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Aug 14, 2015

小児科と内科

以前、小児科と外科で視点が違うということを書いたような気がしますが。
小児科と内科でもなかなかに違うということを今回実感しました。

というのも。
とある基礎疾患を持つお母さんから生まれるお子さんがいまして。
その子の検査をどうするかについて意見が内科と小児科で異なるんですね。

小児科としては、早期診断がつけば治療介入もできるから、起こってくる合併症や後遺症を減らすorなくすことができるからよい。というスタンス。
内科としては、産後の母の状態も心配だから、生直後に症状がないのであれば、すぐに検査をしなくてもよいのではないか、というスタンス。


どっちがあっているという訳でもないとは思います。
が、なるほどなぁ、と今回思いました。

結局、折衷案が一番良さそうだということになり、少し様子をみて、でも症状が出現してきてしまう前までに検査のお話をするのはどうか、ということとなりました。
いろんな立場、いろんな視点の先生と話すと視野が広がります。
当たり前だけど、医療者以外と話をすると、もっと視野は広がりますが。

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