読めないんですよね。
心電図の方がまだ読める。
脳波は脳の活動を拾う検査です。
頭にペタペタと電極を貼り付けて、しばらく寝ててもらって記録します。
大人だと、起きているところから始まり、横になって寝始めるくらいまでをとります。
子供だととてもそんなことは出来ないので、眠くなるお薬を飲んでもらって、寝てる間にとります。
読むポイント、が決まってるのは決まってるのですが、心電図と違って基準値がはっきりしている訳でもないし、記録も20-30分とか長い。
となると、私には訳分からない波が流れていっているようにしか見えないのです。
新生児の時には、最小限の新生児脳波は読めるようになりました。何週相当なのか、活動が抑制されていないか、異常波は出ていないか、とか。
ところが、新生児と小児だとまた全然違うのです。そして、小児の中でも年齢によって正常な脳波は全く違うから困っちゃう。
見るポイントを教わり、自分で読んでみて、上の先生にみてもらい、最終的には部長先生(小児神経専門医)に確認をもらう。
という作業が始まっています。
検査をオーダーするのは簡単。
(といっても今の私だと、何の検査を出すかを選ぶのも迷いますが)
でも、小児の場合は特に、検査を実際に行うことと、解釈することが大変。
暴れて検査出来ない子もいるし、0歳の子と12歳の子では正常がそもそも違うから、検査結果がその年齢の子にとって正常なのかを判断するのも大変。
そんなこんなを実感しつつある今日この頃です。
頑張れ、私。
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