから、やっぱり病気にはならないほうがいい。
医者は暇なくらいのほうがいいんだろうね。

May 16, 2007

医学生らしく

今日は後ろの席にすわる友達に感動しました。
こうやって私達は医者になっていくのね〜


彼はただ今、臨床講義に向けて準備中。


臨床講義とは。

何人かの学生が、疾患について学んできて、まとめて発表する(講義をする)、という授業スタイル。
神経内科に関しては、実際の患者さんに会いに行き、診察や医療面接をさせていただいて、まとめていきます。


実際に患者さんに接するということもあり、かなり勉強してました。
所見(どこが麻痺してる等の体の情報とか検査の値とか)を見て、『これは○○の位置での病変だろう』ということを考えてました。


すごいなぁ。
本当の(?)医者も同じ手順で診断していくんだよね。


自分のことは棚にあげて感動しました(笑)
私も頑張ろーっと☆

May 15, 2007

病理学実習

今日は脳の病気の標本。
脳梗塞、いろんな種類の脳腫瘍など。
ここで大きな問題が。


私は『神経』(≒いわゆる神経+脳+脊髄)と名のつくものは苦手です。
神経解剖、神経科学、神経生理、神経薬理、神経内科、神経外科などなど。
拒絶反応が出ます。


そして話を戻せば、今日は脳。
神経系の中枢(ボスみたいなもの)の脳。


ここには○○が見えてるからここはどこの位置で切った断面で。
○○細胞がどうで××細胞がどうで。
ここを通るのは何々線維で。


どーのこーのどーのこーの。

えっと、ちょっと待ってね。
追いつけてないよ?
みんな、どこの話をしてるのかな?


はい。
ごめんなさい。
もう一度過去に勉強したことを見直しますm(__)m


人間は神経がなければ生きてはいけません。
それだけ複雑ってこと。
それだけ大事ってこと。

分かってます。

これでも去年の一時よりは拒絶反応が和らいだの。
よし、頑張れ、私☆


こんなグダグダ書きましたが、脳のプレパラートは比較的分かりやすく、時間はかかったけど私でも理解可能でした。


脳は脳梗塞などで血が足りないと、すぐに死んでしまいます。
死んでしまうとどうなるのかと言えば、溶けちゃいます。
そして、溶けちゃった脳を処理する細胞がやってきて後片付けをします。

よって、脳を処理してパンパンになった細胞たちが沢山見えて、脳がスカスカに(というか、脳細胞いなくなっている)なってるのが見えます。

神経なのに分かりやすくて助かった♪

May 14, 2007

精神科

む、難しい(・_・;)

実際の患者さんを知ってる訳じゃないし。
分類もよく分からないし。

実際に目に見えるものがないから、理解が非常にしづらいのだよ。
うぅ。

とりあえず。
不安やストレスから神経症になるんだよね、きっと。

すみません。
そんな理解しか出来てないんです;;

テストが若干不安なはやたまです。

May 11, 2007

医学英語

今日は医学英語があった。

論文を読んで、それを評価。
臨床的意義があるのか。統計的にはどうなのか。
さらに、自分たちが今見ている症例に適応できるのかどうか。

私は何を間違えたか、英語で議論、を選択してしまった為、周りのレベルは非常に高くて大変;;
みんなね、すごいの。

自分の英語力の恐ろしい勢いでの低下。
自分の理解していなささ具合。
みんなの理解の度合い。

焦りました。
議論に全くついていけなかった。。

反省です。
それにしても、医者に英語って必須ですね。
なのに、あまりの英語力の低下と頭の悪さに愕然です。

May 10, 2007

外科、検査、皮膚、眼科

病気になるとお金がかかるのねぇ。
大腸癌の化学療法、今の標準的な治療法で何種類かの抗がん剤を使って月50万かかるそうな。
( ̄□ ̄;)


さて。
今日は皮膚科の授業で皮内テストを体験しました。

皮内テストとは。
端的に言えば、ごくごく浅い皮膚に薬剤を注射する、ってこと。

友達の腕を借りて、生理食塩水を皮内注射させてもらったのです。

注射って難しい。。
実際に医者になる前には。
うまくなりたい。というか、なる!!


さらに。
4限の眼科は糖尿病での変化など。

目の手術は絶対受けたくないと思った。
だって、針とかメスとかが迫ってくるのに目を閉じちゃダメなんでしょ??
嫌です。

でも、今日はとにかく医学生らしい一日でした☆

May 9, 2007

今日もやっぱり実習

今日も午後から病理実習。
でも、今日の標本は1番楽チンな心筋梗塞。

『あ、ここが血が足りなくて苦しかったんだな』と一目瞭然なのです。
色も違えば、細胞も違うので。
顕微鏡を覗けばすぐ分かる♪

でも、心臓は脂肪に包まれている(意外かもしれないけど、たくさん動くからクッションが必要なのです)ので、肉眼で見たときは意外と心室や心房の境目が分かりづらい。

しかも、よくある模型と違い、心臓は実物は立体構造が複雑。
イメージとしては、右心室は前だし、右心房は右。
左心室は後ろよりで左心室は、真後ろ。
血管どこよ?!

とは言っても過去最高の早さで終わったのでやっぱり楽チンです(笑)

May 8, 2007

病理学実習

今日は病理学実習第3回。
本日のメニュー『血液』

血液と言っても、リンパ節やリンパ系がほとんど。
そこに腫瘍(≒ガン)が出来る病気のものがメインだったので。

前半5回の中で2大めんどくさいもの、と言われていただけあって、よく分からなかった;;



だって、難しすぎるよー(>_<)
『アポトーシス小体を貪食したマクロファージ』とか言われてもねぇ;;
まず、この日本語が理解できてませんよ、私?
そして実際、先生が教えてくれたものは私がこれだ!と思ったものと全く違ったし(笑)


マクロ(目で見た状態。顕微鏡ならミクロ。)の写真。
『この心臓の異常なところは?』とか言われても。
『え、この心臓、どこの方向から見てるの??』ってところから分からない;


ミクロも、正常なものを理解してないと、『異常所見をまとめろ』とか言われても分かんないし!!!
隣の子の組織学アトラス(正常な組織の写真集)を貸してもらいながら、比べるも。
『え、全然違う;; まとめるも何も、全体的に違うよね、これ??』って感じ。


こんな医学生も、3年後には医者になってる予定。
そのうち分かるようになるでしょう。

きっとね。