学生時代から含め、いろんな科を回っていると徐々に自分の向き不向きや、やらたい方向性が見えてきます。
まず、私は患者さんを相手にしたいです。
だから、病理や放射線科はあまりやりたいとは思いません。
また、私はオペが苦手であり、さらに、人の話をしっかり聞きたいので外科系はあまり向かないです。
とか言ってると、あっという間に、残るは内科か小児科か?
さらに、私は急変ばかりでバタバタしているところより、多分だけど、人としっかり向き合える科が向いているんだと思います。
さらには、generalに診たい。
『それは専門外だから知らなーい。私はこの臓器しか興味ないです。』ではなくて、きちんと患者さんは患者さんとして全体を診たいです。
ずっと、子供が好きだから小児科、と漠然と考えてましたが、最近ライフワークとして何をやっていきたいかを考えるようになりました。
改めて考えてみても、一般小児科医または一般内科医が私にはいいのだろうと思います。
まぁ、野望としてその先にある夢は、癒しの医療。
まだまだそんな具体的にはっきりしている訳ではないですけどね。
その為に少しずつでも勉強していこうとしているところです。
そんな中、今の私にとっては衝撃的な話が持ち上がっています。
『はやたま、老年病内科に向いてるよ』
どういうことかと言うと。
この2ヶ月を見ていて、教授を初めとした老年病内科ね皆に『小児科より老年病内科に向いてると思う』って言われるんです。
というか、医局でそんな話題にもなってるらしいです。
今までかつて『うちの科に向いてる』と言われたことはありません。
小児科は『行きたい』って言うから、『いいんじゃない?向いてるんじゃない?』って言われますが、それ以外では初。
いったいどういうことかと思って、一緒に回っている2年目のM先輩に聞いてみたんです。
そしたら、『小児科もいいと思うけど、老年病内科は向いてると思う。患者さんを元気付けてやる気を出させる、そんな才能はずば抜けてると思う。』と。
このMさんの言葉自体はすごく嬉しかったです。
日々凹みながら生きている私にとって、そして、最終的に癒しの医療を目指したい私にとって、密かに涙してしまいそうになるくらい、嬉しかったです。
でも、志望科ではないと明言しているにも関わらず、ここまで皆に口を揃えて向いてる、とか言われると考えちゃいますよね。
私にとって一番いい選択肢はなんなんだろう。
何をやっていきたいんだろう。
またしばらく悩みそうです。
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