なのかもしれない。
でも、最近、どうしてもグルグルと考えてしまっている。
よく分からなくなってる。
やりたいことがある方が幸せなのか、無い方が幸せなのか。
頑張ることで幸せになれるのか、頑張るせいで幸せでなくなるのか。
私はなんで生きてるのか、何を信じて生きていけばいいのか。
分かってる。
医者になりたいのになれない人だっている。
医者になるのに沢山の税金を使ってもらっている。
医者になるのに、沢山の人に手間ひまかけて育ててもらっている。
他の仕事だから良いという訳ではないのも分かってる。
どんな仕事だって大変なことも嫌なこともあると思う。
だけど、どうしても最近思ってしまう。
医者になって良かったのかな?
私の身の丈に合ってなかったんじゃないかな?
もう少し違う職業、違う人生の方が良かったんじゃないかな?
きっかけはいつも同じ。
違う職業の人と(または、全く違う生活の科の人と)話すこと。
あまりに違う人生であることを、分かってはいるけど、さらに突きつけられる気がするから。
分かってる。
(医者としては)そんなに酷い時間に終わる毎日な訳ではない。
土日のどこかでお休みだってもらえてる。
一番下っ端ということもあり、楽をさせてもらってる。
上の先生方はもっともっともーっと大変なんだから、絶対に言えないし顔に出せない。
だけど、なんだか気持ちがとってもいっぱいいっぱいで生きてる。
複数の人に言われた。
はやたまが医者に合ってないとは思わないよ。
僕も(私も)そう思うことあるよ。
しょうがないよ、医者っていう職業だもん。
しょうがないよ、小児科選んで(さらにNICU志望)なんだから。
最悪転職すればいいや、って思いながら続けてるよ。
みんなに言われたことも頭では理解できる。だけど、どうしても心にストンと来ない。
医者という職業が嫌いではなくて、むしろ好き。
責任の重さを3年目になって初めて実感し始めてるけど。
毎日が楽しくない訳でもないし、すごく投げ出したい訳でもない。
朝仕事に行くのがすこぶる嫌な訳でもない。
医者を続けるならNICUかな、とも思ってるくらい。
(NICUの医師、どこかで辛くなりそうな気はするけど、とりあえずは、もー無理!ってなるまで頑張ってみようと思ってる。やらないと納得しない性格だし。)
どうやって勉強していったらいいのか、成長を焦ってる部分があって苦しい感じがあるのは事実。
上の先生たちが大好きで、すごく憧れてるんだけど、でもその上の先生たちの働き方を見て、私には無理かもって先を不安に思ったりもする。
私の人生ってなんなんだろう、何がしたくて生きてるんだろうって思ったりもする。
ONでいっぱいいっぱいだからということもあり、OFFも行き詰まってしまって、ON OFF両方で辛くなってるんだと思う。
自分の毎日・自分の人生に不満がある訳ではないんだけど。
恵まれてるとも思うんだけど。
ただ、勝手に人と比べて凹んでいて、そんな自分も嫌。
キャパ少ないというか、自分に自信がないというか。
何が言いたいのか分からない日記になっちゃったけど。
とりあえず医者(小児科医)を辞めるつもりはないです。
でも、普通の女の子の人生にも憧れる今日この頃です。
あーやめやめ。
当直明けは余計なことを考えてはいけません。
思考回路おかしくなってますから。
おやすみなさいzzZZ
2 comments:
はやたま、お疲れさま(^^;)。
ぐつぐつと煮詰まってるね。
俺自身の価値観が多分にあるので
適当にあっさりと流して読んでみて。
まず自分自身が幸せになろう。
そして幸せであるために
最大限の努力をし続けよう。
こう書くと自分のことだけ考えて超自己中に生きろってこと?となるけれど、話はそんなに単純ではない。
人はいろいろな欲求の下で当たり前だけど生きていて、その欲求の強さでいつ幸せに感じるかは人によって違ってくる。
医者っていうのはもっとも単純に言うと患者さんとその御家族から、この先生に診てもらってよかったというのを目指して医療をしている。
高校生が医者を目指したくなるきっかけは病気になって困っている人を救いたいが根本にあって、その後、個人の好みで分岐する。
患者さんから認めてもらうことが自分の幸せの一部になるし、このまま頑張り続けようというモチベーションになる。
もし患者さんから感謝のお手紙をもらうことがあったら、大切に取っておこう。気力が途切れそうな時に読み返すとまた前向きになる。
今はまだ上の先生から指導されて感謝されても上の先生の指導が大きくて、なかなか実感が持てないだろうけれど、だんだん感じるようになるよ。
もうひとつ。
むかーしむかし高校生の時にかなり背伸びして読んだ本にAlain on happiness「アランの幸福論」という中に意図的楽観主義てのがある。
難しいことは置いといて要点は意図的に前向きに考えようとする習慣がないと人は悲観的になりがちで、世の中暗いニュースが多いし仕事は辛いし、negativeになる。
患者さんの病状説明で・・・という合併症が5%で起こりますという説明をした際に「私はついてないから、そうなります。」と決めつけて、95%無事に行く可能性を過小評価する人はかなり多い。
99%でも同じことだし、99.9%でも患者さんはnegativeに考える人は考えてしまう。論理的に考えれば99.9%なら、ほぼ1000倍確率高いんだから、positiveで普通だよね。
どんな状況でも捉え方次第で前向きにも後ろ向きにもなれる。どっちでも見方が取れるのなら、それならいっそのこと前向きに考えてみたらというのが意図的楽観主義というもの。
高校生が大学合格率5%のE判定くらってもどこまでも前向きに考えるちょっと馬鹿?くらいが幸せに生きられるよ(^^;)。
血液内科だと骨髄移植後に白血病が再発したことを知って凹むことがあるけれど、患者さんがまた再挑戦して移植しようと前向きになっている姿を見て、患者さんが前向きなのに医者が後ろ向きでどうするとはっと気がつかされたことがある。いつか小児血液でも同じような経験をすると思うよ。
取りあえず高い理想の余り無理しすぎて
ぶっ倒れないように。
ゆっくりとゆっくりと。
佐々木 宏治
先生(;_;)
ありがとうございます。
煮詰まってるというかなんというか。
基本的に毎日楽しく楽観的に過ごしてるんですけどね。
周りにもおめでたいね、って言われることが圧倒的に多い私ですから(笑)
ホント、当直明けに考えちゃダメですね。
一晩良く寝て(日数経ったのもありますが)だいぶまた楽観的になりました。
自分自身の幸せを疑ったことはないし、むしろ私の人生ってなんかいろいろ幸せに進んでて
運がいいなぁって思うくらい。
毎日の仕事も楽しいし、辞めたい訳じゃなくて自分の人生いいなとも思うんです。
なんだけど、人の話を聞いた時に揺らいじゃう。
こんなに違う人生で良かったのかな、って。
自分の人生に自信がないんでしょうね。
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