さてさて。
麻酔科研修医としては全くもって役に立たないはやたまです。
ラインすら取れない。あのバタバタの中、何をしたらいいか分からない。頭の回転はついていかない。
そんな中、今日は嬉しいことが2つあったんです。
<その1>
今日、老年病内科にいたときのことを、麻酔科に先生に褒められました。
というのも、当時担当だった患者さんにオペが必要だということになったんです。
ところが、心不全はあるわ、糖尿病はあるわ、心臓の中には人工弁が入っていてワーファリン(血をサラサラに保つ薬の一種)を切ることはできないわ、ペースメーカーは入ってるわ。
そんな感じだったもので、麻酔科に術前診察をお願いしたら、私が呼び出されたんです。
「麻酔のリスクが高すぎるから、ちょっと患者さんのことでご相談したいから来て欲しい」と。
そもそも、普通は術前診察をお願いするのは外科の先生なんですけどね。
で、当時の私(2週間ほど前)は麻酔のリスクって何??とか思いつつ麻酔科カンファレンスルームに出かけていき、患者さんの説明をしたんですね。
私は必死だったから、「そうだったっけか?」程度なんですが、どうも、何を聞かれてもちゃんと答えてたらしいんです。
糖尿のことでも、ペースメーカーのことでも、肝臓のことでも。
で、1年目なのにあれだけ患者さんのことを把握してるのはすごい、と麻酔科の先生方は思ってくださったみたいなんですよ。
という訳で、覚えていたみたいで。
老年病内科の人だよね?って、いろんな先生に聞かれ、褒めてもらいました。
これはちょっと嬉しい^-^♪
<その2>
初挿管が成功♪
「挿管」というのは人工呼吸器などにつなぐために肺に管を入れることです。
全身麻酔をかけると呼吸も止まってしまうので、必要になります。
L字になっている器具を使って、のどを見て、気管の方に入れていくんです。
(喉では食道と気管とに分かれてて、間違えて入れると大変!!)
私は今まで、模型で練習したことは何度もありますが、実際に人にやったことはありませんでした。
今日、初めてやったんです。
そして、成功♪
嬉しかったです。
それがいくら小児(3歳児)といえども。
(子供の方がのどが見やすく、入れやすいんです。笑)
No comments:
Post a Comment