例えば、生まれつき食道が途中で途切れている子もいます。
腸はお腹の中で成長してくる時に、ぐるっと回転をすることで、長ーいのにうまくお腹に収まるようになります。
それが回転しなくて、腸がぐちゃぐちゃになってしまう子もいます。
レントゲンを見ることでかなりのことは分かります。
今日の授業では、スライドでレントゲンを次から次へとうつし、
どこが問題なのか、何の病気なのか、ということを
当てられた生徒が答えていく、というスタイルでした。
基本的にレントゲンでは空気は黒くうつります。
バリウムなどの造影剤を入れればその部分は白くうつります。
腸には食べ物と一緒に入った空気があるので、黒くポコポコとうつります。
例えば生まれつき食道が途中で途切れている場合。
その先に食べ物や空気はいかないので、お腹が真っ白にうつります。
レントゲンを読むの、簡単なようで難しい。
ちなみに、今日私が当てられた症例は、肛門の筋肉をしめる神経は正常だけど、緩める神経がないから、排便できないというもの。
レントゲンを見てもよく分からず、私が言った台詞。
『えっ、、便秘?』
その瞬間。
教室中が笑いの渦に(笑)
あー恥ずかしかったぁ(>_<)
いい医者になる為にはレントゲンも大事。
読めるようにならないとなぁ。
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