今日は帝王切開が縦に2件。
新生児蘇生法の記憶を頑張りましたよ。
昨日の帰りに先生に「予習しといてね」って言われちゃったので。
先週末に予習して、最小限は頭に入ってたはずなんだけどね。
どうも火曜日の帝王切開時に「足りない」と認定されたようで;;
きゃー><
でも、今日はその甲斐あり、準備は当然ながら、出生後何をするのかもちゃんと答えられ、2件とも私がメインでの蘇生をさせていただきました☆
蘇生、とは言うものの。
日本で生まれる赤ちゃんの10%が酸素などの何らかの処置が必要になり、1%が人工呼吸や胸骨圧迫などのより重度な蘇生が必要となるんです。
逆に言えば、ほとんどの赤ちゃんは特別なことは必要なく元気です。
赤ちゃんにとっては今までずっとお母さんとつながってお母さんから酸素をもらっていたものが、生まれて初めて(というか、生まれる前から考えても初めて)肺を使って自分で呼吸しないといけなくなります。
これって、けっこうすごいことでしょ?
多少のお手伝いが必要になる赤ちゃんがいるのも納得です。
ちなみに。
生まれてすぐに確認する項目は3つ。
*正期産児か?(妊娠37週未満は早産児)
*良好な渧泣や呼吸があるか?
*筋緊張が良好か?(赤ちゃん独特の、手足を曲げたポーズが出来ているか、だらりーんとしていないか)
これら全てがOKだったら、羊水を拭き取ってあげて保温をしてあげ、呼吸がしやすいような姿勢にしてあげる、というルーチンケアを行います。
で、注意深く呼吸や脈などを観察しながらApgar scoreをつけたり、状態が変わらないかを確認し、大丈夫であれば体重を量ったりお母さんに抱っこしてもらったり。
どれか一つでもNOがあれば、蘇生の初期処置に入ります。
羊水を拭き取って保温、呼吸がしやすい姿勢にする、というのはルーチンケアと共通。
後は、必要であれば口腔・鼻腔の吸引や、足裏や背中への刺激など。
そして、30秒後に呼吸と心拍を確認し、さらなる蘇生へと移行します。
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