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May 26, 2008

薬理学

今日はお薬の話がありました。
濃度計算の実習もしました。


薬って血液の中の濃度が大事なんです。
例えば、口から薬を飲んだとしましょう。
胃とか腸で溶けて吸収されます。
胃とか腸の血管は肝臓に行くので、薬は肝臓に行きます。
そこで代謝を受ける(分解されたり、何かを付けられたりして、ちょっと違う物質になる)ものもいます。

ともかく、こうして薬は血液に乗ります。
そして、全身に運ばれて活躍します。
たまに、変なことをして副作用を出すものもいますけど。。

で、最終的には腎臓から体の外に排出されます。

血液中の濃度が低かったらダメ。
なのは何となく分かると思います。
だって、効かないですから。

でも、高くてもダメなんです。
体に悪いことをするのばっかりになってきちゃうから。

では、どういう時に高くなるのか。
1。沢山飲み過ぎた時
入る量が沢山になるので、濃度が高くなります。
2。腎臓の機能が悪い時
排出が間に合わなくなっちゃうんです。
などの場合では高くなりやすいです。


高齢者になってくると腎臓とか肝臓とか、いろんな臓器の機能が落ちてきちゃうから、要注意ですね。
あ、若い人でも『早く治したいから』なんて倍量飲んだりしたらダメですよ!

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