今日は心臓の音を聞くということをしました。
心臓の音=心音
正常ではドッキン、ドッキン、って言っています(って当たり前ですね;)
この音、何の音か知っていますか?
心臓が収縮している音?
答えは違います。弁が閉まる音です。
心臓には4つの部屋があり(左右の心房・心室)、心室は動脈につながって(右室→肺動脈、左室→大動脈)います。
心房と心室の間、心室と動脈の間には逆流を防ぐ為に弁がついています。
ドッキンという音は弁が閉まる音なんです。
Ⅰ音が「ドッ」で、心房と心室の間の弁が閉まる音です。
Ⅱ音が「キン」で、心室と動脈の間の弁が閉まる音です。
つまり!
心臓が収縮しているのは、「ドッ」と「キン」の間なんです!
さて。
病気になるといろいろな変な音が混じってきます。
ドッキンの後に音が入ったり(Ⅲ音)、ドッキンの前に音が入ったり(Ⅳ音)もします。
ドッキンの間にザーーーーと音が入ったり(収縮期雑音)、キンとドッの間にザーーーと音が入ったり(収縮期雑音)します。
心臓の筋肉がおかしくなっていたり、弁が狭かったり開きっぱなしだったりすると変な音が出たりするんです。
心音とか心雑音は実はとても聞きにくいものです(たとえば、Ⅲ音はとっても音が低くて音が小さいのです>_<)
さらに、機序もいろいろでよく分かっていませんでした。
でも、今日の先生はとーっても分かりやすくて、今までの疑問もほぼ全て解消☆
感動しました(T^T)
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