さて。
私たちの当初の目論見では、ボウフラを取って帰ってくれば、それのDNAを抽出をして、すぐに実験が出来るもの、と思っていました。
というより、SolomonはほとんどがAnopheles farauti(farauti という種類のハマダラカ)だから、取ってくればほとんどがそのまま使えるよ、というお話しだったんですよね。うん。
が。
実は私たちが集めてきたものは違うものが沢山混じっているということが判明。
Anopheles(ハマダラカ)であることは間違いないのですが、その中での種類が………。。。
ということを昨日感染研の先生に教えてもらいました。
そして、それを見分ける為には顕微鏡で拡大をして、体についている板の大きさや毛の生え方、毛の形、などなどを参考にして、1匹1匹見ていくしかないということです。
そうやって分けた上で、DNAを見てみて最終的な種類の判別をするのだとか。
そこまでやって、初めてVGSCという今回私たちが見たい遺伝子の検査を出来るんだそうです。。
えーん。。
実体顕微鏡で見て判別するのは至難の業。
さらに、私たちの大学の実験室には1台しかなく、さらには研究室の場所のお引越し(新しい建物に移る)があるので、あと2,3週間は機能しない。
そこで、感染研に連日の様にお世話になって、そこで分類をさせていただくこととなりました。
そしたら、どうしても分からない!というのはそこで聞いて疑問解決できるしね。
という訳で、しばらくは感染研の方に通うこととなりそうな気配がします。
そして、毎日ボウフラとにらめっこな日々になりそうです。
登校拒否になる前に終わるといいのですが(笑)
頑張れ、私。
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