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Dec 28, 2014

アル中、薬中

研修医の頃、大人を沢山見ていた頃。
ERでは多くの酔っぱらいを見ました。
いわゆる、急性アルコール中毒です。

太ーい点滴を刺し、大量の輸液を入れて、薄めて洗い流してすっきり、という人が多かったですが。
怪我をしていれば、その縫合などの処置をすることもありました。
(酔っぱらいさんたちは、アルコールによって痛みがないので、太い点滴でも、痛い処置でも「お姉ちゃん上手だね。痛くないよ」などとアルコール臭い息で言ってくれたりします。笑)

そして。
研修医を終えるとき、もう急性アルコール中毒は診なかろうと思ったんです。
だって、子供ですもの。赤ちゃんですもの。

でも、その考えは甘かったということを痛感いたしました。
年末にやってきたのは、中学生のアルコール中毒。
かなり酷い状態で、暴れてすごくて、とても私と看護師さんでは抑えられず。
家族の男手を呼んでもらう騒ぎに。

点滴を沢山入れて、翌朝にはけろっと退院になりましたが。
警察に連絡(というよりも、そもそも連れてこられた時点で警察が一緒だった)して、我々もお小言を少し言って。

でも、多分繰り返すんだと思います。
初めて飲んだ訳でもなく、普段はこの量で全然平気なのになぁ、とのたまわりながら帰宅しましたからね。。。


一方で、妊娠中の母が違法ドラッグの類をしていたため、赤ちゃんから反応が出てしまったというような方もいたり。

世の中どうなってるんでしょうね?

Dec 21, 2014

腎盂拡張

生まれた時から腎盂が拡張している子がいます。

腎盂、というのは。
腎臓の中の腎杯で尿が作られ、その尿が集まってくる場所ところです。
その先の尿の通り道のどこから狭いと広がったり、またはもともと生まれてくる時に広かったけど時間経過で良くなったり。
少し広いだけならさほど心配はいりません。広くて、その周囲の腎臓を押したりして悪影響を与えていると問題になります。

今回、腎盂が拡張している子を担当させてもらうことになりました。
もともとお腹の中にいる時から指摘をされていて、たまたま生まれた日に産婦人科病棟を通りがかったのが私で、エコーを当ててあらまぁ、となった訳です。

検査を一通りして、現状では腎臓は悪くなさそうということで退院にはなりましたが。
もちろん、今後縮んでくるのか、さらに広がって周囲の腎臓を圧迫してしまう(=腎機能が落ちてしまう)のか、経過を慎重に見て行くことになります。

やっぱり、お母さんを不安に陥れすぎないように、でも、現状を正しくお伝えして、ってなかなかに難しいです。
ホルモンバランスの関係で、ただでさえ産後はみんな気持ちが不安定なのに、どうしたらよいのでしょうか。。。

Dec 11, 2014

先天性感染症

お腹の中で感染してしまう病気。
いろんなものがそうです。
有名どころでは先天性風疹症候群とか、先天性サイトメガロウイルス感染症とか。
最近、種々のものに免疫を持たない妊婦さんが増えているためか、先天感染が増えてきています。

お母さんが妊娠中に初めて感染すると、お腹の中にいる赤ちゃんも感染してしまう可能性があるのです。
感染した子の中にも、生まれた時に症状があって、という重症な子から、生まれた時に何の症状もなくて、という子もいます。

そんな疑いの子を担当させていただく事になりました。
お母さんたちにお話をして検査をして、まではいいのですが。
結果が非常にグレーで返ってきてしまい、困ってあちらこちらに連絡をしながらこの先どうしてあげるのが良いのかを探る感じです。
しかも、治療をするとなると保険適用外で自費診療という、、

こう言う子はこの先増えていくのだと思います。
そもそものスクリーニングや啓蒙といった対策も必要だし、検査方法や治療方法の確立、保険適用にする、など課題は山積みなんだな、と改めて痛感しました。

Dec 7, 2014

NCPR

何度か書いていることではありますが。
新生児には新生児の蘇生法があります。

今日は、それを教える講習会でした。
インストラクターをするのも5回目。さすがに慣れてきました。

体調不良から復帰直後ということもあり、予習をあまりせずに突中。
の割には上手く出来たかな。

やっぱり、基本は「身につけてもらいたい目標を自分の中で設定する」ですね。
BLS(基本的な成人の心肺蘇生法)では、胸骨圧迫を正しく出来ること、ですよね。
強く、速く、絶え間なく、リコイルはしっかりと。

NCPRでは、とにかく呼吸管理をしっかりできること、が最低限の目標になります。
人工呼吸をいつするのか、CPAPはいつするのか、という判断。
そして、当たり前ながら、手技を正しく出来ること。

それが基本で、その上に胸骨圧迫とか薬の話とかが出てくる。
そんなつもりで教えてみました。

しかし、外来と同様に講習会というのも疲れますね。
ずっと高めのテンションで盛り上げて行きつつ、みんなを見つつ教えて行くということは神経を使いますね。
これで少しでもみんなNCPRが身に付いてくれるといいんだけど。

Dec 6, 2014

ずれ勤

フッレクスタイム的な?
本来、我々の仕事ではあまり許されませんが。

体調が戻りきらない状態での復帰だったため、今週は義務は午後から、朝は来られる時間に、という復帰方法をとろう、と部長先生に言っていただき、甘えさせていただいています。

9時台になんとか出勤出来るようになってきたため、来週からは午前の業務もふってもらえるかな。
そして、遅く出勤した分、少し遅めまで働いています。(といっても、もともと普段から残業していたりなので、そこと比べると変わらないですが。)

後輩たちに、お休み前の顔と比べていいと言われました。
いや、恥ずかしい。
お休み前は、出勤時からだんだん表情が無くなっていたそうです。
でも、今は、出勤時からだんだん笑顔が出てきているから、いい、と。

このまま復帰できそうですのぉ♪

Nov 30, 2014

休息

ただいまお仕事お休み中。
前科があるので、再犯ですね。

微熱、倦怠感、浮腫み、体重減少。
内科的には異常なしなので、疲労が貯まっただけでしょう。
周りには申し訳ない感じです。

睡眠時間が1日14時間程度。
朝起きて、でも動けなくて、コタツに移動し動けない間にまたお昼寝。
昼に起きて、ご飯を食べて、少し座って作業。
夕方ちょっとお散歩などに外出したり。
で、夜も早々に寝る。

そんな1週間を過ごしました。
体調が悪いからなんなのですが、結婚後初めて家でゆっくり出来ていることに気づきました。

職場との往復3時間の通勤、当直、遠い家には帰らずに職場近くに泊まる日。
そうすると、結局数日に一回しか帰らない上に、家でゆっくりする時間なんてない。
そんな日々だったので、家でゆっくり出来たのが初めて。

まだ、怠いし眠いし、動けない。
けど、そんなことも言っていられない。
ひとまず、明日から復帰します。

Nov 7, 2014

おっぱい指導

って言うとなんだか、医療者っぽくないですね。
言い換えます。授乳指導。

私、小児科医、新生児科医になるに当たり、授乳のことやおっぱいのことは勉強はしてきました。
言葉でペラペラ喋るだけなら説明も指導も出来ますし、実際の外来でもやってます。

が。
直接指導というのは、やったこともなかったし、出来なかった。
でも、この度、母に指導する機会が立て続きました。

巡り巡って私の外来に来ることになった母たち。
みなさん、授乳が上手くいかない、と悩んでいるお母さんたち。
実際に飲んでるところ(飲ませているところ、ではない。)見せてもらってもいいですか?
そう聞いて、今のところ、嫌だというお母さんはいなくて、むしろ、え、見てもらえるんですか?と喜ぶお母さんが多かった。

お母さんの授乳姿勢だったり、赤ちゃんのくわえ方だったり。
少しお話をして、1週間後くらいに予約。体重の増え具合などをチェックします。

何人もお話をして行く中で、意外と私も机上ではなく、実際にも授乳指導出来そうだぞ、と少し自信を持ちました。
まぁ、まだまだ上手くいかないこともあるけど。

Oct 10, 2014

情報共有

大事ですね。
この度、患者さんにも、主治医にも情報共有の責任はあるのだと再認識。

重大な基礎疾患があるお子さんで薬も複数飲んでいるお子さん。
普段のかかりつけは違うけど、具合が悪くなったから、と突然やってくる。
医者なんだから診れるでしょ、基礎疾患とはべつだし、と。

でもね、何の病気があるのか、今どういう管理になっているのか。
分からないままに治療をするのは難しいんです。
良かれと思ったことが裏目に出ることだってある。


医療者の暗黙のマナーとして、配慮が必要な基礎疾患がある場合。
他の病院に飛び込みでかかっても大丈夫なように、情報を持たせておくということがあります。
特に小児科の場合はちょっとしたことが命取りになることもあり、気を遣います。

かかりつけと最寄りの病院が違う場合は、緊急時にかかるかもしれません、と元気な時に一回かからせるのがマナーです。
旅行に行く場合も、万が一に備えて情報を持たせることもあります。
救急で人手もなく、検査や治療も限られている夜間に、前情報もない初診の基礎疾患のある患者さんが受診する、という事態を避けるためです。


主治医の責任でもありますが、患者さんもなんです。
自分の病気がなんなのか。何の治療を受けてるのか、何の薬をもらっているのか。
ざっとは説明できて欲しいんです。
分からない祖父母が連れてくるなんてことや、お父さんが一回も一緒に受診したことがなくて状況が分かりませんとか。


情報共有、大事です。

Oct 2, 2014

母の力

って偉大だな、と思います。
自分を省みても、母親の力は大きいと思いますが、仕事をしていても思います。

小児科は子供を診るのと同じくらい、母にも関わります。
いろんなお母さんがいます。

子供は、親の背中をみて育つ。
本当にそう思います。

キーキーしてる親御さんのお子さんはキーキーしてくる。
大らかな親御さんのお子さんは大らかな子に育つ。

子供にとって、親はなんだかんだ、絶対なんだな、と。
親の愛が無いと、まっすぐ育たないのだな、と。
お母さん、お子さんを見てあげて。そしたら治るから。そう思う親子もたくさんたくさんいる。

そして、子が育つのと同時に親も育つのだな、と。
もちろん、お父さんも。
でも、お母さんはもっと。
お母さんの方が親をしてる期間が1年近く長いし、子供と接する時間が長いし、早いし変わる度合いがすごいと思う。


子育てって、きっと楽しいことも、大変なことも沢山なんだろうな。
Nの部長の言葉。「子育てを楽しんで。楽しむ困ったことや悩んだことは周りに出して解消しましょう。」

Sep 21, 2014

判断と決断

難しいよ。まだ出来ないよ。
なんて言っていられない学年になってきましたが。

変、これは放っておいたらダメ。
この検査をしよう、これもしないと、と。
そんな「判断」は出来るようになってきました。

でもね、でもね。
「決断」が出来ない。

治療に踏み切るかどうかという決断ができず。
先輩に、プレゼンをして、やはり◯◯だと思うんです、と。
そう思うんなら治療だよね、と決断を代わりにしてもらった状態。

ダメだしもされたし、自分でもダメだと思った。
うーん。凹む。。。

Jul 14, 2014

周産期新生児学会

今年の学会はなんと、ネズミーランドのお膝元。
久しぶりの学会発表をして来ました。

私が発表したのは、超低出生体重児の中期予後が栄養方法の違いで改善されるか?というもの。
思ったよりは改善していなくて、退院後の環境が大きいのではないか、と思いました。
厳しい突っ込みとかもなく、無事に終了。

学会で楽しいのは、自分の発表もさることながら、教育公演とかの類です。
今回の学会で興味を持ったのは、新生児の痛みの緩和についてと、心臓の話と、性分化の話。
聞きたい話も沢山で、あっちにこっちに、と忙しかった(><)

ちなみに、ネズミーランドには行っていないものの、お土産はちゃんとネズミーグッズにしました(笑)

Jul 4, 2014

食べられない

食べられない、という主訴の子を見るのは二回目でした。

体重が1ヶ月で6kg減った男の子でした。
きっかけは運動会で失敗したこと。
そこから食べられないという症状が出て来ていました。
お腹が痛いわけでも、気持ち悪いわけでもない。
ただ、食べたくない、と。

話を聞けば聞くほど、精神科の受診が必要と分かるような、そんな病歴でした。
女の子に多いと言われる摂食障害ですが、私がこの1年半で外来で診させてもらった食べられない子たちはなぜか両方とも男の子でした。

自閉傾向があったりとか基礎疾患があり、摂食障害という方向に出る子もいるんだ、ということを改めて実感。
得意分野と苦手分野がある中でも、精神疾患は本当にどうしたらいいか分かりません。
神経疾患も中々に苦手なのですが、それ以上に精神疾患はどうしてあげたらいいかが分からない。

でも、小児も診てくれるような精神科は非常に少ないのが実情で、県に1カ所2カ所あるかどうか。
もう少し一般小児科医も勉強しないといけないのだろうとは思うものの、どこでどう勉強したらいいかも分からない。

そして。
今回もどうしてあげるのかがいいか分からぬまま、精神科の先生にお願いすることになりました。
ここまで緊急性がある子は専門家にお願いした方がいいとは思うのですが。
ちょっとした主訴だったり、ちょっと心理要因が大きそうな子の、精神面のサポートは身につけたいことの一つではあります。

Jun 25, 2014

お久しぶりです。

ブログをしばらく更新していませんでした。
お久しぶりです。ご無沙汰しております。

4月以降、休まず毎日ちゃんと働いていましたが、あまりに体調が悪くて、余裕がありませんでした。
忙しかったのも忙しかったんですけどね。
忙しかったからか、ストレスだったのか、体調がすこぶる悪くて、毎日が必死でした。

微熱は出るわ、ブルーマンデーだわ、下痢腹痛、頭痛や嘔吐、あげく血便。
まぁ、悲しいかな食べてない割りに全然体重はほとんど落ちないんですけどね(笑)
でも、だいぶ落ち着いて来たので、また前向きに仕事が出来そうです。

仕事に一時期ものすごくミスが多くて、自分でも仕事が怖くなり嫌になったこともありました。
仕事に行きたくなくて、泣いて辞めたくなるくらい酷かった。
でも、謙虚に1からやり直すつもりで、とアドバイスをされ、少しずつマシになってきました。

大丈夫。
まだ頑張れる。
初心忘るべからず。
後期研修最終年、7月1日から再始動です。

Jun 15, 2014

NCPR

新生児蘇生法講習会を開催しました。
一昨年?昨年?インストラクターを取ってから、サブのインストラクターは何回もして来ましたが、自分主催は初めて。

書類やら準備やらがけっこう多くてアワアワ。
先輩と2人で、というよりも先輩主導で、なんとか実施にこぎつけました。
頑張りがいはありますけどね。

100人の赤ちゃんが生まれるとすると。
そのうち10人は簡単な蘇生をようする。
1人はがっつりな蘇生をようする。

例えば、一回講習会を開いて10人に教えたら。
その人たちが立ち会うのはそれぞれ1年間に200人ずつのお産だとすると。
2000人の新生児に関わり、20人の赤ちゃんに益がある。

そんな計算をしてしまう。
みんなが少しでも安全な出生になるように。
そう祈って講習会をします。

Jun 11, 2014

療育施設

今年いる病院では、土日出勤した分(?なのか?)がたまると、
研究日、という形でたまに平日にお休みがもらえます。

そこで、今年は研究日を使って、とある療育施設に研修に出してもらっています。
目的は、外来で見ている子たちで発達や運動面の遅れたあり、紹介した子たちのその後を知ること。
紹介した後に、どんなことに気をつけて、どんなことが行われているのか。
リハビリを見せてもらうこと、外来を見せてもらうこと。など。

初日の本日。
どういう場所か事前の知識はあったものの、カルチャーショックというか、病院との違いに驚きました。

病気で、具合が悪いことが前提で、それをどう立て直すかが私たち病院でしていることだとすると、療育施設では、普段の元気な状態をいかに底上げするか、という感じ。

どこをどう見てあげるのか、どこをどうしてあげたらよいのか。
ポイントを少しでもつかめたら、と思います。
外来で見ている子達に少しでも益があるように。

カンガルーケア

最近は、早期接触と訳すようですね。
講習会を受けてきました。

驚いたのは、たくさんのエビデンスがあること。
赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、沢山の良いことがあると、科学的に証明されているということ。

単純すぎるかもしれないけど、自分に赤ちゃんができたら是非やりたい、そんなことを強く思った三日間でした。
私が診させてもらっている赤ちゃんたちにも、少しでも、そんなことを思って帰国したのですが。
うーん、意外と壁は分厚い。
少しずつ、できる所から、ですね。

May 31, 2014

申し送り

って大事です。

自分がいない日の申し送り。
土日の申し送り。

何も知らない人がぱっと見ても、何をすれば良いかが分かるように。
忙しい当直時間帯に極力やる事が少なくて済むように。

簡単なようで意外と難しい。
何が起こりうるのかがちゃんと見えていないと過不足ない申し送りは出来ない。
私もまだまだ。

ちゃんとできるようになりたいなぁ。


May 21, 2014

糖尿病

糖尿病って、おばあちゃんおじいちゃんの病気、とか。
生活習慣病の一つ、と思ってる人が多いのではないでしょうか。

だけど、小児科領域においてはあんまりそうとも限らないんですよね。
自分は何も悪くないのに、家族も何も悪くないのに、それでもなる糖尿病。
自分で自分の膵臓やインスリンを攻撃してしまうためにインスリンが不足するから起こる糖尿病。

インスリンは、糖を細胞に取り込ませてエネルギーに変えます。
つまり、生きていくエネルギーを作るには糖分だけじゃなくて、インスリンが必須。
それが無いのが1型糖尿病。

糖を使えないから血糖はあがるし、糖が使えない代わりになんとか脂肪で生きている状態なので、痩せるし、ケトンというゴミが出て来て具合が悪くなる。

理論では分かっているものの、実際にコントロールするとなると話は違って、大変。
患者さんの受け入れもだし、治療は血糖を測ってインスリンの注射をすることだから。

糖の摂取とインスリン、消費のバランスを保たないと、低血糖になるリスクもあるし、逆にケトンが大量に作られる状態になるかもしれない。

患者さんが拒否的にならずに、でもきちんとコントロールできるようにしていくことって、大変なんだ、、
当たり前のことながら、改めて実感。
主治医って難しい。

Apr 20, 2014

信頼

信頼に足る人物になりたい。

ふとそんな当たる前のことを思いました。
この人なら(少なくともひとまずは)任せられる、そう思ってもらえるって大切だと思うんです。

私はまだまだ自信がありません。
本来はそんなことを言っていられない学年、年齢だとは思いますが。

それでも、ひとまず一般的な二次医療まではできる、一般的な疾患ならチェックは必要にせよ、とりあえずはできる、赤ちゃんのことも最小限は出来て判断もできる。
そこまでは何とかなる、と思ってもらえているということが嬉しかったです。

スタッフからの信頼、患者さんからの信頼。
スタッフからも信頼されないと、スムーズにことが進まないし、仕事は任せてもらえない。
さらに、NICUと違って、入院期間も短く、フォローの間隔も長い一般小児では、特に患者さんとの信頼関係は大切だなと痛感します。

もっともっと、はやたまは大丈夫って思ってもらえる人になっていきたいな。

CPAOA

CardioPulmonary Arrest On Arrival. 来院時心肺停止状態

今日の朝方の当直帯にひきました。
でも、看護師さんたちが優秀だったこともあり、外科の先生の協力を得られたこともあり、ちゃんと対処は出来たような気はします。

自家用車でやって来た子の顔色が非常に悪く、モニターをつけたら心臓が動いてなかった、とコールがありました。
飛んで行って驚いた。本当に土気色。教科書にはよく「土気色」と書かれていますが、本当に文字通りの色だった。

一瞬頭が真っ白になりかけましたが、さすがに前の病院でやってきた経験は無駄にはなっていませんでした。一瞬で冷静になれた。
胸骨圧迫と人工呼吸を続けてもらい、ラインをお願いし、鼠径から採血もお願いし。
自分は薬の量の計算。

幸い、心臓が止まっている時の薬の量は新生児も小児も同じなので、計算はすぐできました。
みんなが協力してくれて、スムーズでした。

でも、戻らない。
挿管も考慮だな、と思って頭側に回って、口を開けようとして初めて気づきました。
死後硬直が始まってる。。。土気色の腕や体の背中側には死斑がで始めてる。。
その状態では蘇生に反応するはずもない。

その場のことを指示し、親御さんにお話を伺いに行き。
人生で初めて、死の説明をしました。
来てもらった時には自分で呼吸をしていなくて、心臓も動いていませんでした。
心臓マッサージをして、人工呼吸をして、お薬も使ってるんだけど、心臓が動き出してくれない、と。

初めてお看取りをしたのはNICUでした。
突然ではなく、予期されていた子だった。初めて死亡確認をしました。
その子以来、2人目の死亡確認になりました。

そして、院内で病気が分かってて亡くなるのと違って、不詳な死になるということを失念してて驚きました。


Cope with death
親御さんにとって、これ以上ない悲しみだと思う。
受け入れられるように、数年後に思い返した時に、悲しみはあっても、後悔も恨みもなく思い出せるように、そんな伝え方ができるようになりたい。

ってなんなんでしょうか。
でも、今回は当たりました。
ややオーバートリアージだったような気もしますが。

3日前から嘔吐。
本日4時間前から腹痛。
来院時にはけろっとしてて痛がらない。

連れて来たのは病歴の説明も上手くできないような理解度の祖父祖母。
でも、よくよく聞くと腹痛は波があって、痛い時にはシクシク泣いている、と。

腸重積は否定しないと帰せないかな、と思い、浣腸でもして血便が無いことを確認しようと思ったんです。

X線を撮ったらガスが異常。でも、腸重積とは言えない。
出た便は普通だけど、テステープで明らかに血…。。
エコーでは、ガスが多くてはっきりしないものの、なんとなくターゲット様?でもはっきりしない。。

そんな、うーん、な感じだったものの、変だなって思って造影に。
腸重積でした。

当たったと言えば、当たったのですが、自分の中ではもやっとして終わりました。
次に来た時に同じことをしてよいのか、オーバートリアージではないのか。

以前、この子よりはるかに疑えない状況の子で一回腸重積を見逃したことがあるんです。
その子は後日オペになりました。その時のことを考えると、今日の子の方があやしい感じでした。

この積み重ねで、過不足無い診療ができるようになるのかな。

Apr 8, 2014

カルテ

システムのせいにしてはいけないのですが。

今の病院のカルテ、非常ーーに使いにくいです。
検査オーダーが出しづらいとか、そういう問題ではなくて、
今何の治療が行っているかがぱっと見て分からないという致命的な感じ。

人に伝えるデザインを学んでいる身にとって、この使いにくさはある意味勉強になるんじゃなかろうか、と思うくらい分かりにくいです。

そして、その為、ミスが沢山起こります。
とかシステムのせいには出来ませんが。

1年毎(私は幸い1-2、3-4年目と今までは2年ずつでしたが)に異動があるというこの職業。
異動すること、引っ越しをすることもだけど、異動先のローカルルールに慣れること、電子カルテに慣れることはストレスですよね。
でも、いろんな病院のいろんなやり方を学んでおくことは治療や考え方の幅を広げるのには大事なことだと思うから。
今年1年も頑張ります。

Apr 5, 2014

温室

3年目、4年目と2年間温室育ちの私にとって、露地栽培っぷりが衝撃でしたが、1週間無事に過ごせました。

医学的にはあまり困らない事実に気づき、前の病院で温室の中でかなり育ててもらってたんだ、と実感。ありがたい限りで、改めて感謝です。

露地栽培に慣れてきたら、周りに目を配っていきたいな。温室を作るのは私にはまだ難しいけど、強風を防ぐ掘っ建て小屋にはなれるかもしれない。


また来週からも頑張ろう。
皆様、今年度もよろしくお願いいたします。
今年も笑顔の多い1年にしていきたい。

Mar 28, 2014

「変」

最近思います。
つたない私の医療ですが、でも、「変」という感覚は間違っていないのだ、と。
診断は分からない。だけど、「変」。

この1年で何回か繰り返しているんです。
「変」と思ってすごく気になっていて、でも他の先生には大丈夫じゃない?って言われて経過観察していたら、やっぱり「変」だったこと。
2-3回どころではありません。

周囲からは鈍いと評されてる私ですが、「変」という感覚だけはそれなりなようで。
少し自信をつけました。自分の感覚を少し信じてあげてもいいのかな、と。

今年の温室育ちとはうってかわって、来年は露地栽培だから。
先輩に頼ってばかりもいられないので。
感覚を大事にしながらいきたいと思います。

Mar 27, 2014

腸重積

腸の一部が別の腸にはまりこんでしまう状態で、放っておくと、はまってしまって血が巡らなくなった腸が壊死してしまいます。
診断は診察とエコーと、そして最終的には診断+治療の高圧浣腸(造影)を行うことが多いです。

本日、11ヶ月ぶりに腸重積のお子さんを見ました。
高圧浣腸の整復をさせてもらって、絶飲食として入院。
再発しやすい24時間は要注意で経過観察です。

そうしたところ。
当直帯に入って早々に、病棟から電話が。
「お腹を痛がっています。 」

ぎょっとして診察に行ったところ、30分おきに体をよじって痛がるようになっている、と。
再発がかなり疑われる………。

つたない(というよりも、初めて腸重積のエコーを当てたのです)私のエコーですらtarget sign(腸重積に特徴的なもの)が写りました。
そして、再度整復へ。たまたまいてくれた1こ上の先輩が手伝ってくれました。

数時間の間に2回の整復。
11ヶ月ぶりながら、これで次は大丈夫かな、と少し自信になりました。

Mar 21, 2014

前科

後輩が「前科」という言い方をしていた。
意図しているものは違うのかもしれない。
でも、私の心に響くものがあった。

私は「前科」持ちです。
Blogには正直に書いてきたから知っているかもしれないけど、実生活では周りに言わずに来ています。
当時を知っている先生たちは「前科」のことを知っています。。
沢山沢山心配された。立ち直った後も、ちょくちょく心配されています。

「前科」があるから、いつ「再発(再犯?)」するのだろうと思ってもいました。
周りも、しばらくはそういう目で見ているのだろう、と思っていました。
目を付けられているのだろう、と。

そうやって思って過ごしている中で、


どうも世の中には「前科」持ちが多いのだ、ということも気付きました。
「前科」を持ちやすい基本性格の人が多いから。
「前科」を作らせやすい環境が整っているから。
だと思います。

私は幸いにも、周囲と自分の心配をよそに、再発していません。
恐らく、今後ももう再発はしないと思います。

そして、私は前科があったことで今を楽に生きられているのだと思っています。
「前科」があるからもう怖くないというか、「前科」があるからこそ、どこまでやるとダメなのかというのも分かったというか。
もちろん、それ以外にも「前科」から立ち直る要因は沢山ありましたが、でも、少なくとも楽に生きられるようにはなったと思う。

そんな思いが巡った瞬間でした。

Mar 7, 2014

専門医試験

◯◯専門医、というのは試験があります。(当たり前か)

私は、「小児科専門医」の試験を1年半後に受ける予定です。
受けられれば、ですが。

だいたいみんな、小児科専門医までは取得しています。
その先のサブスペシャリティーの専門医は難しいから、取得していない人が多いけど。
(新生児のとか)

第一関門の小児科専門医試験には症例レポートが30枚必要になります。
(さらには、論文やら筆記試験やら面接試験やらがあるらしい)
こういう症例を診ました、というもの。これがまた面倒くさい訳で。

来年の病院は大変なことが分かっていることもあり、先輩に書くように言われたこともあり、来年の秋の受験にも関わらず、早めの準備を始めました。
そして、書き始めて反省しきりなのです。

というのも、レポートはいわば「完璧に」診た症例を書きます。
ちゃんと鑑別疾患が考えられていて、検査も抜けがなくて、疑いようもなくその病気と診断出来ていて、その病気の治療として文句の付けられないものをしていて、という。

自分の普段のサマリーがいかに酷いものなのか。
自分の普段の診療がいかに抜けが多いのか、というのを実感中です。

うーん。
レポート云々もそうですが、自分の診療を見直すよいきっかけとなりました。

Mar 2, 2014

研究

というほどの事ではない。
ただ、カルテを開いてデータを拾っているだけ。

何の事かというと。

今度の学会に出す演題の抄録締め切りが迫っているのです。
そして、急遽出す事にしたため、必死にデータを拾っているのです。

新生児の学会なので、新生児のテーマなのですが、私が今いるのは一般小児で新生児はほぼ診ません。
そこで、NICUのデータを拾って統計を出そうということになったのです。

それだけといえばそれだけなのに、こんなにもデータに振り回されている私。
統計処理が出来ないので、まずはデータを拾うだけ拾って、抄録には大まかのところのみ書いて、後日先輩方に相談しながら落ち着いて統計処理をすることにします。

単なるネガティブデータになりそうではありますが、少なくとも今までにあまり出されたことのないような類ではあるので、出して怒られることはなさそう、と信じてデータを拾ってます。


昔は、「学会」って聞くとすごいって思ってた。
小難しい話をしていて、学術的ですごいなぁ、と。
だけど、いざ自分が行くようになると、私のようなそうでもない演題も混じっているということを実感します(笑)

Feb 26, 2014

体重減少

そんな赤ちゃんが立続きました。
生まれた時から比べて体重が減っている子、生まれた時から体重が全く増えていない子。
原因はいろいろです。

飲ませていない、という親側の問題。
飲み方が下手、何らかの基礎疾患があり飲めないなど飲む量が足りない場合。
胃食道逆流症や胃軸捻転、肥厚性幽門狭窄症など病気があり吐いてしまう場合。
飲めていて吐きもしないんだけど、基礎疾患があり体重が増えない場合。


体重がある程度は増えていれば、外来で指導して次回外来で体重測定、も可能。
でも、体重の増えがあまりに悪い場合やむしろ減っている場合には、外来で、と見過ごすことはできず、入院になります。

ここ最近多いのが、入院にまでなるお子さん。
原因は人それぞれではありましたが。

赤ちゃんたちは分かりにくいけど、分かりやすい。
元気だと元気だよっていう態度だし、よく飲んで体重が増える。
逆に、赤ちゃんの体重が減るというのはその子にとっては危機的状況。

でも親御さんによっては、いくら言っても危機感を持ってくれない方もいて、小児科医としてはもどかしいこともある。
脅してもしょうがないんだけど、でも危機感を持ってもらいたい。
そんな上手い説明を出来るようになりたいな、と体重減少の赤ちゃんたちを立続いて担当して思いました。

今年一年、一般小児をやっていて、でもなんとなく多いのは赤ちゃん。
入院患者さん割り振りで私が選んでしまうというのもあるし、ちょっとしたことを見過ごせなくて(親御さんの様子とか、体重が微妙とか、予防接種全然進んでいないとか)外来おいで、っていってフォローしている子が多いのも一因だとは思うのですが。
それにしても、外来初診で赤ちゃんをもらう率がそれなりだと思う今日この頃です。

Feb 18, 2014

謝罪

悪いことをしている訳ではない。
先輩方に言われるまでもなく、頭では分かっている。
だけど、心の中で謝ってしまう。
そんなことが立続いた。

ごめんね、私がもう少し早く気付いてあげていれば。
ごめんね、予防内服しておけば。

まだまだ足りないことばっかり。
反省することばっかり。

それでも、一年一年成長していると思いたい。
自分一人の判断に自信が持てる日はいつ訪れるのだろう。

Feb 12, 2014

出勤できない。。。

「転んでもただでは起きないもん」って思ってました。

出勤出来ない間に、レポートを終わらせたり、やらなくちゃいけないことを出来るだけやろうと思っていた。
ただ休んでるだけだと申し訳無さ過ぎるんですもん。
で、せっせせっせとパソコンの前で作業をしていたんです。



計算上、本日昼からは出勤できると思っていました。
なんだけど。準備をしていた朝、先輩から電話がかかってきました。

計算を間違っていたらしく、明日朝からしか出勤してはいけない、と。

衝撃。
あまりの衝撃に涙がこぼれた。
申し訳なくて申し訳なくて。

明日朝から復帰します。
今度こそ。

Feb 8, 2014

Flu A

今年は、無菌状態のNICUから出て、初めて小児科で大量にばい菌やウイルスに暴露されるから、風邪などに多量にかかる、とは脅されていましたが。
まさか人生初めてのインフルエンザに罹患するとは。。。

木曜日 
 喉がガサガサしていて咳が出現。
金曜日
 朝元気に出勤。
 カンファで初めて声を出したら声が全く出ず。
 (一人暮らしの弊害ですよね。出勤するまでは一言も発さない。笑)
 おかしいと思い、回診はせず、患者さんには会わず
 昼には倦怠感・節々の疼痛・悪寒が出現 →家に帰るように言い渡される

自宅に帰宅後ひたすら寝ていたのに、夕方には39℃の発熱。。。
しんどかったーーー。。

そして、本日。
午前中に病院を受診したところ、思いっきりFlu A(+)でした。
ぎょえぇ。。。

という訳で、しばらく自宅療養します。
外来はあんまり呼んでいなかったので、代診依頼で済むのですが、
当直を代わってもらわないとなぁ。

発熱5日間または解熱後48時間は出勤停止。
早く治るといいなぁ。

Feb 2, 2014

判断基準

日中は悩むとすぐに相談してしまう私。
一応、こう思うからこうしようと思うんです、と自分の考えは言うけどさ。

そうすると、意外なアドバイスが返ってくることもまだある。
私の考えがOKだった場合も、それでいいんじゃない?の一言で安心する。

が。
当直時、忙しい時にはそんなことは通用しないわけで。
一人での判断が迫られます。

そんな時の合言葉。
「○先生に怒られないかな?」
自分で自分に聞いてみるんです。

少しでも、怒られる余地があるなって思ったら、検査でもなんでもやっておく。
ややover triageでもいいから、安全に安全に。
逆に、さすがに大丈夫だ、怒られないって思えればやらない。

まだまだ自己判断に自信がない。
結果的に正しい判断ができていることの方が多いんだけどね。
でも、不安。だから、上の先生の顔を思い浮かべながら診療する。
いつかこの不安が取れて自信持てるようになるかな。

Jan 20, 2014

モンスターペイシェント

モンスターペアレントと言いますが。
モンスターペイシェントという人もいます。

昔からいたのでしょうか?
子どもの状態が不安なことは分かるんです。
なんでこうなるの、受け入れたくない、誰かのせいにしたい。
分かるんだけどね。

最近なんだか対応に困るような、?!?という親御さんに当たっている気がします。
医療者に当たりたい気持ちは分かるんですが。
ただ、当たられる側にだって心はあるんです。

どなりちらして、(下手したら手を出す患者さんもいる)当たり散らして、
当たり前だと思わないで欲しいんです。辛いんです。

かれこれ1-2週間、モンスターペイシェントとのやりとりがありまして。
心身ともに疲れ果ててしまっていました。
ようやく落ち着き始めていたものの、1-2週間の経過があったため、顔を合わせるのもしんどくてしんどくて。

そんな所に、私が外来で診ていた患者さんが再発して入院。
最後の後押しとなり、思わず涙がぽろぽろ出てしまいました。
慌てて裏に駆け込み、涙を拭いて仕事に戻りましたけど。

あまりに酷い顔をしていたようで。
先輩が仕事帰りに夕ご飯を食べに連れて行ってくれました。
少しはすっきりしたかな。

医療者にだって心はあるんだ。
何をしても良い訳じゃないんだ。
当たり前のことだと思うんだけど、一部の患者さんにとっては当たり前じゃないんだよね。

Jan 10, 2014

言霊

2年間で診させてもらった子ほぼ全員(入院全員、外来は特徴的な疾患の子)を見直しました。
というのも、数年後に小児科専門医試験を受ける際に、どんな子を診させてもらってきたかを記載し、レポートも書かないといけないので、今の病院での経験をまとめてたんです。

いろんな子を診させてもらったんだなぁと改めて実感する中で、意外と足りていない分野も見えてきました。
例えば、内分泌疾患の子たち。先天性心疾患の子たち。筋疾患の子たち。

まとめをして数日。
言霊ってあるんですね。

内分泌疾患の子が入院となり、診断から治療まで携われることとなりました。
私がまとめをしていたことを知っていた先生方に言われました。
良かったね、言霊ってあるんだね。

他人の不幸を喜ぶわけではありませんが、たまたま私が携われる形で来院してくれたことには感謝します。
ありがとうございます。よろしくお願いします。

Jan 3, 2014

仕事始め

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します。

さて。
私にとっては、本日が仕事始め。(病院的には明日)
朝から仕事に来ています。まだ頭はお休みモードで今ひとつ働いていない気がするのは気のせいに違いない、と信じています。

今年の仕事の目標。
昨年は、小児科一年目でしたが、今年は二年目。
少し落ち着いて目標に向かって成長していければと思っています。

まずは、三月までに心エコーをある程度できるようになっておくこと。
(来年度は循環器の先生が一人もいないという状況になるので)
診たことのない疾患を減らすため、積極的に患者さんをもらいにいくこと。
診たことのない疾患の中でも教科書的な疾患は、教科書で補完しておくこと。
上の先生に頼りっぱなしなのを脱して、自分一人で決断していく自信をつけておくこと。
(後ろで密かに見守っていてもらえる現状のうちに、独り立ちをしていかないと)

今年度までは私が一番下の学年でずっと来ていて、甘やかされて育てられてきましたが、四月からは下に後輩がつくから、少しは先輩らしく後輩を指導したり支えたりできればと思うので。
まずは三月までが一区切り。
今年も楽しみながら頑張っていきます☆