ハッピーフライトの映画を見ていて思い出した笑い話のような本当の話。
ERを回っていた時のこと。
ER-ICUに入院してた某患者さん。
本人も挿管されていて、でも意識状態はクリアだった患者のKさん。
ある日の午後、テレビのドラマの再放送を見ていました。
そのドラマ、救命病棟24時。
それを、病室で自分自身も人工呼吸器につながれたKさんが一生懸命食い入るように見てるんです。
だからね、「Kさん、自分と同じような状態のドラマ見てて楽しい?」って聞いたんです。
そしたら、うるさい!と言わんばかりに手で制されました。。
(挿管されてるから、しゃべることはできない。)
後で聞いたら、医療ドラマが好きなんだそうです。
自分が同じ状態にあっても、気にならないんだそうです(笑)
えっ、なんで気になるの?的な目できょとん、と見られました(笑)
でも、傍から見てると、テレビの中と患者さん自身の状態と同じっていう。
なんとも言えない状態でした(笑)
No comments:
Post a Comment