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Aug 17, 2013

お盆

世の中には、お盆休みというものがあるそうですね。
何人かの患者さんに、「お盆でも病院はやってますか?」と聞かれて気づきました。

私たちにはお盆もお正月もありません。
病院は年中無休です。

しかも、年末年始やゴールデンウイークなど、祝日の場合は病院も休日体制ですが、お盆は普通の平日。まったく自覚がありませんでした。

でも、クリニックの先生方は一人でされていることも多く、お休みのところがほとんどです。
そうすると。普段かかっている先生がお休みだと、とたんに行く場所に困ってしまう子達が出てきます。

なもので。今週の外来は死ぬかと思う忙しさでした。
午前外来担当、午後は時間外担当、の日はヘロヘロになってました。
その日にそのまま当直でなくて良かった。

皆さん。
楽しい夏休み、くれぐれも事故や熱中症、夏風邪には気をつけてくださいね。
普段と違う、遊びに行った先や帰省した先、遊んで帰ってきて帰宅した時。
具合の悪くなりやすいタイミングは沢山あります。

遺伝疾患

世の中にはいろんな疾患があります。
疾患によっては、親御さんからお子さんへと引き継がれるものもあります。

それは、体質という形かもしれません。疾患そのものかもしれません。

その疾患がどういうものなのか、自分が将来どうなるのか、ということも大事なんだけど。
遺伝する疾患の場合、どう遺伝していくのか、子供はどうなるのか、ということも大切。
 想像を絶する、思いがあると思います。

それを上手に伝えられる専門家が、遺伝科の先生です。
どういう疾患?この子の将来は?次の子は?孫には?
親御さんの疑問に分かりやすく、正しく説明していきます。
そういう専門家です。隣でお話を聞かせてもらう機会が何回かありましたが、やっぱりすごいです。

私が今、外来で診ている子も、こんな遺伝の問題にぶち当たっています。
まずは、知っている遺伝の先生に相談するところから始めてみます。

Aug 3, 2013

診療所

うちの病院には、附属の診療所があります。
簡単な検査しかできない、入院の出来ない、診療所。
いわば出張所みたいな?都内と違って、病院に行くにも一苦労、周りに小児科なんてありません、みたいな所もまだあるっぽい。

そこで具合が悪い子たちは、本院であるうちの病院に送られてきます。
普段は、常勤の上の先生がいます。私たち若手は、送られてくるお子さんを診るだけです。
でも、普段の先生がお休みの時は、若手も行きます。

今週、私も診療所に行って来ました。
先輩先生たちはね、重症な子はあんまり来ないし、来たらここ(病院)に送ればいいし、夏だからあんまり患者さん多くないし、いいよ、って言ってたんです。
で、実際に行ってくると。
あまりの孤独感に悲しくなりました(:_;)

普段は、困ったら隣の診察室に先輩はいるし。
他の科の先生に聞く事も出来るし。
普段がどれだけ恵まれているのかを実感しました。

開業するって孤独な戦いなのかな、ってふと思ったりしました。
(計画もそんなつもりも無いけど)

経過

医療者にとっては当たり前なんだけど、患者さんにとっては当たり前ではないことの一つ。
「経過」

例えばね、病気というのは時間経過と共に症状が変わってくことがある。
最初は熱だけ→喉が赤くなってくる→ブツブツが出てくる→広がって特徴的な発疹になってくる、など。
もしくは、最初はウイルス感染→長引いているうちに細菌感染症を合併、とか。

その場合、熱だけの時には当然ながら診断は付かないのです。
もしくは、違う診断名になりうる訳です。
なので、時間経過を見ることが大切になってきます。

分かってはいるんだけど。
患者さんにとっては、違う。
医者に行ったのに分からなかった、誤診した、ということになる。

そして、実は。
最初に分からなかった医者も悲しいんです。申し訳ないんです。
特に、今の私にとっては。


昨日、私が救急外来で診て、咽頭炎による発熱と診断した子が。
半日後に、別の診断で入院となりました。
うーん。普通の風邪の類とかだとそこまで凹まないのですが、今回はオペになったこともあり、凹みました。ごめんね、最初に全く分からなかったんだ。。。

先輩方は、みんな、この子は分からなかったと思う。
他の要因が明らかにあるから、分からないよね。
症状が全然なかったから、 疑えないと思う。
あの状況の子で疑うのなら見当違いでしょ、他を疑うでしょ。
とか、いろんな事を言われた。

うーん。

Aug 2, 2013

CPA

CPA = cardiopalmonary arrest = 心肺停止

小児科に来てから、CPAに立ち会った事は1回しかありません。
私が立ち会わなかった事例を合わせても数回しかありません。
ただただ、唖然としてしまって、言われたことをしようと試みて終わりました。

そして。そんな昨日。
当直でした。7時半過ぎまで、医局で先輩とお話をしていたんです。
7時半過ぎに嘔吐の子と、乳児期早期発熱の子が来て、救急外来に下りて。
診ている最中(ちなみに、二人とも入院になりましたが)のこと。

8時ちょっと前。救急救命科の先生が私の元へ来ました。
「CPAの子が来るから、手伝ってください」

話を聞くと、基礎疾患のある3ヶ月の子だ、と。
一瞬、頭が真っ白になりました。私一人じゃ無理だ。。。

(うちの病院では、hotlineは大人も子供もまずは救命科がfirst callとなります。救急車であっても二次救急以下は小児科や内科が診ます。
 ですが、救命科は大人の人が専門なので、小児、特に1歳未満の場合は小児科orNICUが呼ばれ、我々がメインでの加療になります。)

無理だ、と思ってまずした事。
ついさっきまで話していた小児科の先輩に電話をする。 が、つながらない。
別の先輩に電話する。  が、つながらない。
焦る。どうしよう、という焦り。

NICUの先輩に電話をしたら、つながった!
ちょうどカンファ中だったため、みんながいました。
「3ヶ月の◯◯病のあるお子さんがCPAで運ばれてくるんです!私一人じゃどうしたらいいか分からなくて、あの、」
ここまで言った時点で、「分かった」と。

児が運ばれて来た時、PEA(心臓の電気活動がわずかにあるだけの心停止)でした。
骨髄針を救命科の先生がトライするも入らず、挿管も出来なさそうな状況(というより、小児用ではなく、大人用しか無かった><)

というところで、先輩たちがかけつけてくれました。
ありがたかった。ようやく落ち着けた。
主治医の先生に連絡をするのもしていなくて、言われて初めて連絡をするという次第。

一人がラインを即確保、別の先輩が胸骨圧迫を交代、持って来てくれた喉頭鏡で私が挿管。
喉頭展開をした瞬間、目を疑いました。喉から先に多量のミルク。
その後も蘇生を続けてもPEAからAsystoleへ。脈は戻らなかった。

脈が戻らなくて、お看取りになって。
苦しい辛い。だけど、それ以上に、悲しかった。
私、小児乳児の蘇生を一人で立ち会えって言われたら絶対無理。
それを実感して突きつけられた感じ。

新生児の蘇生は最小限は一人でも出来ます。なんて言っても、立ち会う回数が非常に多かったし、人に教える機会もあるから、最小限はね。
でも、乳児、小児、って言われた時点で、ダメなんだ、ということが非常に良く分かった。一人じゃダメ。ライン取れる気もしないし、薬剤量の計算も一人じゃ怖い。
そもそも、CPAって言われた瞬間、頭が真っ白になった。
ダメだ、私。頑張れ。

Jul 28, 2013

先天代謝異常セミナー

というセミナーに出席して来ました。
難しかったーーー><

糖、脂肪、タンパク質などのエネルギーを上手く使えない疾患たち。
(あとは、その他の疾患もちょっとあったけど)
エネルギーが上手く使えないから、当然ながらいろんな病態を引き起こします。
いくつかの疾患は、新生児の時のマススクリーニングで検査されるようになりました。

でも、当然それ以外にも沢山の疾患がある訳で。
その可能性を考えないと、検査も出さないから、診断も付かない。
だから、小児科医/新生児医をするためには、どうしたって避けては通れない疾患たち。

なんだけど。
だからこそ、勉強に行ったんだけど。
だけど、難しかったーーー!!!

うーん。
勉強をするとっかかりは出来たかな。
自分で勉強をした上であと何回か行かないと理解できないだろうなぁ。
というか、それでも理解は出来ないかもしれない。
だけど、せめて、正しいタイミングで正しく疑えないといけないからなぁ。

Jul 21, 2013

NCPR

NCPR=新生児蘇生法

インストラクターを先日取得しまして、本日初めてインストラクターとして人に教えました。
沢山の先輩方と一緒だったので心強かった、はずが。
一緒のブースだった超先輩には、任せたからね!僕は少しだけ口を出す以外は何もしないからね、と言われ。。
完全にオロオロでした。。。

なんとかなった、と信じたいです。
初めてとは思えないよ、大丈夫、と言われたから何とかなったのだと思う。多分。

でも、やっぱり最初の流れのところで思わずBLS流になりそうになったり。
次々にシナリオをやっていくなかで、薬物治療が入ってるシナリオがすっ飛んでいたり。
あれ?でも、先輩と一緒に選んだから大丈夫だったはずなんだけどな。

ただ、みんながちゃんと躊躇わずに呼吸補助に入れて、必要なら胸骨圧迫が出来る。
30秒毎にちゃんと評価をできる、ということだけは出来るようになったんじゃないかな。

そして。半日しゃべり通しだったため、喉がカラカラ(笑)

人に教えるのはやっぱり難しいです。
自分がしっかりと分かっていないと、人には教えられないです。
それは、蘇生に限らず、何でもそうなんだけど。
(だから、普段の診療のことも、とにかく勉強だって思ってるんですけど。)
 
でも、こうでもしていかないと、蘇生だけでも忘れないでいないと、来年から困っちゃうから。 少しでも、先輩がたに近づきたいから。 少しでも、赤ちゃんの初期蘇生を出来る人を増やしたいから。

受講したい方がいれば、随時行います☆
出張もありらしいので、場所は問いません。
コメント or メールでご連絡ください。