Pages

Jul 11, 2008

患者さん

今日はグループの中で患者さん役を一人たてて、その人を診察する、ということを通して診察の練習をしました。
患者さんは私。

両目を散瞳してしまったので、そのあと文字などが全然見えなくて困りました(笑)
散瞳とは、文字通り、瞳を開くことです。
普通、人の目は光が入ると(明るいところに行くと)縮瞳と言って、眩しくないように黒目の中の瞳孔が小さくなります。
だけど、そうすると診察しにくいので、目の奥のほうまで見る検査をする場合は、散瞳と言って、光を当てても瞳孔が小さくならないようにする薬を点眼して、瞳孔を開いて(=散瞳して)検査をします。

眩しいのは別に大丈夫なんですが、散瞳すると調節機能もマヒするので焦点を合わせにくくなります。
つまり、ぼやーーーーっとしている状態で、文字を読もうと思っても全く読めません。

メールも出来ません。ロッカーの暗証番号も見えないから開けられません。レポート書かなくてはいけなかったのですが、パソコンの文字もぼけるので書けません。

というわけで、昼過ぎまで人にメールを音読してらい、代わりにメールを打ったり、電話をかけてもらったり。人にお願いしないと厳しかったです。


私は目がいいので、見えない、ということを経験したことがありません。
そのため、ずっと目が見えない状態が気持ち悪くて気持ち悪くて、軽い吐き気かめまいが起こるのでは、って思うくらい気持ち悪かったです。

患者さんは大変だって思います。
たとえば眼科の場合、目に光を入れるから眩しくてしかたがありません。
眼科以外でもそれぞれの科で検査はあります。

いかに患者さんに負担をかけずに最小限で終わらせられるか。大事です。
腕を磨くのは絶対に絶対に必要なことだと思います。
知識も技術も人柄も。
よくばりだけど、どれも向上させたいです。

No comments: