早産の赤ちゃんが生まれることが予想された場合、基本は母体搬送です。
生まれたての赤ちゃんを搬送するよりも赤ちゃんに対する負担が少ないので。
でも、どうにも間に合わない!搬送していたら救急車内で生まれちゃう!みたいな場合には、搬送せずに、そこの施設でお産になります。
その場合、私たちNICUの医師が立ち会いに呼ばれ、赤ちゃんをそのままお預かりしてきます。
それを、「迎え搬送」と呼んでいます。
今日、ここに来て初めての迎え搬送に行ってきました。
朝一に、昨晩当直だった先輩から電話が。
「今すぐ来れる?◯病院から電話があってね、29週の児がもう生まれちゃうから迎えに来てほしいんだって。」
電話をもらったのが6:54。
すぐに支度をして、家を出て病院まで自転車をすっ飛ばし。
7:02にはスクラブに着替えて準備万端。
女子とは思えぬこの速度(笑)
迎え搬送に行くとは言え、誰かはうちのNICUに残っている必要があります。
無医村になってしまいますから。
先輩は、担当の25週の児のことで離れたくない、と言う事で。
私と、同じく呼ばれた上のI先生で行く事に。
自治体の救急車に、クベース(保育器)と呼吸器やらが積まれたNICUの持ち物のストレッチャーを乗せて、いざ出発。
隣の市とはいえ、乗り物苦手な私にとっては一大事。
気持ち悪い、、、って思いながら到着。
産婦人科病棟まで駆け上がりました。
既に生まれてしまっていましたが、幸い、しっかり呼吸も出来ていて一安心。
赤ちゃんを連れて、救急車で帰ってきました。
目が回るーーー><
いやぁ、ここ4ヶ月ちょっとで5回目の救急車。
乗り物苦手な私にしては頑張ってます。
来る前には、こんなに乗るはずでは無かった気がするんだけどなぁ(笑)
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