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Apr 18, 2010

面倒をみてもらえるということ

数日前の日記で、学生さん、っていうのはすごく幸せな立場だ、という話を書いた気がします。
学生に限らず、今の私もかなり幸せな環境にいるなぁ、と改めて思いました。

* 回りたかった科を回れている
4,5月は血液内科です。
小児科に行くにあたり、回りたかった科です。
なかなか希望が通らないといわれている中、実は第一希望です。

* 同期に恵まれてます。
困ってたら助けてくれるし、凹んでたら慰めてくれるし、一緒に頑張っていこうね、という環境です。
もちろん、私も周りが助けを必要としている時には助けていけたらと思います。
まだまだ、そこまでの余裕がないのが悲しいところですが。

* 先輩に恵まれてます。
学生時代もそうでしたが、今もそうです。
先輩というか、先生というか。

学生のときに最初に回った循環器内科でお世話になったSI先生に関してはとってもはっきり覚えています。
すごく優秀で、テキパキしてて、憧れでした。
S先生みたいになりたい、そう思いました。

研修医として最初に回っている血液内科でお世話になっているS先生もすごく優秀で、頭が回って、憧れます。
数年後にS先生みたいになりたいです。
きっと、最初についた先生だから、循環器のSI先生と同様、いつまで経ってもはっきり覚えていると思います。

S先生、沢山のことを教えてくれます。
採血のコツに始まり、今受け持っている患者さんのとあるプロブロムに関することを日々少しずつ教えてくれます。
CXRの読み方、頻脈の対応、高Kのこと、O2投与について、GVHDのこと、などなど。

毎日少しずつ賢くなってる気がします。
もちろん、自分で学んでいかなくてはいけないので、自分でも土日は本を読んでみたり、先生に教わったことを復習してみたり、実際に自分の患者さんに当てはめて考えてみたり。
少しずつやってますが、まだまだ足りません。

先生の中には、下の先生や学生を教えることをしない人もいます。
もちろん、自分で学んでいくのが基本ですから、それも正しいと思います。
でも、学ぶテーマやきっかけをもらったり、疑問にすら思っていなかったことを質問してもらったり、実際に自分がやったことへのFeedbackとかは大切だと思うんです。

それをしてくれるS先生に当たった私は幸せだと思います。
まぁ、S先生チームは移植の患者さんばっかりで明らかに大変だというのはありますけど(笑)


そして、私も今度はそういう環境を学生に提供していけたら、と思います。
まだまだ自分自身が足りない状態だから、どこまで出来るか疑問ではあるけど、徐々に出来たら、と思ってます。

来週か再来週、もしかしたらゴールデンウィーク明けには医師免許が届き、ついに処方や検査のオーダーを入れられるようになります。
楽しみなような、でも、今の仕事に+αかと思うと不安でいっぱいだったり。
それまでに極力、今の仕事には慣れておきたいと思います。

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