赤ちゃんたちの呼吸中枢が未熟な場合に、呼吸をお休みしてしまい、呼吸や循環が苦しくなることがある(無呼吸徐脈発作)があるので、呼吸中枢を賦活化するお薬を使うのです。
イメージ的には、眠眠打破を何本か一気飲みするような感じ。。。
でも、赤ちゃんたちはそれでも寝ていますし(睡眠リズムは多少変わるのかもしれませんが)、それで呼吸は保たれてるという。荒療治?
で、いつも思うんですが。
私自身はカフェイン不耐症なので、眠眠打破どころかコーヒーは飲めませんし、緑茶や紅茶も相当薄めて、という状態です。
なので、赤ちゃんたちにカフェインを飲ませながら、気持ち悪くならないかしら?とか思ったりもします。
今のところそんな赤ちゃんを見たことありませんけどね。
そして、最近カフェイン製剤の新しいものが出来てきていて、点滴でも飲み薬でも同じカフェインを使えるようになりました。(今までは、飲み薬はともかく、点滴ではアミノフィリンを使うしかなかったので)
アミノフィリンは中毒域もあるお薬なので、少量で慎重になりますが、カフェインは中毒域と治療域が離れているお薬なので、比較的安全に使えるのでより安心です。
新生児から丸2年遠ざかっていた私なので、カフェインの点滴剤を使うのは実は初めて。
でも、使いやすいですね。上記のように比較的安心して使えるということと、IV(静注)ではなく、div(点滴静注)で使うお薬ですし、再loading(お薬の血中濃度を上げるために、最初の一回目は多めの量を使うのですが、その後の維持量を投与していても少しずつ血中濃度が目減りする子もいるので、どうしても呼吸が保てない場合、他の理由で保てないのではないことを除外して未熟性によるものとなれば、再度初回投与量を投与することがあるのです)もしやすいし。
そして、やはり思うのです。
カフェインで気持ち悪くなる赤ちゃんってなんでいないんだろう?
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