今日、午後に急患として入院してきた患者さんがいて、私がついているグループが受け持つ順番だったので、担当することになりました。
対応をしていた途中で上のI先生が外勤日(=大学病院以外の関連病院その他に勤務する日)だったので途中でいなくなってしまいました。。。
取り残される、研修医のS先生と私。
今月ついているS先生はすごく優秀で、テキパキしてるし、賢いし、優しいし、ホントカッコいいんです。
私はいつも基本的にうろうろおろおろと先生の後にくっついていってるだけですからねぇ。
で、さて。
そんな状況では私も出来ることをしなくてはなりませんですよね。
ここで昨日の経験が生きてくる訳です。
えぇ。心電図☆
先生が採血してルート取ってる間に、心電図を無事とり終えました。
たかが心電図1枚。されど心電図1枚。
ちゃんと取れる様になったのは嬉しい限りです。
で、その後入院になって病棟に上がり、点滴・検査などをしたり、今までのカルテや病歴の把握してたり。バタバタしてたんですが。
夜7時頃にS先生に「心電図をもう1回取ろう!」って言われて。
心電図を無事とり終えた時、御家族の方が私に向かって、「夜勤ですか?」と。
一瞬、意味が分からなくて、目が点になったら、S先生が「いえいえ。いつももっと遅いから大丈夫ですよ。」と。
それで意味が分かりました。
看護婦さんたちは日勤、準夜帯、夜勤、など交代制です。
夜7時ともなれば、みんな交代しています。
ところが、医者はそうではないので、昼間対応した先生がそのままです。
ついでに、医学生もそのままです(笑)
夜9時に心エコーを取りに行くS先生についていった時には、患者さんに「徹夜なんですか?」と。
まさか患者さんや御家族の方にそんなことを言われると思っていなくて驚きました。
「いえいえ。ちゃんと寝ますから大丈夫ですよ。」って答えてましたけど、実は先生最近急患続きであんまり寝れてないの知ってるんですけどね。
あり得ない時間まで病棟にいて仕事してますからね。
今週は特に忙しくて、先生が日に日にやつれていくのを見ていて辛いです。
医者って意外と大変なんです。
患者さんが寝た後にも、その日した検査を分析したり、過去とか現在の病気の状態を正確に把握するためにまとめてたり。
急患が来れば対応をしていたり。
先生を見ていると、後2年後にそれを出来ている気が全くしません。
やっぱり先生ってすごいなぁ。
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