カンガルーケアミーティングというものがありました。
「カンガルーケア」というもの、日本ではだいぶ勘違いされている気がします。
今の一応の言葉の定義。
カンガルーケア=状態の安定した早産・低出生体重児の子たちを対象にした、お母さんと肌と肌が触れ合うように抱っこしたもの。
正期産の子の出生直後の母と子の接触は、早期母子接触(early skin to skin contact)と呼ばれます。
まず、日本ではこれらがごっちゃにされています。
そして。
カンガルーケアには、安全に行うための方法というか、ポイント、があります。
ただただ、抱っこをすればよいというものではありませんで。
正しい姿勢もありますし、そんな姿勢で長い時間いたら母の手も辛い訳で、それをサポートしてくれるカンガルーグッズもあります。
早期接触でも、必ずモニターなり、医療者の目が届く状態で始めるように、とかね。
で。
このたび、カンガルーケアミーティングに行って来た訳です。
私の旅日記報告はともかくとして、他の先生方のお話はかなり興味深かったです。
ちなみに。
カンガルーケアってね、赤ちゃんの状態が安定したり、睡眠の質が改善したり、脳の発達に良い影響を与える(脳の容量ということもだし、情報伝達という意味でも。)、というデータが出始めているようで。
正しい情報と適切な方法が伝わって広まって行くといいな。
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