腸の一部が別の腸にはまりこんでしまう状態で、放っておくと、はまってしまって血が巡らなくなった腸が壊死してしまいます。
診断は診察とエコーと、そして最終的には診断+治療の高圧浣腸(造影)を行うことが多いです。
本日、11ヶ月ぶりに腸重積のお子さんを見ました。
高圧浣腸の整復をさせてもらって、絶飲食として入院。
再発しやすい24時間は要注意で経過観察です。
そうしたところ。
当直帯に入って早々に、病棟から電話が。
「お腹を痛がっています。 」
ぎょっとして診察に行ったところ、30分おきに体をよじって痛がるようになっている、と。
再発がかなり疑われる………。
つたない(というよりも、初めて腸重積のエコーを当てたのです)私のエコーですらtarget sign(腸重積に特徴的なもの)が写りました。
そして、再度整復へ。たまたまいてくれた1こ上の先輩が手伝ってくれました。
数時間の間に2回の整復。
11ヶ月ぶりながら、これで次は大丈夫かな、と少し自信になりました。
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