血液内科は内科なのに移植をやってるめずらしい内科です。
骨髄移植とか、末梢血幹細胞移植とか。
どう移植するか知ってます??
私、骨髄に針を刺して、注入するんだと思ってました。
もしくは、骨を開けて骨髄を入れるんだと思ってる知り合いもいました。
実は、単なる点滴です。
骨髄液を(そう、意外かもしれませんが液体なんです!)点滴するんです。
取ってきた骨髄や末梢血幹細胞が入っているパックを点滴します。
輸血に近い感じです。
意外ですよね。
点滴とか輸血は最中に医療者がずっと様子を見ているということはありませんよね?
移植では、途中で何かあったら大変ですから、ずーっと医師が貼り付いて実施します。
ちなみに、採取する方法は実に単純です。
骨髄バンクとかで骨髄をいただく場合、腰骨の背中側のところに針を刺して、いただいてきます。
2lくらい採取するので、増やすようなお薬を使ったりもします。
身内や自身の末梢血幹細胞を採取するなら、白血球を増やすお薬を使い、増えたところで、献血のもっと大がかりなような感じで採取します。
なぜか、私は移植の患者さんばっかり担当でビックリな感じです。
白血病とリンパ腫も少しいますけど。
メジャーなはずのR-CHOP(抗がん剤治療の一種)とかをやる方はいません。
隣のグループにはいっぱいいるんだけどね。。
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