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Apr 17, 2008

気管支鏡

今日は病棟で気管支鏡の検査を見ました。

気管支鏡とは、胃の内視鏡の肺バージョンみたいなものです。
苦しくないように酸素を流しながらだったり、ゲホゲホしないように麻酔をしながらやります。

胃の内視鏡同様、いくつか目的があります。
1番多いのが、肺の中を洗って、その水の中にあるものを検査する、というものです。
今日見たのもこの検査で、レントゲンやCTで白いもやーっとした陰が写っていて、より詳しく検査が必要になった方でした。


胃カメラと違って、肺は沢山沢山枝分かれをしています。
喉で1本なものが、2本、4本、8本、と分かれていきます。
学生の私には解説をしてもらわないと今肺のどこにいるのかが分からないです。

さて。
目的の場所まで気管支鏡を進めます。
そこで、生理食塩水を50ccほど入れて、また吸い出します。
そうすると、その周辺に漂っているもの(細胞やら菌やら)が回収されるので、それを検査です。

えっ、肺に水入れるの?!
と思うかもしれません。
一部だけだし、多くは回収されるし、少し残った分は肺で吸収されるから大丈夫みたいです。


でも胃カメラ同様、やっぱり気持ち悪いのですよね。
上手に出来る先生にお願いしたいものだって思いました。

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