そんな赤ちゃんが立続きました。
生まれた時から比べて体重が減っている子、生まれた時から体重が全く増えていない子。
原因はいろいろです。
飲ませていない、という親側の問題。
飲み方が下手、何らかの基礎疾患があり飲めないなど飲む量が足りない場合。
胃食道逆流症や胃軸捻転、肥厚性幽門狭窄症など病気があり吐いてしまう場合。
飲めていて吐きもしないんだけど、基礎疾患があり体重が増えない場合。
体重がある程度は増えていれば、外来で指導して次回外来で体重測定、も可能。
でも、体重の増えがあまりに悪い場合やむしろ減っている場合には、外来で、と見過ごすことはできず、入院になります。
ここ最近多いのが、入院にまでなるお子さん。
原因は人それぞれではありましたが。
赤ちゃんたちは分かりにくいけど、分かりやすい。
元気だと元気だよっていう態度だし、よく飲んで体重が増える。
逆に、赤ちゃんの体重が減るというのはその子にとっては危機的状況。
でも親御さんによっては、いくら言っても危機感を持ってくれない方もいて、小児科医としてはもどかしいこともある。
脅してもしょうがないんだけど、でも危機感を持ってもらいたい。
そんな上手い説明を出来るようになりたいな、と体重減少の赤ちゃんたちを立続いて担当して思いました。
今年一年、一般小児をやっていて、でもなんとなく多いのは赤ちゃん。
入院患者さん割り振りで私が選んでしまうというのもあるし、ちょっとしたことを見過ごせなくて(親御さんの様子とか、体重が微妙とか、予防接種全然進んでいないとか)外来おいで、っていってフォローしている子が多いのも一因だとは思うのですが。
それにしても、外来初診で赤ちゃんをもらう率がそれなりだと思う今日この頃です。
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