私が今の職場のNICUに来て半年になりました。
この半年、必死すぎてあっという間でした。
半年で成長したなって思うことも多々あります。
一人で当直をしていても、とりあえずは怖くなくなった。
赤ちゃんの初期蘇生と入院時の処置が出来るようになった。
ラインやCV、エコーなどの手技が少しずつ出来るようになった。
自分なりに考えて、赤ちゃんたちの方針を立てられるようになってきつつある。
でも、当たり前ながら、一方で私まだまだだな、って凹むことも多かったです。
心疾患が無いと思ったけど、実はあった。
ラインが入らなくて、上の先生を呼んでくることもまだある。
方針を決める時に、どうしていいか分からなくて上の先生の考えをとりあえず聞いてしまう。
いろんなこと(予防接種だったり、検査だったり)がまだ抜けてしまって、後で気付く事も多々。
そして。
NICUに来てから、命について、生きているということについて考えることが増えました。
いろんな境界線が引かれてしまう現場にいるからだと思います。
いろんなハンデをかかえて退院していく児たちを見ていて、その子たちがその後どうなるのだろう、という事も考えるようになりました。
でも、今の私は自分の中で消化しきれていなくて、自分の中での結論もなくて、お母さんたちと真正面から向き合っていける自信はありません。
数年とか10年とか経験を積んでいったら、少しは上の先生たちみたいになれるのかな。
まだ半年、されど半年。なんだか、今後の私の医師としての人生にとって、大きな一歩となった半年な気がします。
まだまだこれから。頑張っていこう!
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