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Apr 18, 2008

人工呼吸、肺活量

今日は人工呼吸器を使いました。
患者さんではなく、自分に(笑)
って、笑い事ではなく真剣です。
患者さんが行うことは自分たちでも体感しないと、ということです。


人工呼吸って言ってもモードがいろいろあって、完全に人工呼吸器が呼吸をさせるモード、自分の呼吸に合わせて助けてくれるモード、どっちも混ざったモードなどなど。

実際に吸ってみてビックリしたのは、こんなにも苦しいものなの?!ということです。
空気を否応なしで押し込んできますからねぇ。。
人工呼吸器を付けられた高齢者は苦しいものなのだ、という話は聞いて知ってましたが、こんなにも嫌な感じなのですね。


また、人工呼吸には合併症や弊害が多く付き纏います。
長期に付けたり、やり過ぎてしまうと起こりうることは、
感染症、肺の損傷、会話が出来ない(管を通しますからねぇ)、その他もろもろ。
使い方は考えないとですね。


その後の実習では、肺活量とかを測りました。
肺活量は22歳の慎重158cmの女性にしては多いみたいです♪
また、めいいっぱい息を吸い込んで、出来るだけ勢いよく吐き出すという検査もしました。
これは、タバコ吸いすぎな人がなるCOPDや喘息などなどいろんな病気で吐き出したときのグラフの形が変わってくるので、肺の病気の種類が分かります。

私は正常でした☆☆   って、当たり前ですね。
でも、これはけっこう大変な検査だってことも分かりました。
苦しいから呼吸器内科にかかっている訳で、そんな状況で息を吸ったり吐いたりを何度も何度もやって、しかもめいいっぱい吸ったり吐いたりだからけっこう疲れるし、患者さんは大変だということが昨日今日でとてもよく分かりました。

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