動脈硬化っていうのは、血管の内側の層に脂肪やらがくっついて貯まってしまって、動脈が硬くなってしまうことです。
血管の内側にベターっとくっついています。
これが剥がれて血流に乗り流れてどこかに詰まると、『血栓が飛んだ』という状態で心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。
もうお分かりでしょうか。
首の動脈で動脈硬化を測るのは、全身の状態をよく表しますし、見やすいと理由以外に、ここの血栓が飛ぶと脳に行ってしまうという大事な部分なんです。
この写真はそのエコー検査の途中の一枚です。
黒く横に延びているのが首の血管(総頚動脈)です(赤矢印)。
血管の壁は3層構造で、動脈硬化で厚くなっているのは1番内側です。
エコーでは真ん中の層と区別するのが難しいので、この二つの層の厚さをまとめて測ります(青矢印)。
この厚さが1.1mmを越えると、動脈硬化の危険性あり、となります。
私は0.04mmだったので大丈夫でした。
まぁ、この年齢から動脈硬化だったらかなりヤバイですけどね。。
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