赤ちゃんの点滴。
手はもちろん、足にも入れますし、臍の緒を切った後のところから臍カテを入れることもあります(臍カテはけっこう太めのものが入るので、週数の浅い子たちならけっこう使う)。
もうちょっと大きい、いわゆる乳児、と呼ばれる子たちであれば短期間なら骨に刺す骨髄針を使うこともありますが、NICUというより救急の現場の話。
もちろん、元々血管が細い赤ちゃんたちですから点滴は大変です。
週数の浅い子たちは肌がゼリーみたいになっていて、私にとってはまだまだ難しいです。
でも、それよりなにより私が最近大変で困っているのは、長期入院で沢山点滴をさされている子たち。
血管がつぶれてしまっていて、まっすぐな血管がすでに残っていないことが多いんです。
今私が担当している子でも、既に点滴ラインを入れられる場所がなくなってきている子がいます。
そうなることが予測されていたため、今まで極力点滴は手に入れるようにしてきて、足の血管は温存してきました。
緊急時に点滴が入らないと困ると思って。
でも、もう足の血管を温存出来なくなって来ているくらい手の血管がありません。
ついに足にもさし始めました。この先どんどん血管が無くなってくることが目に見えています。
でも、退院の見込みはまだなくて、先は長そうな子なんです。
私の不安材料がまた一つ増えてしまいました。
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