今日は、お子さんを慢性骨髄性白血病で失くしたお母さんがお話をしに来てくれました。
骨髄バンクを作るのに大きな役割を果たした方で、今も骨髄移植に関係している人の電話相談をやっている方です。
本当にいろいろ思うことがありました。
人の話を聞くということ。
子供を亡くすということ。
きっと、このまま医者になってしまっては、患者さんやご家族、医療スタッフを傷つけてしまうことを沢山してしまう、そんなことを思いました。
今もそうですよね。
友達の話を聞いているときとか。相談を受けているときとか。
電話相談を受けているとき、相手を励ますのは禁句だそうです。
誰かと比べたり、私はね、っていう話も禁句。
○○だからいいじゃない、っていう言い方も禁句。
相手の話をただただ聞いて、全てを受け入れていくことで、
電話をかけてきた本人が少し前向きになって電話を切るのだそうです。
私、このまま医者になったら絶対人を傷つけてしまいます。
もともと、去年くらいからカウンセラーの勉強に興味を持っているんですよ。
人の話をうまく聞けるだけで相手は心がかなり軽くなる。その先が全然違ってくる。
そう思っているから、医者になる前に相手の話をうまく聞ける人になりたいんです。
で、本屋さんや図書館でいくつか本を読んだりもしてるんですが。
今日聞いた話は本当にそのままだと思いました。
人の話を聞けるようになりたいと改めて思いました。
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