病院から研修医が消える年度末のこの数日。
2年間ずっと同じ病院で研修する数名でERとwalk-in当直をまわします。
うちの病院では、救急車できた人はER、歩いてきた救急外来の人はwalk-inという棲み分け(?)があります。
研修医で言うと、1年目で必修で回るのはERなので、救急車できた人たちをみます。
2年目になると、歩いてきた人もみるようになり、walk-in当直が順番に回ってきます。
だから、1年目を終了したばかりの私はwalk-inをしたことないんです。。
昨日から今日にかけてが初!
どうしたらいいかが分からなくて、始まる前は微妙にオロオロしてしまいましたが、上の先生にも恵まれ、(小児科の優しい先生だった!)、ちゃんとこなしてきました♪
やればできる!
my walk-in患者さん1号は、口内炎の33歳男性でした(笑)
しかもね、入院を希望してたんですよ。
びっくりしてあきれてしまいましたが、普通に診察し、薬を処方してお帰りいただきました。
その後、膀胱癌の既往があり尿量が減少した人、喘息疑いの人、小児数名、などなど。
いろんな方が来て、walk-in当直ってなかなかに面白いって思いました。
私なりの昨晩の満足ポイント(?)は、1。精神科かかりつけの女性の腹痛、2。11ヶ月の赤ちゃん。
1。精神科かかりつけ女性の腹痛
ちゃんと話を聞いてちゃんと診察して便秘って言う結論に至り、丁寧に説明したら、すごく安心して納得してご帰宅いただけました。
カルテを見ている限り、常々いろんな不定愁訴を訴えていて痛み止めも処方されてるんですよ。
でも、多分いつもどうせ精神的なものでしょ、という扱いだったんだろうと思うんです。
だから、ちゃんと話を聞いてちゃんと診察してちゃんと検査して、っていうのが大きかったんじゃないかな、と。
(私が言ったんじゃなくて、上の先生がぽつっとそう言ったの。)
2。11ヶ月の赤ちゃん
喜んじゃいけないんですけどね、でもテンションあがりました(笑)
どうも福島から避難中みたいです。発熱したんですって。
ちゃんとお話聞いて、診察して。
一応上の先生と一緒にやらせてもらって(ちょうど今日の上の先生は小児科Drだから!)、第一歩は踏み出せたかな。
まだまだ小児の診察をした経験が少ないから、何を聞いてどう診察したらいいかが慣れてないし、鑑別がちゃんとは上がらない。
そう痛感しました。
今年一年も一歩一歩成長していこう♪
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