今日はのorientationは面白かったです。
ちなみに、日本とは違い、授業形式ではなく、discussionです。
最初が、disparityについて。
つまり、医療に関しての不平等、格差がある、ということ。
アメリカは日本以上に、様々な国の人がいて、個々人の教育・環境・文化などはかなり異なります。
それにより、さらに、保険の問題もあるので、受ける医療・医療へのアクセス(医療機関へのかかりやすさ)は全く違います。
それ以外にもいろいろな理由はありますが、格差はすごくあるそうです。
例えば。アメリカの人口の15%がラテン系(Mexicanが多い)です。
でも、アメリカのHIV(エイズウイルス)陽性者の20%がラテン系です。
アメリカの平均寿命は70いくつか(70歳代後半だったかな?)です。
黒人の方・アフリカ系の方以外で計算すると、81歳まで伸びます。
これってすごいですよね。
日本でも少しは問題になっていますが、こんなにではありません。
でも、日本の大学では、日本国内のこういったことを習わないのも事実。
確実に格差はあって、そして、口には出さないけど、いろいろな人に偏見を持っていることも事実。
先生の言葉で印象に残ったものがいくつもありましたが、そのうちの1つ。
"We are all bond to have bias."
2つ目は、Giving and Receiving Feedback。
つまり、Feedback(良かった、悪かった、などの意見)をどうもらうか。
どういうfeedbackがよいのか。
もらう側として、どういう工夫をしたらよいのか。
例えば、患者さんに問診したとします。
終わった後に、先生に「良かったわよ」と言われたとします。
それって、嬉しいけど実はあんまり役に立たないですよね?
今日、私たちのdiscussionを通じて出てきたことを先に言ってしまうと、
* Specific(具体的に)
* Practical (実践的に)
* Positive and negative (いいことも悪いことも)
* safety (安心して聞ける・攻撃的でない)
* non-judgement (評価・判断ではない)
* timely (タイミングも大事)
* step by step (手技・手順では1つ1つ)
などのfeedbackがいいと考えられます。
確かに、日本でもこういうFeedbackはありがたかったです。
では、我々が病棟に出た際にはどうすればいいのか。
先ほどの問診の例で言えば、
「ありがとうございます。実は、先ほど問診をしていた時に、Mr.○○があまり心を開いてくれていなく、あまり話してくれないように感じたのですが、どうしたらもっと心を開いてくれますか?何か改善できる点はありませんか?」
などと、生徒側も気になることを具体的に聞けば、具体的なfeedbackが返ってくる訳です。
なんでもそうだそうです。
日本だとなんせ受身な感じで全て進みますからねぇ。
アメリカでは積極的にいきたいと思います。
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