血管確保。
採血なりライン確保なり。
難しい人はホント難しいです。
血管が深いところを通っている人や太った人、動脈硬化が進んでて血管が硬い人や高齢者で血管が動く人、小さい子も難しいです。
採血はまだいいんです。
肘のところだろうがどこだろうが、刺さればいいから。
でも、ライン(点滴)となると話は大変です。
肘など関節近くでは曲がってしまうからダメですし。
ある程度以上の太さがないと点滴落ちないし。
どちらにしても、血管確保の最大のポイントは、血管を見つけること。
指す技術より探す技術が大事です。
血管がどこを走っているかを知っておき、その線上をくまなく探す。
で、太さがまあまあで真っ直ぐな部分がそれなりにあるところ(針がきちんとおさまるためには、少し直線部分が必要)を探す。
って書くと簡単なんですけどね。
老年病内科の患者さんたちは、糖尿病あり、高血圧あり、動脈硬化あり、で血管がボロボロな人が多くて困っちゃいます。
自信を持って刺せる場所を探すのが鉄則とはいえ、難しいです。
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