亡くなった子供たち・赤ちゃんたちが受けられる最後の検査。
全ての亡くなった子供たちには受ける権利があります。
とは言っても、お話をしにくい検査ではある。
お子さんを亡くしたばかりで、つらいだろうに、そのお子さんの体にメスを入れて体の中を調べるだなんて、言いにくい。
のだけど、と言っても、なんで亡くなったのかをはっきりさせる最後の機会ではあります。
また、剖検で分かることから、将来同じような子がいた時の治療にも役立っていきます。
火葬してしまうともう出来ない検査ではあるので、辛い時期に決断を迫ることになる。
自分だったらどうするんだろう、って思うけど、分からない。
今日、初めて赤ちゃんの剖検に立ち会った。
大人と違って、小さすぎるので、剖検の台には乗せられないので、小さな小さな台に乗せての剖検でした。
臓器の重さを量るのも、小さな台所用のはかり。
途中で見てるのが辛くなっちゃった。
頑張ったんだ、っていうのが分かって、辛くなっちゃった。
あまりに小さくて、あまりにはかなくて。
頑張ったんだね。
私にとって、貴重な経験をさせてくれた赤ちゃんに感謝をするとともに、ご冥福をお祈りします。
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